心房性Na利尿ペプチド(ANP)について
心房性Na利尿ペプチド(ANP)について
- 解決済回答2
透析患者さんのANPの検査が必ず査定されます。
医師に報告しても「そういうものだから」と言われるだけで、理由がわかりません。
同月にBNPなども行っていません。
なぜ査定されるのか教えていただきたいです。
回答
ANP(BNP含む)は、心不全の診断又は病態把握のために実施した場合算定するとされています。
心疾患や弁膜症、心筋梗塞等の基礎疾患がなく、また画像診断等の検査もされていないとなると、
「診断又は病態把握」のための検査ではないので、査定を受けると思います。
透析患者さんにANPをおこなっているのは、透析終了時の体重の設定の指標にするためで、臨床上で
は意義があるのですが、保険診療では認められません。
なお、ご存知と思いますが、慢透を算定している場合は包括になりますね。
ご回答ありがとうございます。
私は病棟医事を担当しているので、心不全で入院中の方でも査定されるのが気になっていましたが
DW管理目的だと判断されていたということですね。
外来担当にも確認したところ、当院では慢透は算定せず査定されているので、今後は本来の心疾患目的で検査した場合は詳記等で対応したいと思います。
ありがとうございました。
最近ANPの出来高算定はほぼありませんが、過去算定者は「心疾患を有する患者の評価で実施」請求した場合、医師は検査の必要性について必ず記載し請求を行っております。つまりひでき様のおっしゃる通りで当院も透析医療機関のため、「DW調整で実施したものではない」ということが分かるように請求し、査定はされておりません。
ご回答ありがとうございます。
検査の必要性についての記載はしていませんでした。
私は病棟医事を担当しているので、心不全の方も査定されているのが気になっていました。
次回から詳記に記載してみようと思います。
ありがとうございました。
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