麻酔困難な患者 シ(糖尿病)
麻酔困難な患者 シ(糖尿病)
- 解決済回答2
全身麻酔時の麻酔困難な患者についてですが、
(1)「麻酔が困難な患者」とは、以下に掲げるものをいい、麻酔前の状態により評価する。とあり、
シ 糖尿病の患者については、基準の検査値であれば、糖尿病の病名はなくても検査値を記載することで、加算対象となると解釈してよろしいのでしょうか。
ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
回答
すみません。通知をよくお読みください。
「糖尿病」とありますので、病名は必要ですし、厚労省が示す検査値をみると、糖尿病治療が必要なものとなっています。逆に、治療をしていないほうが不自然です。
そもそも糖尿病を「麻酔が困難な患者」として評価しているのは、周術期においてリスクの高い患者さんに対して、麻酔医が麻酔薬の選択、術後の低血糖ショックショック、麻酔中の血糖コントロール、インスリン 等の治療薬調整など、ひとつ間違えば死に至る高リスクな状態の患者さんの管理をする必要があるからです。
よって、お尋ねのように、事務方で検査値を付ければすむとということではありません。加算の意義をご理解の上、患者さんごとに麻酔医が判断すべきと考えます。
明確なご回答ありがとうございます。応援の麻酔医だったため、主治医とうまく連携がとれていなかったようです。他院では病名なしでも行っているのかと思い、改めて質問させていただきました。
「糖尿病の患者」ですから「糖尿病」は病名として必要と解されます。
また、インターネットで「糖尿病 診断基準」で糖尿病の診断基準を調べて下さい。
•HbA1c が JDS 値で 8.0%以上
(NGSP 値で 8.4%以上)
•空腹時血糖 160mg/dL以上
•食後2時間血糖 220mg/dL 以上
は糖尿病の中でも良くない検査値であることがお分かりになると思います。
ご回答ありがとうございます。
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