眼科における同一手術野について
眼科における同一手術野について
- 解決済回答1
眼科にて緑内障手術(流出路再建術)と水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)を同時に行い、さらに同時にマイボーム腺梗塞摘出術を行った場合の算定についてお聞きしたいです。
白内障を主たるもの、水晶体再建術を従たるものとし、マイボーム腺梗塞摘出術は同一皮切として算定できないで正しいでしょうか。
回答
第10部 手術 通則通知18「同一手術野又は同一病巣における算定方法」
(5) 眼球の手術(第1節手術料第4款眼に掲げるものをいう。)については、片眼を同一手術野として取り扱う。
K213 マイボーム腺梗塞摘出術は第1節手術料第4款眼に掲げられていますので、「眼球の手術」として扱うこととなります。
したがって、ご質問のケースではK268 緑内障手術「2 流出路再建術」を主たる手術、K282 水晶体再建術「1 眼内レンズを挿入する場合 ロ その他のもの」を従たる手術として算定し、K213 マイボーム腺梗塞摘出術は第10部 手術の通則14「同一手術野に2以上の手術を同時に行った場合の費用の算定は、主たる手術の所定点数のみにより算定する。」の規定により算定できないと解されます。
ご丁寧にご説明いただき感謝します。
ありがとうございました。
関連する質問
診療所に勤務している者です。早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 は施設基準に病院であることとありましたが令和6年の診療報酬改定でも変わりはないでしょうか?
この度当院で内視鏡的痔核結紮術を実施することになりました。診療点数についてご教授頂きたく質問をさせて頂きました。点数本で確認しましたがK743-3の139...
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。