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エルエイジー10液

後発医薬品
販売名
エルエイジー10液
薬価
10%10mL 6.60円
製造メーカー
吉田製薬

添付文書情報2019年10月改定(第6版)

商品情報

薬効分類名
その他の外皮用殺菌消毒剤
一般名
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液

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効能・効果
1.手指・皮膚の消毒。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
4.医療機器の消毒。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
用法・用量
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として次記の濃度になるように水で希釈して、次のように使用する。
1.手指・皮膚の消毒:0.05~0.2%溶液(200~50倍)で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
2.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:0.1%溶液(100倍)で約5分間洗った後、0.2%溶液(50倍)を塗布する。
3.手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:0.01~0.05%溶液(1000~200倍)を用いる。
4.医療機器の消毒:0.05~0.2%溶液(200~50倍)に10~15分間浸漬する。なお、結核領域において使用する場合は0.2~0.5%溶液(50~20倍)を用いる。
5.手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:0.05~0.2%溶液(200~50倍)を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。なお、結核領域において使用する場合は0.2~0.5%溶液(50~20倍)を用いる。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:(0.1~5%未満)発疹、そう痒感等[症状が現れた場合には、使用を中止する]。
取扱上の注意
1.人体1).使用時:(1).外用にのみ使用する。
(2).原液又は濃厚液が眼に入らないように注意する。入った場合には水でよく洗い流す。
(3).散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意する。
(4).濃厚液の使用により、皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので注意する。
(5).炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
(6).粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
2).調製時:深い創傷に使用する場合の希釈液としては、注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いない。
2.その他使用時:石鹸類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
3.緊急処置1).眼に入った場合:洗浄の際、眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上眼を洗浄した後、直ちに適切な処置を行う。
2).飲み込んだ場合:水でよく口を洗い、水又は牛乳を飲ませ(無理に吐き出させない)、直ちに適切な処置を行う。
1.次の医薬品等が混入すると沈殿を生ずるので注意する:ヨードチンキ、マーキュロクロム、硝酸銀、プロテイン銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム、タンニン酸、スルホサリチル酸、スルホサリチル酸ナトリウム、重クロム酸カリウム等。
2.金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するため0.1~0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する。
3.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、エルエイジー10液は通常の市場の流通下において3年間安定であることが推測された。
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1.界面活性剤の殺菌作用は、菌の外膜である細胞壁を破壊してタンパク質を変質させる作用によるものであるが、両性界面活性剤の殺菌作用は比較的強く、陽イオン・陰イオン・非イオン性界面活性剤や金属イオンが共存しても逆性石ケンのように不活化されることがない。また陽イオン界面活性剤が無効である結核菌などの抗酸菌に対しても殺菌力を示す。また、血清タンパク存在下でも殺菌力低下の影響を受けにくい。
2.生物学的同等性
エルエイジー10液と標準製剤を任意に希釈し菌液と接触させたとき、両剤の生存菌数の経時的変化には相関がみられ、生物学的同等性が認められた。
本剤の各種細菌に対する殺菌力(減菌率)
→図表を見る(PDF)

製造販売会社
吉田製薬
販売会社
 

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