DPCコーディング ①大腸癌による閉塞性イレウス、②不正性器出血(子宮筋腫)による貧血
DPCコーディング ①大腸癌による閉塞性イレウス、②不正性器出血(子宮筋腫)による貧血
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※コーディングは医師の判断で決定することは理解をしているのですが、
一般的なコーディングの考え方を教えて頂けたら幸いです。
①結腸癌による閉塞性イレウスで入院し、消化管ステント留置術を施行し退院。
※結腸切除術は再入院時に施行。
このような入院の場合は、医療資源病名は結腸癌でよろしいでしょうか?
それとも閉塞性イレウスを医療資源にすべきなのでしょうか?
②不正性器出血(子宮筋腫)による貧血で入院、鉄剤や輸血を施行し退院。
※筋腫核出術は再入院時に施行。
このような場合は医療資源をどの病名(不正性器出血、子宮筋腫、出血性貧血)で
選択すべきなのでしょうか?
私の病院はDPC準備病院ですので、実際の請求はおこなっておらず、DPCに関して詳しい者がおりません。少しでも精度の高いデータを残したいと思っていますので、一般的なコーディングの考え方を教えて頂けたら幸いです。どなたかご教授ををお願い致します。
回答
①コーディングテキストに、イレウスの原因となる癌治療が行われず、イレウス管の挿入のみでイレウス解除だけが行われた場合は、癒着性イレウス(K565)としてコードし、癌疾患は入院時併存症名とする。とありますので、ご質問文の場合であれば、結腸癌にはならないと思います。
また閉塞性イレウスはk566だと思いますので、コーディングテキストにありますように検査、治療の過程で、詳細は確認できるものと思われるため、絞扼性、癒着性、術後等のイレウスの状態を傷病名に表記するとともに、該当するコードを選択する。のが望ましいかもしれません。
②コーディングテキストには、貧血は原因が明確な出血で輸血をしている場合は、選択すべきではない。原因疾患を選択する。ご質問文より子宮筋腫とありますから、そちらを選択かと思います。もちろん貧血の詳細がわかれば選択は変わるのかも知れません。
上記ご質問文から個人的に想定されるものを回答させていただきました。異なる考えの方も当然いるかと思います。あまりに見当違いなものは別として正解は医療機関毎に異なるのでやはりカルテを見てみないと詳細はわからないです。医師に確認しながら、またコーディングテキストを参考にしながら行っていく必要があると思います。
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