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イドメシンコーワパップ70mg

販売名
イドメシンコーワパップ70mg
薬価
10cm×14cm1枚 17.10円
製造メーカー
興和

添付文書情報2021年02月改定(第8版)

商品情報

薬効分類名
その他の鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
一般名
インドメタシン貼付剤(1)
禁忌
1.本剤の成分又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者。
2.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
効能・効果
次記疾患並びに症状の鎮痛・消炎:変形性関節症、肩関節周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、腱炎・腱鞘炎、腱周囲炎、筋肉痛、外傷後の腫脹・外傷後の疼痛。
用法・用量
1日2回患部に貼付する。
慎重投与
気管支喘息のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
重要な基本的注意
1.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。
2.皮膚の感染症を不顕性化する恐れがあるので、皮膚の感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用する。
3.慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮する(また患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する)。
副作用
承認時及び使用成績調査の集計より11,054例中副作用が報告されたのは101例(0.91%)で、その主な症状はいずれも貼付部に限局された皮膚症状であり、発赤56件(0.51%)、そう痒50件(0.45%)、発疹14件(0.13%)、かぶれ12件(0.11%)等であった(再審査終了時)。
皮膚:(0.1%~5%未満)発赤、皮膚そう痒、発疹、かぶれ、(0.1%未満)皮膚ヒリヒリ感、皮膚腫脹[症状が強い場合は使用を中止するなど、適切な処置を行う]。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊婦に対する安全性は確立していない]。
2.他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。
3.シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない。
適用上の注意
使用時:1.損傷皮膚及び粘膜に使用しない。
2.湿疹又は発疹の部位に使用しない。
3.必要に応じ、テープ等で保定することが望ましい。

1.健康成人男子に1日2回28日間連続貼付した場合、貼付1日後血漿中濃度は6.2ng/mLに達し、以後7.0ng/mL前後の濃度が持続した。薬剤除去後3日目には1/4まで低下した。
2.手術患者の膝に貼付した時、貼付部直下の皮膚、皮下脂肪、筋肉、滑膜までインドメタシンが吸収され、筋肉滑膜内濃度においても血漿中濃度に比べ明らかに高かった。
3.健康成人男子に貼付したところインドメタシングルクロン酸抱合体が最も多く排泄され、未変化体との排泄量の比はインドメタシン軟膏とほぼ同等の値を示した。累積尿中排泄量の約90%が48時間以内に排泄された。

2種の比較試験及び7種の一般臨床試験の概要は次の通りである。総症例数は776例であり、その有効率は58.1%(451/776例)であった。
1.変形性膝関節症に対し有効率は57.6%(133/231例)を示した。このうち基剤を対照とした二重盲検比較試験(117例)において本剤の有用性が認められた。
2.外傷性疾患(打撲・挫傷、捻挫など)に対し有効率は77.8%(123/158例)を示した。このうちインドメタシン軟膏を対照とした比較試験(88例)において本剤の有用性が認められた。
3.肩関節周囲炎に対し有効率は49.2%(32/65例)、腱・腱鞘炎、腱周囲炎は48.3%(29/60例)、上腕骨上顆炎は71.1%(32/45例)、筋肉痛は55.1%(70/127例)を示した。

抗炎症、鎮痛作用は持続的である。
1.血管透過性亢進、カラゲニン足浮腫、デキストラン足浮腫、紫外線紅斑、アジュバント関節炎の各種実験炎症を抑制し、Randall and Selitto法で優れた鎮痛作用を示す(モルモット、ラット)。
2.カラゲニン足浮腫及び紫外線紅斑の実験炎症に対して効果の持続作用を示す(ラット)。

製造販売会社
興和
販売会社
 

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