ブドウ糖

禁忌

ブドウ糖吸収不良の患者。

効能・効果

経口的栄養補給、ブドウ糖負荷試験。

用法・用量

経口的栄養補給には、必要量を粉末あるいは水溶液として経口投与する。
ブドウ糖負荷試験には、１回ブドウ糖として５０～１００ｇを経口投与する。
なお、年齢、体重により適宜増減する。

慎重投与

１．カリウム欠乏傾向のある患者［ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化する恐れがある］。
２．糖尿病の患者［高血糖を生じ、症状が悪化する恐れがある］。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

消化器（頻度不明）：大量を経口投与するとき悪心・嘔吐、下痢、腹痛を起こすことがあるので、慎重に投与する。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

経口投与されたブドウ糖は胃腸管より速やかに吸収されて血液中に入り、体内でエネルギー源となり代謝される。また肝、心筋グリコーゲン量をたかめ、あるいは全身の細胞機能を亢進して生体の代謝能を増し、更に解毒効果を示す。

一包可：不明

バラ包装

分割：可能

粉砕：可能

製造販売会社

山善製薬

販売会社