一般名処方加算
一般名処方加算
- 解決済回答4
ヤクチエアプリを使うことが多いのですがら、どの記載で判断すればよいかもしわかれば教えてください。
回答
>ちなみに4行目のエスタゾラム1%1gをユーロジン酸1%で処方した場合は、先発医薬品の為、
>一般名処方加算の対象ではないということでしょうか?
→品名「ユーロジン散1%」は先発品ですが「同一剤形・規格の後発医薬品がある先発医薬品」が空欄で対応する後発品が無いため一般名「エスタゾラム 1%1g」で処方しても一般名処方加算は算定できません。
その裏付けとしてLWさんが示された「処方箋に記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)について(令和4年12月9日適用)」で得られる一般名処方マスタ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/dl/ippanmeishohoumaster_221209.pdf)には「【般】エスタゾラム 1%1g」は存在しません。
>またミヤや漢方のように先発、後発とも記載のないものは対象ではないということでしょうか?
→「先発品でも後発品でも準先発でもない長期収載品」に該当するようですので対象とはならないと解されます。
何度も読み返し何とか分かってきました。引き続き一覧と照らし合わせながら読み返し、理解を深めたいと思います。ご丁寧に説明いただきありがとうございました。
レセコンが導入されていれば、自動で算定されたりしなかったりするはずですが、仕組みを学べて理解が深まりました。
あかりさんがご所望なのはおそらくこちらだと思います。
厚生労働省「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和4年12月9日適用)」
https://www.mhlw.go.jp/topics/2022/04/tp20220401-01.html
ご丁寧にありがとうございます。
見方を教えていただけないでしょうか?
成分名、品名、先発、後発 どのように読み取ればよいでしょうか。
無知ですみません…
>見方を教えていただけないでしょうか?
→文章だけで説明するには難しいご依頼ですね。以下の説明でご勘弁ください。
先の回答に示したサイトから「1.内用薬」(https://www.mhlw.go.jp/topics/2022/04/dl/tp20221209-01_01.pdf)を開くと、最上部の項目行から下の5~6行目の成分名「エスタゾラム」、品名「エスタゾラム1mg錠」、「ユーロジン1mg錠」を例に説明します。
・成分名
品名に掲げられた医薬品の成分名です。
※品名「エスタゾラム1mg錠」、「ユーロジン1mg錠」の成分名は「エスタゾラム」
・品名
成分名に対応する医薬品の品名(商品名)です。
※成分名「エスタゾラム」に該当する品名(商品名)は「エスタゾラム1mg錠」、「ユーロジン1mg錠」、
・先発医薬品
「先発品」と示されている行の「品名」がその行の「成分名+規格」の先発医薬品です。
※「成分名+規格=エスタゾラム1mg錠」の先発医薬品は品名「ユーロジン1mg錠」
・診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品
「後発品」と示されている行の「品名」が「調剤報酬点数表における後発医薬品調剤体制加算をはじめとする診療報酬上の加算等の算定対象となる後発医薬品」であることを示しており、「品名」がその行の「成分名+規格」の後発医薬品です。
※「成分名+規格=エスタゾラム1mg錠」の後発品は品名「エスタゾラム1mg錠」
・同一剤形・規格の後発医薬品がある先発医薬品
「○」が付いている「品名」が先発医薬品であり、かつ同一規格の後発医薬品が存在します。
※品名「ユーロジン1mg錠」は先発医薬品であり、かつ同一規格の後発医薬品存在し、その後発医薬品は変名「エスタゾラム1mg錠」
・メーカー
先発医薬品である場合、そのメーカーが記載されています。後発医薬品である場合、メーカーが記載されたものと記載されていないものがありますが、記載されていないものはあるルールによりメーカーの記載が省略されているようです。
なお、「エスタゾラム1mg錠」のメーカー欄は空欄になっていますが、「薬価基準収載医薬品コード」が「1124001F1014」であることから「アメル(共和薬品のジェネリック医薬品自社ブランド名)」がメーカー名であることが分かります。
詳しく教えていただきありがとうございます。ちなみに4行目のエスタゾラム1%1gをユーロジン酸1%で処方した場合は、先発医薬品の為、一般名処方加算の対象ではないということでしょうか?
またミヤや漢方のように先発、後発とも記載のないものは対象ではないということでしょうか?
初めまして
一番確実なのは厚生労働省の一般処方マスタを参考にしていただくのが確実です。
下記URLをご参考ください。
また、電子カルテを使用している場合であれば、設定次第で確認は取れるかもしれません。
参考URL
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/shohosen_220401.html
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