PTHrP-intactについて
PTHrP-intactについて
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回答
副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)は、高カルシウム血症の鑑別並びに悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症に対する治療効果の判定のために測定した場合に限り算定する。
上記注釈あります。ですので、適応は高カルシウム血症(疑い含む)、又は悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症になろうかと考えます。
ご質問文より確定されているとの事ですと鑑別はされたと判断できますので、高カルシウム血症での経過観察として施行することに医学的意義があるかが問われると考えます。
悪性腫瘍に伴う場合であれば治療効果判定となりますので、悪性腫瘍に対する治療を行なっている場合、経過観察として施行される可能性があるかと考えます。
・PTHrP-intactは、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症(HHM)の因子です。
・悪性腫瘍に伴う高Ca血症(HHM:humoral hypercalcemia of malignancy)は、腫瘍に伴って現れる症状で最も頻度が高い症状です。
・PTHrP-intactは、軟骨、皮膚、乳腺、肺、腎など多くの正常組織で産生されていますが、通常検出されません。検出された場合、悪性腫瘍が産生・分泌している可能性が考えられます。
・PTHrPの全長分子を測定する検査です。
上記、FALCO臨床検査案内サイト 臨床的意義にあります。医師にご相談されるとよろしいかと考えます。
詳しく記載いただきありがとうございました‼︎
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