新レシカルボン坐剤

禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

効能・効果

便秘症。

用法・用量

通常１～２個を出来るだけ肛門内深く挿入する。重症の場合には１日２～３個を数日間続けて挿入する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

重大な副作用

１１．１．　重大な副作用
１１．１．１．　ショック（頻度不明）：顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下等があらわれることがある。

１１．２．　その他の副作用
消化器：（０．１～５％未満）軽度の刺激感・下腹部痛、不快感、下痢、残便感。

適用上の注意

１４．１．　薬剤交付時の注意小児等の手の届かないところに保管するよう指導すること。

１８．１　作用機序
有効成分が直腸内の水分に溶解すると微細な炭酸ガスが徐々に発生する。この炭酸ガスが直腸粘膜を刺激するとともに直腸を拡張して、拡張反射により排便刺激を与える。また、直腸粘膜に対する拡張刺激がＳ状結腸に伝わり、大腸の蠕動運動を誘発する。
１８．２　排便促進作用
本剤はヒト腸内で炭酸ガスを発生し、蠕動運動を亢進することにより排便を促進する。
１８．３　作用発現時間
ビーグル犬１４匹に本剤を投与したところ、平均約１８分後に排便が認められた。

製造販売会社

京都薬品

販売会社

　ゼリア新薬