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クロモグリク酸Na点眼液2%「ニッテン」

後発医薬品
販売名
クロモグリク酸Na点眼液2%「ニッテン」
薬価
100mg5mL1瓶 187.80円
製造メーカー
ロートニッテンファーマ

添付文書情報2023年04月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の眼科用剤
一般名
クロモグリク酸ナトリウム液
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
アレルギー性結膜炎、春季カタル。
用法・用量
1回1~2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼。
特定の背景を有する患者に関する注意
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. アナフィラキシー(0.1%未満):呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹等があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
眼:(0.1~5%未満)点眼時一過性眼刺激感、結膜充血、眼瞼炎、(0.1%未満)結膜炎。
発現頻度は製造販売後調査を含む。
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ウサギ、マウス)で母体に毒性があらわれる大量の注射により胎仔毒性(胎仔吸収、胎仔体重減少等)の報告がある)。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・ 〈アレルギー性結膜炎〉本剤に含まれるベンザルコニウム塩化物はソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、アレルギー性結膜炎でレンズを装用している場合は点眼前にレンズを外し点眼後少なくとも5~10分間間隔をあけて再装用すること。
・ 〈効能共通〉薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・ 〈効能共通〉患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。
・ 〈効能共通〉点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
・ 〈効能共通〉他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
20.1. 外箱開封後は、遮光して保存すること。
20.2. 開栓後1ヵ月経過した場合は、残液を使用しないこと。
その他の注意
15.1. 臨床使用に基づく情報本剤の保存剤であるベンザルコニウム塩化物による過敏症が知られている。
-

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
春季カタル及びアレルギー性結膜炎患者135名を対象に、1週間の対照観察期間の後に2%クロモグリク酸ナトリウム点眼液又はプラセボ点眼液を両眼に1回1~2滴、1日4回、4週間点眼する二重盲検比較試験を実施した。試験薬投与2週後及び4週後に対照観察期間と比較した結果、2%クロモグリク酸ナトリウム点眼液群の全般改善度(改善以上)は、2週後40.6%(26/64例)、4週後55.5%(30/54例)であり、プラセボ点眼液群の2週後14.9%(10/67例)、4週後32.8%(22/67例)に比べ有意な改善が認められた(p<0.01;U検定)。疾患別全般改善度(投与4週後)は次表のとおりであり、2%クロモグリク酸ナトリウム点眼液群はプラセボ点眼液に比べ有意な改善が認められた。
2%クロモグリク酸ナトリウム点眼液の副作用は69例中3例(4.3%)に認められ、しみる2.9%(2例)、痛み1.4%(1例)であった。
→図表を見る(PDF)

17.1.2 生物学的同等性試験
3施設の臨床機関においてアレルギー性結膜炎患者を対象に臨床試験を行い、統計学的手法を用いてクロモグリク酸Na点眼液2%「ニッテン」とインタール点眼液2%を比較した結果、両剤に有意差は認められず、生物学的に同等であると判断された(U検定)。
安全性の評価対象としたクロモグリク酸Na点眼液2%「ニッテン」投与群の47例で副作用は認められなかった。
→図表を見る(PDF)

18.1 作用機序
抗原抗体反応に伴って起こるマスト細胞からの化学伝達物質(ヒスタミン等)の遊離を抑制する。また、ヒト末梢静脈血由来の炎症性細胞(好酸球、好中球、単球)の活性化に対して抑制作用をもつ。
18.2 抗原眼誘発反応に対する防御効果
アレルギー性結膜炎患者における抗原眼誘発反応に対して防御効果を示した。
18.3 結膜組織内ヒスタミン濃度の低下作用
アレルギー性結膜炎における結膜組織内ヒスタミン濃度の低下作用を示した。

製造販売会社
ロートニッテンファーマ
販売会社
ロートニッテン 

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