DPCコーディング 定義副傷病について
DPCコーディング 定義副傷病について
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DPC対象病院でコーディングに携わっている方がいらしたら是非意見をお聞かせいただきたいです。
①最投資病名が急性虫垂炎で穿孔性腹膜炎を合併している場合。穿孔性腹膜炎をK353虫垂炎性腹膜炎ではなくK650穿孔性腹膜炎でコーディングし、定義副傷病あり(060150xx99xx1x)で請求することは適切でしょうか?
②最投資病名が膵癌で癌性腹膜炎を合併しCARTを行った場合。癌性腹膜炎をC786癌性腹膜炎ではなくK65$腹膜炎でコーディングし、定義副傷病あり(06007xxx97x01x)で請求することは適切でしょうか?
回答
診療録がないため何とも言えませんが、DPCは、まず医療資源病名を決定し、次いで実施した手術、処置、副傷病等を順に決定しますので、お尋ねの①は、文面では急性虫垂炎による腹膜炎と思われますが、穿孔性腹膜炎の診断なら、お見込みのとおりでよろしいかと存じます。
次に②ですが、この場合の腹膜炎は、副傷病のコードをみると、癌性のものではないと思います。
ありがとうございました。
①最投資病名が急性虫垂炎で穿孔性腹膜炎を合併している場合。穿孔性腹膜炎をK353虫垂炎性腹膜炎ではなくK650穿孔性腹膜炎でコーディングし、定義副傷病あり(060150xx99xx1x)で請求することは適切でしょうか?
→ICD10のルールでは K65.- 腹膜炎 においては、虫垂炎 K35.- は除外と記載されていますので、K65.- ではなく K35.- でコーディングします。
ICD10 第1巻 内容例示表に記載されています。
ご意見いただきありがとうございます。
ICD10のルールは承知しているのですが、腹膜炎や膿瘍合併の場合明らかに治療日数が延長するため定義副傷病ありでコーディングできないかと考えておりました。
このケースで定義副傷病ありにできないとすると、定義副傷病ありにできるのはかなり限られたケースのみになると思うのですが……
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