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ジフルプレドナート軟膏0.05%「MYK」

販売名
ジフルプレドナート軟膏0.05%「MYK」
薬価
0.05%1g 13.00円
製造メーカー
前田薬品

添付文書情報2019年12月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
副腎皮質ホルモン製剤
一般名
ジフルプレドナート軟膏
禁忌
1.細菌皮膚感染症、真菌皮膚感染症、ウイルス皮膚感染症[感染症を悪化させる恐れがある]。
2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染の恐れがある]。
4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延する恐れがある]。
効能・効果
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、脂漏性皮膚炎、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹、結節性痒疹を含む)、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平紅色苔癬、ジベルばら色粃糠疹、薬疹・中毒疹、慢性円板状エリテマトーデス、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)、紅皮症、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、円形脱毛症、アミロイド苔癬(斑状アミロイドーシスを含む)、肥厚性瘢痕・ケロイド。
用法・用量
1日1~数回適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。
重要な基本的注意
1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。
2.大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状が現れることがある。
3.本剤の使用により症状の改善をみない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止する。
4.症状改善後は速やかに使用を中止する。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない為、発現頻度は不明である。
重大な副作用
1.重大な副作用
眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こす恐れがあるので注意する。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後嚢白内障、緑内障等が現れる恐れがある。
2.その他の副作用
1).皮膚感染症:皮膚細菌感染症(毛嚢炎、伝染性膿痂疹等)、皮膚真菌症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)また皮膚ウイルス感染症が現れることがある[密封法(ODT)の場合起こりやすい]ので、このような症状が現れた場合には、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止する。
2).その他の皮膚症状:長期連用により、ステロイド皮膚(毛細血管拡張、皮膚萎縮、紫斑)、ざ瘡様発疹、また皮膚色素脱失、軟毛濃色化等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える。また皮膚刺激感、皮膚乾燥等が現れることがある。
3).過敏症:紅斑及び接触皮膚炎等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、使用を中止する。
4).下垂体・副腎皮質系機能:大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、下垂体・副腎皮質系機能抑制を来すことがあるので注意する。
高齢者への使用
一般に高齢者では副作用が現れやすいので、大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意する。
妊婦・産婦・授乳婦等への使用
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[動物実験(ウサギ)で催奇形作用が報告されている]。
小児等への使用
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来す恐れがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意する。
取扱い上の注意
1.使用部位:眼科用として使用しない。
2.使用方法:化粧下、ひげそり後などに使用することのないよう注意する。
安定性試験:最終包装品を用いた長期保存試験(室温、6年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ジフルプレドナート軟膏0.05%「MYK」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
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ジフルプレドナートローション0.05%「MYK」は湿疹・皮膚炎群を対象として国内で実施された臨床試験の結果、有効率は有効以上77.5%(31/40)、やや有効以上90.0%(36/40)であった。

生物学的同等性試験
ラットを用いたクロトン油耳浮腫抑制試験、ヒスタミン血管透過性亢進抑制試験、カラゲニン背部皮膚浮腫抑制試験及び肉芽増殖抑制試験(ペーパーディスク法)において、ジフルプレドナート軟膏0.05%「MYK」と標準製剤(軟膏剤、0.05%)の効力比較を行った。その結果、ジフルプレドナート軟膏0.05%「MYK」は著明な抗炎症作用を示し、標準製剤との比較においても両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
また、同様に、ジフルプレドナートローション0.05%「MYK」は著明な抗炎症作用を示し、標準製剤(クリーム剤、0.05%)との比較においても両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。

製造販売会社
前田薬品
販売会社
日本ジェネリック 

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