ネキシウムの適応について
回答
「胃食道逆流性」は内視鏡検査で食道粘膜にびらんや潰瘍などの病変が確認できるかどうかで以下のように分類されます。
胃食道逆流症 ─┬─ びらん有り ─ 逆流性食道炎(びらん性胃食道逆流症)
│
└─ びらん無し ─ 非びらん性胃食道逆流症
注意すべき点は以下の2つです。
1.ネキシウムカプセルは規格により適応が異なる
10mg=逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症
20mg=逆流性食道炎
※「胃食道逆流症」では「非びらん性胃食道逆流症」の可能性があるため審査で判断できません。
2.10mgカプセルは「逆流性食道炎」と「非びらん性胃食道逆流症」で投与期間が異なる。
逆流性食道炎 =8週間
非びらん性胃食道逆流症=4週間
※「胃食道逆流症」では投与期間の可否が審査で判断できません。
以上のことから大分類の「胃食道逆流症」ではなく、小分類の「逆流性食道炎」か「非びらん性胃食道逆流症」である必要があり、「胃食道逆流症」では返戻若しくは査定されると思われます。
すごくわかりやすく教えていただありがとうございます
びらん有無確認したら、ありでしたので逆流性食道炎で請求します
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