イソプロパノール消毒液50%「ヨシダ」
添付文書情報2021年04月改定(第3版)
商品情報
- 禁忌
- 損傷皮膚及び粘膜[損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する]。
- 効能・効果
- 手指・皮膚の消毒、医療機器の消毒。
- 用法・用量
- イソプロパノールとして、50%液をそのまま用いる。
- 重要な基本的注意
- 1.本剤が眼に入らないよう注意する(入った場合には直ちに水でよく洗い流す)。
2.広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意する[イソプロパノール蒸気に大量又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがある]。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には、使用を中止する]。
2.皮膚:(頻度不明)皮膚刺激症状[このような症状が現れた場合には、使用を中止する]。
- 適用上の注意
- 1.投与経路:外用にのみ使用する。
2.使用時:1).同一部位に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意する。
2).本剤は血清、膿汁等の蛋白質を凝固させ内部にまで浸透しないことがあるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用する。
消化管から速やかに吸収されるが、皮膚からはゆるやかに吸収される。エタノールよりゆっくりと代謝され、大部分はアセトンに酸化され尿及び呼気中に排出されるか、更に酢酸、ギ酸、CO2にまで酸化される。またイソプロパノールの一部は未変化体として、一部はグルクロニドとして排泄される。イソプロパノールは投与後、15分以内に呼気中に、また1時間以内に尿中に検出される。大量摂取すると未変化体及びそのグルクロニドとしての排泄量が増大する。
本剤は消毒用としてエタノールの代わりに用いられる。微生物のタンパク質の変性凝固、代謝障害、溶菌により殺菌作用を示す。最適濃度は50~60%と考えられる。エタノールの2倍の効力がある。本剤は栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、酵母菌、ウイルスなどには有効だが、芽胞及び一部のウイルスには殺菌作用は期待できない。
- 製造販売会社
- 吉田製薬
- 販売会社
おくすりのQ&A
4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?
いつもお世話になっております。
2型糖尿病の薬、リベルサスについてですが、外来患者さんに投与した場合、コメントが必要でしょうか?特殊な薬なのでしょうか?...
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