医科 第2章-第13部 病理診断
ニックネーム:ゲスト さん 

  医科質問履歴   歯科質問履歴   調剤質問履歴   全カテゴリの新着一覧
この区分で新規に質問する
NO.19995 もも さん  大阪府 医事職員 2019/01/24
タイトル:

免疫染色 1臓器につき1回のみ算定の解釈

いつも参考にさせていただいています。

外来で乳癌疑いの患者に組織試験採取を行い、同日に病理組織1臓器860点、免疫染色でER/PgR900点、HER2タンパク690点を算定しました。

結果、癌確定のため翌月入院にて乳腺切除術を実施しました。
その際、外来と同様の病理組織検査と免疫染色検査、免疫染色ki67(その他)400点を実施しました。

この場合、入院での検査はどれも算定可能でしょうか?
病理組織検査は算定可能だと思うのですが、免疫染色については「1臓器につき1回のみ算定する」とあります。
この「1臓器につき」というのは、その都度採取した組織を指すのか、それとも同じ臓器で過去に免疫染色を実施していた場合を指すのかどちらでしょうか?

点数が高いので算定したいのですが、過去に同様の算定で免疫染色の点数が全て査定となりました。

ご教示よろしくお願いいたします。
 
 
ひでき さん 岡山県 医療関係業者 2019/01/24
もも さん

お尋ねのケースで考えますと、外来で免疫染色の結果、癌が「確定」していますね。
乳癌診療ガイドラインによると、術後薬物療法において化学療法の上乗せ効果予測としてのKi67のエビ
デンスは十分でないとあります。
また、Ki-67はホルモン受容体陽性・HER2陰性の患者さんの術後補助療法を決定する指標として研究が
されているようですが、確率はされていません。
Ki-67が高値ならば抗がん薬治療を追加するのか、Ki-67の測定値は施設によって、また病理専門医の
間でばらつきが相当あるようですので、Ki-67の結果を何の指標にしたのか、症例により症状詳記で
説明するしかないと思われます。
なお、画一的に乳癌の患者さんにルーチンで行うことはないと思うのですが、そのあたりも病理専門医
にご確認いただいたほうがよろしいかと存じます。
また、「1臓器につき」の解釈ですが、臓器ごとの算定になっていますので、特に定められていない限り
は、検査ごとに算定できると考えます。ただし、免疫染色の通知(8)(9)にご注意ください。
【質問者からのお礼】
 ひできさん

早速のご回答ありがとうございます。
やはり、1臓器につき検査の都度算定できると考えて良いのですね。
そうなると、過去の算定例で査定された理由が不明ですので、再審査を検討したいと思います。

また、免疫染色について詳しく解説頂きありがとうございます。

ひできさんは、こちらの掲示板以外のサイトでも、質問に対して丁寧かつ詳細に回答されているのを拝見しており、私も度々参考にさせていただいております。

これからもできる範囲で教えて頂けると幸いです。
ひでき さん 岡山県 医療関係業者 2019/01/25
もも さん

よくご存知ですね。
掲示板に書かせていただくと、いろんな意見が聞けてとても参考になり、中には「目から鱗が落ちる」
情報もいただけるので、これからも積極的に利用させていただきたいと存じます。
 
 
戻る このページのトップへ
 
 

サイトマップ
しろぼんねっととは
ご利用方法
質問するには
回答するには
リンクについて
広告掲載について
データ提供について
RSS質問掲示板のRSS
質問掲示板つぶやき