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ジメモルファンリン酸塩シロップ小児用0.25%「TCK」

後発医薬品
販売名
ジメモルファンリン酸塩シロップ小児用0.25%「TCK」
薬価
0.25%1mL 3.50円
製造メーカー
辰巳化学

添付文書情報2023年10月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の鎮咳剤
一般名
ジメモルファンリン酸塩シロップ

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効能・効果
次記疾患に伴う鎮咳:上気道炎、急性気管支炎、肺炎。
用法・用量
通常、次記1日量を3回に分けて経口投与する。
1). 2歳未満:3.0~4.5mL。
2). 2~3歳:5.0~8.0mL。
3). 4~6歳:8.0~11.0mL。
4). 7~14歳:12.0~14.0mL。
但し、年齢、症状により適宜増減する。
合併症・既往歴等のある患者
9.1.1. 糖尿病又はその疑いのある患者:耐糖能に軽度の変化を来たすことがある。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 精神神経系:(0.1~5%未満)めまい、眠気、頭痛・頭重、(0.1%未満)脱力感、倦怠感。
3). 消化器:(0.1~5%未満)口渇、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢。
4). 循環器:(0.1%未満)頻脈、動悸、顔面潮紅。
高齢者
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
取扱い上の注意
本剤を冷所で保存後、振盪することにより、瓶内部に黄色様物質が付着することがあるが、成分・含量等には影響はない(なお、常温で保存することが望ましい)。

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男性2名にジメモルファンリン酸塩90mg注)を単回経口投与したとき、速やかに吸収されて1~2時間で血中濃度は最高に達し、その濃度は0.007~0.008μg/mLであった。
注)本剤の承認された用量は、14才以下の小児に対して1日最大14.0mL(ジメモルファンリン酸塩として35.0mg)である。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
小児等の急性呼吸器疾患に伴う咳嗽に対する一般臨床試験では、有効率60.3%(64/106)の成績であった。また、Cough Recorderにより咳の頻度を薬物投与前後に記録して、その解析結果にもとづく客観的効果判定基準を設定した上での、ジメモルファンリン酸塩シロップの頓用効果に関する比較対照試験により、有用性が認められた。

18.1 作用機序
非麻薬性中枢性鎮咳薬で、鎮咳効果は麻薬性のものに及ばないが、耐性や依存性がないという利点がある。作用機序は咳中枢の抑制であるが、オピオイド受容体とは異なる受容部位に結合することによると考えられている。
18.2 鎮咳作用
ジメモルファンリン酸塩は、ネコ及びモルモットを用いた薬理実験では、コデインリン酸塩水和物やデキストロメトルファンよりも優れた鎮咳効果を発揮する。
18.3 非麻薬性
ジメモルファンリン酸塩をサルに1カ月投与して検討した薬物依存性試験の結果、身体依存性及び精神依存性は認められず、非麻薬性であることが証明されている。
18.4 腸管輸送能の抑制作用
ジメモルファンリン酸塩はマウスを用いた動物試験で、コデインリン酸塩水和物投与時にみられるような腸管輸送能の抑制作用(便秘作用)を示さない。

一包可:
分割:
粉砕:
製造販売会社
辰巳化学
販売会社
 

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