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オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」

後発医薬品
販売名
オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」
識別コード
ZE 94 2.5
薬価
2.5mg1錠 10.10円
製造メーカー
全星薬品

添付文書情報2019年05月改定(第9版)

商品情報

薬効分類名
その他のアレルギー用薬
一般名
オロパタジン塩酸塩2.5mg錠
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
1.成人:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)。
2.小児:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒。
用法・用量
1.成人:1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.小児:7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
慎重投与
1.腎機能低下患者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。
2.高齢者。
3.肝機能障害のある患者[肝機能障害が悪化する恐れがある]。
重要な基本的注意
1.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。
2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイド減量を図る場合には十分な管理下で徐々に行う。
3.本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
4.本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.重大な副作用(頻度不明)劇症肝炎、肝機能障害、黄疸:劇症肝炎、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う。
1).過敏症:(頻度不明)紅斑等の発疹、浮腫(顔面浮腫・四肢浮腫等)、そう痒、呼吸困難[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
2).精神神経系:(頻度不明)眠気、倦怠感、口渇、頭痛・頭重感、眩暈、集中力低下、しびれ感、不随意運動(顔面不随意運動・四肢不随意運動等)。
3).消化器:(頻度不明)腹部不快感、腹痛、下痢、嘔気、便秘、口内炎・口角炎・舌痛、胸やけ、食欲亢進、嘔吐。
4).肝臓:(頻度不明)肝機能異常[ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、LDH上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇]。
5).血液:(頻度不明)白血球増多、好酸球増多、リンパ球減少、白血球減少、血小板減少。
6).腎臓・泌尿器:(頻度不明)尿潜血、BUN上昇、尿蛋白陽性、血中クレアチニン上昇、頻尿、排尿困難。
7).循環器:(頻度不明)動悸、血圧上昇。
8).その他:(頻度不明)血清コレステロール上昇、尿糖陽性、胸部不快感、味覚異常、体重増加、ほてり、月経異常、筋肉痛、関節痛。
高齢者への投与
高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいので、低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行及び出生仔体重増加抑制が報告されている]。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
取扱い上の注意
1.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
2.薬剤分割時:分割したときは遮光下に保存する。
安定性試験:1.オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」:PTP包装したものを用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
2.オロパタジン塩酸塩錠5mg「ZE」:PTP包装及びバラ包装(アルミニウム・ポリエチレン・ポリエチレンテレフタレートラミネート袋)したものを用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、オロパタジン塩酸塩錠5mg「ZE」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
その他の注意
因果関係は明らかではないが、本剤投与中に心筋梗塞の発症がみられた症例が報告されている。

1.生物学的同等性試験
(1)オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」
オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成18年11月24日 薬食審査発第1124004号)」に基づき、オロパタジン塩酸塩錠5mg「ZE」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。
(2)オロパタジン塩酸塩錠5mg「ZE」
オロパタジン塩酸塩錠5mg「ZE」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オロパタジン塩酸塩として5mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
→図表を見る(PDF)


血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
2.溶出挙動
オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「ZE」は、日本薬局方医薬品各条に定められたオロパタジン塩酸塩錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

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作用機序
オロパタジン塩酸塩はヒスタミンH1受容体拮抗薬の第二世代に分類される。標的細胞のH1受容体と結合することにより、ヒスタミンが受容体に結合するのを阻止し、ヒスタミンの作用を抑制する(ヒスタミンH1受容体拮抗作用)。

一包可:不明

無包装状態試験:規格内変化のみ

分割:可能
粉砕:可能

分割したときは遮光下に保存する。

製造販売会社
全星薬品
販売会社
ニプロ 

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