脳血流(SPECT)の手技について
脳血流(SPECT)の手技について
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今回、脳血流(SPECT)の依頼をし、検査後、先方より報告書としてレセプトのように手技等が記載された用紙を頂いていますが、今までは、手技がシンチグラム(動態)できていたのが、今回、シングルホトンエミッションコンピュータ断層撮影できており(脳血流99mTc-ECDと併せて記載されていました)、先方に問合せしたところ、これで間違いないとのことでした。(薬剤は、ニューロライト400を使用しています)。今までの報告書には、脳血流99mTc-ECDという記載はなく、もしかするとこれが今回手技が違う理由なのかなと思ったのですが、確かなことがわからず、どう算定してよいか悩んでいます。この少ない情報で、ご教示の頂ければありがたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
回答
患者様に放射性医薬品を投与し、体外から放射性医薬品の分布を検出して画像化する検査方法をシンチグラフィ(シンチ)と言い、シンチグラフィで得られる画像をシンチグラムと言う。シンチグラフィは検査目的により、臓器の位置・形態・大きさ、病巣の有無・局在・性状などの情報が得られる静態シンチグラフィ、経時的な撮像で血流や臓器の機能などの情報が得られる動態シンチグラフィ、全身の病巣を検索する全身シンチグラフィ、断層撮影により3次元的情報が得られるSPECTなどに大別される。
Single Photon Emission Computed Tomographyの各頭文字を取ってSPECT(スペクト)と言い、日本語では「単一光子放射断層撮影」となりますが、一般的に「スペクト」と呼ばれている。
画像診断法の一種で、体内に投与した放射性医薬品から放出されるガンマ線をガンマカメラで検出し、その分布を断層画像にしたもの。脳血管障害、心臓病、癌の早期発見に有効とされている。
上記他サイトにてありました。画像化する方法を他院が変更したと思います。
詳しく教えて頂きありがとうございます。
未知なる科で難しいですね・・。ただ、その後、自分なりに調べて納得しました。
これで患者さんに請求できます。
本当にありがとうございました。
文面より、おそらく先方で撮影方法を変えたのではないかと思います。新しい器械を導入したとか。
放射性医薬品の分布を検出して画像化することをシンチグラフィーといいます。
シンチグラフィーは、臓器の位置や大きさ、病巣の有無の情報を得る静態シンチ、臓器の動きを情報として得る動態シンチ、断層撮影によりCTのような3次元の情報を得るSPECTがあります。
お恥ずかしながら、あまりシンチとは等深く考えたことがなく、今回改めて勉強させて頂きました。
手技が違うので、先方の撮る機器が違ったのだと思います。
本当にありがとうございました。
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