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イドメシンコーワゾル1%

販売名
イドメシンコーワゾル1%
薬価
1%1g 3.80円
製造メーカー
興和

添付文書情報2021年02月改定(第10版)

商品情報

薬効分類名
その他の鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
一般名
インドメタシン液
禁忌
1.本剤の成分又は他のインドメタシン製剤に対して過敏症の既往歴のある患者。
2.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
効能・効果
次記疾患並びに症状の鎮痛・消炎:変形性関節症、肩関節周囲炎、腱炎・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・外傷後の疼痛。
用法・用量
症状により、適量を1日数回患部に塗擦する。
慎重投与
気管支喘息のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
重要な基本的注意
1.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意する。
2.皮膚の感染症を不顕性化する恐れがあるので、皮膚の感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用する。
3.慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮する(また患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する)。
副作用
申請時及び市販後臨床成績調査の結果、総症例481例中本剤の副作用として報告されたのは24例(4.99%)であった。主な症状はそう痒8件(1.66%)、発赤5件(1.04%)、発疹3件(0.62%)等局所の皮膚刺激症状であった。
皮膚:(0.1%~5%未満)発赤、皮膚そう痒、発疹、皮膚ヒリヒリ感、接触皮膚炎、皮膚落屑[症状が強い場合は使用を中止するなど、適切な処置を行う]。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては大量又は広範囲にわたる長期間の投与をさける[妊婦に対する安全性は確立していない]。
2.他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。
3.シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
適用上の注意
使用時:1.眼及び粘膜に使用しない。
2.表皮が欠損している場合に使用すると一時的にしみる、ヒリヒリ感を起こすことがあるので使用に際し注意する。
3.密封包帯法で使用しない。

インドメタシンは塗擦部皮膚より皮下組織に拡散し、関節滑膜組織に達し、関節液中に出現し、他方組織中を拡散するうちに徐々に血中に吸収される。
イドメシンコーワゲル1%を膝変形性関節症に塗擦したところ、インドメタシンは血中に検出される以前に膝関節液中に認められ、直接インドメタシンが関節まで浸透することが認められた。
また、健康成人男子にイドメシンコーワゲル1%を塗擦したところ、尿中代謝物はインドメタシングルクロン酸抱合体が最も多く排泄され、次いでインドメタシン、その代謝物のグルクロン酸抱合体および代謝物が認められた。尿中排泄量は12~24時間に最も多く排泄された。

イドメシンコーワゲル1%
7種の二重盲検比較試験(非外傷性疾患、外傷性疾患)および1049例の一般臨床試験の概要は次のとおりであった。
1.非外傷性疾患(変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、上腕骨上顆炎、筋肉痛等)に対して総有効率44.6%(452/1014)を示した。また副腎エキス含有経皮複合消炎剤を対照とした二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。
2.外傷性疾患(打撲、挫傷、骨折後、捻挫等)に対して総有効率69.7%(371/532)を示した。また副腎エキス含有経皮複合消炎剤を対照とした二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。
イドメシンコーワゾル1%
1.非外傷性疾患(変形性関節症、腱・腱鞘炎、筋肉痛、上腕骨上顆炎、肩関節周囲炎等)に対する有効率は49.3%(有効以上71/144)であった。
2.外傷性疾患(打撲、挫傷、骨折後等)に対する有効率は60.0%(有効以上27/45)であった。
イドメシンコーワクリーム1%
1.非外傷性疾患(変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎等)に対する有効率は63.5%(有効以上47/74)であり、外傷性疾患(打撲、挫傷、捻挫、骨折後等)に対する有効率は61.5%(有効以上8/13)であった。
2.運動器の機能障害を有する理学療法施行中の症例で、非外傷性疾患に対する有効率は61.9%(有効以上26/42)であり、外傷性疾患に対する有効率は67.7%(有効以上21/31)であった。

優れた抗炎症・鎮痛作用を有し、その作用は局所的である。
1)アジュバント関節炎、Cotton Pellet肉芽腫、カラゲニン足浮腫等の各種実験炎症を抑制し、Randall and Selitto法で優れた鎮痛作用を示す(ラット)。
2)紫外線紅斑抑制試験において、優れた抑制効果を示す(モルモット)。

製造販売会社
興和
販売会社
 

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