診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

セファランチン末1%

販売名
セファランチン末1%
薬価
1%1g 47.00円
製造メーカー
メディサ新薬

添付文書情報2019年04月改定(第14版)

商品情報

薬効分類名
その他の個々の器官系用医薬品
一般名
セファランチン末
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
1.放射線による白血球減少症。
2.円形脱毛症・粃糠性脱毛症。
用法・用量
1.白血球減少症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日3~6mgを2~3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.脱毛症:タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日1.5~2mgを2~3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
薬物過敏症又はその既往歴のある患者。
重要な基本的注意
本剤の注射剤において、ショックの報告があるので問診を十分に行う。
副作用
本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.重大な副作用(頻度不明)ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーをおこすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)1).過敏症:発疹、皮疹、浮腫(顔面浮腫、手足浮腫)[このような症状が発現した場合には、投与を中止する]。
2).消化器:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
3).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
4).内分泌:月経異常[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
5).その他:頭痛、そう痒感、眩暈[このような症状が発現した場合には、減量又は休薬する]。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど慎重に投与する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましい[動物実験で乳汁中に移行することが報告されている]。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に投与する場合は、観察を十分に行い、慎重に投与する[小児等に対する安全性は確立していない]。
適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

1.血中濃度
健康成人男子にセファランチン(タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド)として10~120mgを単回経口投与したときの血中濃度の推移は、10~60mg投与群では速やかに上昇し、Tmaxは1.1~2.5時間でCmaxに達した後、一相性に減少した。120mg投与群では、1.2±0.3時間(mean±SE)のTmaxを示した後、二相性に減少した。

血中濃度パラメータ
→図表を見る(PDF)

2.排泄
排泄率:健康成人男子におけるセファランチン(タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド)の尿中排泄を検討した。
投与後、48時間までの120mg単回投与の累積尿中排泄率は1.4±0.3%であった。

(注)本剤の承認された用法・用量
白血球減少症:1日3~6mgを2~3回に分けて食後経口投与する。
脱毛症:1日1.5~2mgを2~3回に分けて食後経口投与する。
いずれも年齢、症状により適宜増減する。

(1)放射線による白血球減少症に対する効果
放射線による白血球減少症264例に対する有効率は、「有効」以上で64.8%(171/264)、「やや有効」以上で83.3%(220/264)であった。
(2)円形脱毛症・粃糠性脱毛症に対する効果
円形脱毛症・粃糠性脱毛症621例に対する有効率は、「有効」以上で53.3%(331/621)、「やや有効」以上で64.4%(400/621)であった。

1.血液幹細胞増加作用(マウス)
本剤は放射線による造血機能障害に対し、血液幹細胞に働き、造血機能の回復を促進することが認められた。
2.抗アレルギー作用(in vitro)
本剤は抗原抗体反応による肥満細胞からのヒスタミンの遊離を抑制することが認められた。
3.副腎皮質ホルモン産生増強作用(ラット)
本剤は下垂体を介し、血中のACTHを上昇させることにより、副腎および血中のコルチコステロンの産生を高めることが認められた。
4.末梢循環改善作用(ウサギ)
本剤は末梢循環独自の周期的血管運動を損なうことなく、末梢血管の拡張並びに血流を促進し、末梢循環障害を改善することが認められた。

一包可:不明

バラ包装

分割:可能
粉砕:可能
製造販売会社
メディサ新薬
販売会社
 化研生薬

おくすりのQ&A

解決済回答2

整腸剤の併用について

リアルダ、ミヤBMに今回からラックビー錠と、ビオフェルミン錠追加。...

薬価・添付文書 製品

受付中回答2

オメプラールとオメプラゾール

4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答5

病名

フルオロメトロン点眼には急性結膜炎の病名はいりますか?

薬価・添付文書 

解決済回答3

リベルサス投与について

いつもお世話になっております。
2型糖尿病の薬、リベルサスについてですが、外来患者さんに投与した場合、コメントが必要でしょうか?特殊な薬なのでしょうか?...

薬価・添付文書 製品

解決済回答2

診療点数教えて下さい

フィルグラスチムBS注75シリンジ「F」0.3ml  1筒の診療点数教えて下さい。

レベチラセタム錠500mg「サワイ」1錠薬価教えて下さい。

薬価・添付文書 製品

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。