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ノルフロキサシン点眼液0.3%「ツルハラ」

販売名
ノルフロキサシン点眼液0.3%「ツルハラ」
薬価
0.3%1mL 76.00円
製造メーカー
鶴原製薬

添付文書情報2024年02月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の眼科用剤
一般名
ノルフロキサシン液
禁忌
ノルフロキサシン又はキノロン系合成抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法。
用法・用量
通常、1回1滴、1日3回点眼する。
なお、症状により適宜増減する。
重要な基本的注意
8.1. 本剤の投与にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
8.2. 長期間投与しないこと。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
眼:(0.1~5%未満)眼がしみるなどの眼刺激症状、(0.1%未満)眼そう痒感、結膜充血、眼瞼腫脹・眼瞼発赤、表在性角膜炎、角膜上皮剥離、(頻度不明)角膜沈着物。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・ 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。
・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
20.1. 長期間低温に保存しないこと。
20.2. 外箱開封後は遮光して保管すること。

16.1 血中濃度
健康成人に0.3%ノルフロキサシン点眼液を1回2滴、1日4回点眼で14日間投与したとき注)、最終投与日の3回目の点眼1時間後の血中濃度は、測定限界値(0.005μg/mL)以下であった。
16.3 分布
16.3.1 眼内移行
眼手術患者に0.3%ノルフロキサシン点眼液を術前0.5~3.0時間の間に数回点眼したとき注)の前房水中濃度は、点眼後90分に最高値(0.36μg/mL)を示した。
16.3.2 結膜嚢内濃度
0.3%ノルフロキサシン点眼液をウサギ正常眼に1回2滴点眼したときの結膜嚢内滞留濃度は、点眼後30分で305μg/mL、1時間で77.0μg/mLであり、6時間後で8.9μg/mLであった。
16.3.3 眼組織内濃度
(1)0.3%ノルフロキサシン点眼液を白色ウサギ正常眼に1回2滴5分毎に5回点眼したとき、眼球内部組織に比べて外眼部で濃度が高く、最高濃度は角膜で7.84μg/g(15分後)、眼瞼で6.55μg/g(30分後)、球結膜で5.76μg/g(15分後)であり、前房水中には0.68μg/mL(2時間後)、虹彩・毛様体で0.65μg/g(30分後)、脈絡膜で0.26μg/g(15分後)と少なく、血清中では0.020μg/mL(15分後)と極めて少なかった。
また、角膜炎症眼では正常眼に比べてより高い移行濃度を示した。
(2)0.3%[14C]‐ノルフロキサシン溶液を有色ウサギ正常眼に1回1滴1日5回14日間点眼したとき、最終点眼24時間後の眼組織内濃度は虹彩・毛様体で3.00μg・eq/g、脈絡膜・網膜色素上皮で3.65μg・eq/g、色素上皮を除く網膜で測定限界以下であり、メラニン色素を含む組織には高度に分布することが認められた。
注)本剤の承認された用法・用量は通常、1回1滴、1日3回である。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
〈眼科周術期の無菌化療法〉
17.1.1 国内臨床試験(術後感染症に対する効果)
眼手術患者327例を対象とした0.3%ノルフロキサシン点眼液の臨床試験において、全例とも術後感染は認められなかった。

18.1 作用機序
細菌のDNAの高次構造を変換するDNA gyraseに作用し、DNA複製を阻害することにより、殺菌的に作用する。
18.2 生物学的同等性試験
緑膿菌接種によって起こるウサギ角膜混濁に対し、ノルフロキサシン点眼液0.3%「ツルハラ」あるいはノフロ点眼液は菌接種1時間前の1回投与あるいは接種後2時間目からの1日6回8日目までの投与により有意な抑制作用を示し、両製剤間には有意な差はみられなかった。この結果よりノルフロキサシン点眼液0.3%「ツルハラ」とノフロ点眼液は生物学的に同等であることが確認された。

製造販売会社
鶴原製薬
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