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抗ミトコンドリア抗体とサイトメガロウイルス抗体算定について

抗ミトコンドリア抗体とサイトメガロウイルス抗体算定について

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抗ミトコンドリア抗体の採血と別の患者様で、サイトメガロウイルス抗体採血を行い、それぞれ病名に[原発性胆汁性肝硬変疑い]と[サイトメガロウイルス感染症疑い]をつけていましたが査定されてしまいました。
適切な病名がわかれば教えて下さい。
よろしくお願い致します。

回答

ベストアンサー

 抗ミトコンドリア抗体に対して「原発性胆汁性肝硬変疑い」とされたとのことですが、1点気になることがあります。

  「原発性胆汁性肝硬変」は2016年3月に日本肝臓学会、日本消化器病学会が連名で、日本医学会に「原発性胆汁性胆管炎」への病名変更の要望書を提出し、日本医学会の医学用語管理委員会で審議された結果、4月13日付で日本医学会用語辞典WEB版の新たな見出し語として「原発性胆汁性胆管炎」を採用し、「原発性胆汁性肝硬変(旧)」と併記されることになりました。

 また、「原発性胆汁性肝硬変」は厚生労働省の指定難病となっていましたが、日本医学会での承認を得て、指定難病でも「原発性胆汁性胆管炎」の病名を使用する方針となり、現在は併記ではなく「原発性胆汁性胆管炎」に統一されています。
 なお、略語はともに「PBC」(原発性胆汁性肝硬変:Primary Biliary Cirrhosis、原発性胆汁性胆管炎:Primary Biliary Cholangitis)ですが、前述の病名変更に伴い現在「PBC」とは「原発性胆汁性胆管炎:Primary Biliary Cholangitis」のことを指します。
難病情報センター 原発性胆汁性胆管炎(指定難病93)診断・治療指針(医療従事者向け)
→ https://www.nanbyou.or.jp/entry/252
 
 ただし、傷病名マスタには「原発性胆汁性肝硬変 5716001 K743」「原発性胆汁性胆管炎 8849023 K743」の両方が現在も存在しております。

 病名記載としては「原発性胆汁性胆管炎疑い」のほうが適切な気がします。

詳しくご回答していただきありがとうございました。今後は原発性胆汁性胆管炎で対応してみます。
教えていただきありがとうございました。

適応かと思いますのでご質問に書かれている病名で問題ないかと存じます。
査定理由はなんでしたか?例えば連月施行、定性、定量施行等の理由かも知れません。ご質問文からでは適切な病名を判断するのは難しいです。

ご回答ありがとうございます。
査定理由は保険診療上適当ではないとのことでした。
連月算定でもありませんでした。
定性、定量施行の理由について詳しく教えていただけたら幸いです。
よろしくお願い致します。

同一ウイルスについてIgG型ウイルス抗体価及びIgM型ウイルス抗体価を測定した場合にあっては、いずれか一方の点数を算定する。
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)と併せて測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。

上記ありましたので、もしかしたら?と思い前回回答させていただきました。
算定条件に関する通知も見つけられませんでした。確認されてみてはいかがでしょうか。申し訳ないです。

査定理由が「保険診療上適当ではないとのこと」とあるので、スクリーングとしておこなったものと判断されたのではないでしょうか。お尋ねの疾患の診断に至るまでは、他の検査でアミをかけて、相当疑ったときに抗体採血をします。

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