診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

生食溶解液キットH

販売名
生食溶解液キットH
薬価
100mL1キット 212.00円
製造メーカー
ニプロ

添付文書情報2023年10月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
生理食塩液類
一般名
生理食塩液キット(2)

-

効能・効果
注射剤の溶解希釈剤。
用法・用量
注射用医薬品の溶解・希釈に用いる。
腎機能障害患者
9.1.1. 心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者:循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
腎機能障害患者:水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。
高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
取扱い上の注意
14.1. 全般的な注意14.1.1. 使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.1.2. 本剤カプセル部からの薬剤バイアル調製については単回調製を原則とする。複数の薬剤バイアルを連続調製する場合には、汚染の可能性やバイアルのゴム栓の瓶内への脱落等の可能性が高まるおそれがあるため、溶解操作方法及び取扱い上の注意に十分留意すること。
14.1.3. 輸液セットのびん針は、ゴム栓中央部を避けて周囲の刻印部(楕円で囲まれた○印)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、びん針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。
14.2. 薬剤調製時の注意14.2.1. 薬剤を配合する際には、配合変化に注意すること。
14.2.2. 本品は、溶解希釈剤として容量及び生理食塩液が適している注射剤に使用すること。
14.2.3. 本剤のカプセル部を持って、カプセル上部のシールを開封すること(開封後は、直ちに使用すること)。
14.2.4. 薬剤バイアルをカプセル部に装着する場合、本剤を斜めに持って傾け、薬剤バイアルのゴム栓の中心に両頭針を直角にあてがった後、バイアル挿入完了位置まで垂直にいっきに刺すこと(本剤を正立した状態で粉末が充てんされた薬剤バイアルを装着すると、粉末が両頭針の針穴に詰まるなど溶解操作に支障をきたすことがある)。
14.2.5. 調製操作する場合には、カプセル部等の硬い部分を持って操作し、プラスチックボトル部を持ったり、押さえたりしないこと。
14.2.6. 本剤に薬剤バイアルを溶解した後、更にアンプル製剤等、他の注射剤を混注する場合には、プラスチックボトル下部の栓体部キャップをとり、注射針をゴム栓の周囲の刻印部(楕円で囲まれていない○印)に垂直にゆっくりと刺すこと、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。
14.3. 薬剤投与時の注意14.3.1. 静脈内に投与すること。
14.3.2. 容器の目盛りは目安として使用すること。
14.3.3. 通気針は不要であるが、やむをえず通気針を使用する場合には、通気針をゴム栓の楕円で囲まれていない○印部に垂直にゆっくり刺すこと。また、薬液量が少なくなると排出速度が低下してくるので、滴下速度に十分注意すること。
14.3.4. 残液は使用しないこと。
20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.2. 次の場合には使用しないこと。
・ 容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。
・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。
・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。
・ 栓体部のキャップ及びカプセル部のシールがはがれている場合には使用しないこと。
-
-
-
製造販売会社
ニプロ
販売会社
 

おくすりのQ&A

受付中回答3

併用投薬について

フロセミド注を持続点滴している患者に浮腫増悪の為アゾセミド内服を希望(本人が)
症状詳記行い、査定などは推測されますでしょうか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答2

整腸剤の併用について

リアルダ、ミヤBMに今回からラックビー錠と、ビオフェルミン錠追加。...

薬価・添付文書 製品

受付中回答2

オメプラールとオメプラゾール

4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答5

病名

フルオロメトロン点眼には急性結膜炎の病名はいりますか?

薬価・添付文書 

解決済回答3

リベルサス投与について

いつもお世話になっております。
2型糖尿病の薬、リベルサスについてですが、外来患者さんに投与した場合、コメントが必要でしょうか?特殊な薬なのでしょうか?...

薬価・添付文書 製品

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。