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歯周精密検査・基本検査の判断基準

歯周精密検査・基本検査の判断基準

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歯周検査の基本と精密の判断基準についてお尋ねいたします。
判断についていろんな考え方があると思いますが私の見解について問題ないかご意見をください。
●精密検査は医院のスキル次第で算定してよいのでしょうか?
歯周治療のガイドライン2022を確認しました。
全身疾患罹患者の健康リスクがあるときに口腔管理が必要になりSPTの必要性が出てきます。
検査2つの大きな違いは、プラークスコアになります。
プラークスコアは磨きの残し健康リスクの確認となり、セルフケア向上、ブラッシングアドバイスによる意識改革や行動変容によりお口が健康になる取り組みに生かせます。
つまり、医院のスキルが高ければ精密検査を行って良いのでしょうか。
●また、精密と基本の判断についてわかりやすい基準があれば教えてください。

回答

ベストアンサー

一つの基準としてですが、4mm以上のポケットが存在するような歯周病中等度以上の患者には精密検査が相応しいと考えます。Gや軽度の歯周病では基本検査が主に採用されているものと思われます。4mm以上のポケットが存在していてもSPTを算定するような安定した状態であれば基本検査でも十分な場合があります。
医院のスキルに関しては理解いたしました。御説明ありがとうございます。つまり、時間の制約等で精密検査が対応できないクリニックもある、ということかと理解しました。そのあたりは治療への時間の確保という課題を解決していかないといけないものと思います。 医療保険というより医療管理のテーマなので、別のところで議論できればと思います。

わかりやすいご回答をいただき、ありがとうございました。

歯科医院のスキルとしては精密検査も基本検査も両方こなせるものと思います。プラークスコアに基づくモチベーションや指導程度は保険医療機関であればどこも実施できるものと思います。それより両者の使い分けは、主治歯科医師の判断によります。主治歯科医師会が基本検査が相応しいと考えれば基本検査、精密検査が相応しいと考えれば精密検査をそれぞれ実施し算定して差し支えありません。唯一選択の余地がないのは、歯周外科手術前の検査です。こちらは精密検査を実施しなければ歯周外科手術へ移行できない取扱いとなっています。

精密検査は外科を除いて先生のご判断で実施して良いということ、ご回答いただきありがとうございます。もしお答えが可能であれば参考に教えていただきたいのですが、精密検査と基本検査を判断する先生の基準はなにかございますでしょうか?(考え方でも構いません)

また質問に「スキル」という表現としては不適切な言葉をつかっていました。すみませんでした。
プラークスコアも必要性を理解されているが実務としては実施されていないケースが多く、時間との闘いをされている現場をよく拝見します。実施されている医院様はルーティンが出来上がっており簡単ですが、ルーティンを作っていく過程で悩ましい問題が多く出てきますのでこれを「医院のスキル」と記載してしまいました。誤解を招く言葉に気を付けます。

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