テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「VTRS」
後発医薬品
販売名
テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「VTRS」
薬価
1%1g 13.90円
製造メーカー
ヴィアトリス・ヘルスケア
添付文書情報2023年11月改定(第11版)
商品情報
薬効分類名
その他の寄生性皮ふ疾患用剤
一般名
テルビナフィン塩酸塩クリーム
- 禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 次記の皮膚真菌症の治療。
1.白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬。
2.皮膚カンジダ症:皮膚カンジダ症の指間糜爛症、皮膚カンジダ症の間擦疹(乳児寄生菌性紅斑を含む)。
3.癜風。
- 用法・用量
- 1日1回患部に塗布する。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 次のような副作用が現れた場合には、使用を中止するなど、適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹、血管浮腫、そう痒症、紅斑。
2.適用部位:(頻度不明)湿疹、皮膚乾燥、疼痛、色素沈着、皮膚灼熱感、接触皮膚炎、発赤、刺激感、鱗屑、落屑、皮膚亀裂。
- 妊婦・産婦・授乳婦等への使用
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない]。
- 小児等への使用
- 低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
- 取扱い上の注意
- 眼科用として角膜・結膜には使用しない。誤って眼に入った場合は、刺激症状が現れることがあるので、流水で十分に目をすすぐ。
安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「VTRS」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
- その他の注意
- 動物実験(モルモット)において、弱い光毒性が認められている。
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1.実験的感染モデルに対する作用
モルモットにおける実験的感染モデルにおいて、本剤は、白癬菌、癜風菌及びカンジダ菌による病変の進行を抑制し、皮膚状態の改善が認められた。また、白癬菌及び癜風菌感染モデルについて実施した皮膚の逆培養では、陽性率の顕著な低下が認められた。更に、カンジダ菌感染モデルについて実施した皮膚組織内生菌数の測定においても、生菌数が顕著に低下した。
2.抗真菌作用(in vitro)
皮膚糸状菌、酵母糸状菌及び癜風菌を用いて、抗真菌作用を検討した結果、本剤は5~30分の作用時間で抗真菌活性を発現し、いずれの菌に対しても顕著な抗真菌作用を示した。
- 製造販売会社
- ヴィアトリス・ヘルスケア
- 販売会社
- ヴィアトリス製薬
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