診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

メリスロン錠12mg

販売名
メリスロン錠12mg
識別コード
E 151
薬価
12mg1錠 10.10円
製造メーカー
エーザイ

添付文書情報2023年09月改定(第2版)

商品情報

薬効分類名
その他の鎮暈剤
一般名
ベタヒスチンメシル酸塩錠

-

効能・効果
次記の疾患に伴うめまい、めまい感:メニエール病、メニエール症候群、眩暈症。
用法・用量
通常、成人は1回1錠(ベタヒスチンメシル酸塩として1回12mg)を1日3回食後経口投与する。なお、ベタヒスチンメシル酸塩としての1回用量は6~12mgである。
合併症・既往歴等のある患者
9.1.1. 消化性潰瘍の既往歴のある患者及び活動性消化性潰瘍のある患者:本剤はヒスタミン類似作用を有するため、H2受容体を介して胃酸分泌亢進を引きおこすおそれがある。
9.1.2. 気管支喘息の患者:本剤はヒスタミン類似作用を有するため、H1受容体を介して気道の収縮を引きおこすおそれがある。
9.1.3. 褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者:本剤はヒスタミン類似作用を有するため、アドレナリンの過剰分泌により血圧上昇を引きおこすおそれがある。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(0.1~5%未満)悪心・嘔吐。
2). 過敏症:(0.1~5%未満)発疹。
高齢者
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
20.1. バラ包装は開栓後湿気を避けて保存すること。
-

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床成績
総計875例について実施された二重盲検試験を含む臨床試験で、本剤はメニエール病、メニエール症候群、眩暈症等に伴うめまい、めまい感に対して有用性が認められている。

18.1 作用機序
本剤の有効成分であるベタヒスチンの作用機序は不明である。
18.2 内耳循環障害の改善作用
モルモットの実験的内耳微小循環障害に、本薬を腹腔内投与し、30分後に、対照群に比較して148%の血流増加が認められている。また、この現象は、病的状態において特異的にみられる。
18.3 蝸牛管血流量の増加作用
内リンパ水腫モルモットに本薬を経口投与すると、蝸牛管血流量は5.5mL/min/100gから8.1mL/min/100gとなり、有意に増加した。これは、蝸牛放射状動脈の血管平滑筋弛緩作用により、血流量増加を生じたものと推察される。
18.4 脳内血流量の改善作用
アカゲザルの実験によると本薬の静脈内投与により、大脳組織及び小脳組織の血流をそれぞれ70.4から81.4mL/100g/min.、73.2から84.0mL/100g/min.に増加させることが認められている。

一包可:不明

バラ包装

分割:可能
粉砕:可能
製造販売会社
エーザイ
販売会社
 

おくすりのQ&A

受付中回答3

併用投薬について

フロセミド注を持続点滴している患者に浮腫増悪の為アゾセミド内服を希望(本人が)
症状詳記行い、査定などは推測されますでしょうか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答2

整腸剤の併用について

リアルダ、ミヤBMに今回からラックビー錠と、ビオフェルミン錠追加。...

薬価・添付文書 製品

受付中回答2

オメプラールとオメプラゾール

4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答5

病名

フルオロメトロン点眼には急性結膜炎の病名はいりますか?

薬価・添付文書 

解決済回答3

リベルサス投与について

いつもお世話になっております。
2型糖尿病の薬、リベルサスについてですが、外来患者さんに投与した場合、コメントが必要でしょうか?特殊な薬なのでしょうか?...

薬価・添付文書 製品

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。