カフェイン水和物「VTRS」原末

販売名
カフェイン水和物「VTRS」原末
薬価
1g 9.70円
製造メーカー
ヴィアトリス・ヘルスケア
添付文書情報2024年07月改定(第3版)
商品情報
薬効分類名
カフェイン系製剤
一般名
カフェイン水和物
規制区分
- 習
- 処
- 生
- 特生
- 特承
- 毒
- 劇
- 麻
- 覚
- 覚原
- 向
-
- 効能・効果
- 1). ねむけ、倦怠感。
2). 血管拡張性頭痛及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛、高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛など)。
- 用法・用量
- カフェイン水和物として、通常成人1回0.1~0.3gを1日2~3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1. 胃潰瘍又はその既往歴のある患者:胃液分泌を促進するため、悪影響を及ぼすおそれがある。
9.1.2. 心疾患のある患者:徐脈又は頻脈を起こすことがある。
9.1.3. 緑内障の患者:症状が悪化するおそれがある。
- 相互作用
- 10.2. 併用注意:1). 他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、テオフィリン等)、中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)[過度の中枢神経刺激作用が現れることがある(併用薬の代謝・排泄を遅延させることがある)]。
2). MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)[頻脈、血圧上昇等が現れることがある(機序は不明である)]。
3). シメチジン[過度の中枢神経刺激作用が現れることがある(本剤の代謝・排泄を遅延させることがある)]。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 循環器:(頻度不明)不整脈[大量投与によりあらわれることがある]。
2). 精神神経系:(頻度不明)振戦、めまい、不眠、不安[大量投与によりあらわれることがある]。
3). 感覚器:(頻度不明)瞳孔散大[大量投与によりあらわれることがある]。
4). その他:(頻度不明)虚脱[大量投与によりあらわれることがある]。
- 高齢者
- 本剤を減量するなど注意すること(一般に高齢者では生理機能が低下している)。
- 授乳婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与し、長期連用を避けること(胎盤を通過する)。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。また、長期連用は避けること(母乳中に容易に移行する)。
-
-
18.1 作用機序
カフェインは、非選択的ホスホジエステラーゼ阻害薬であり、cAMP及びcGMPの分解を抑制し、cAMP及びcGMPをセカンドメッセンジャーとする受容体機能を亢進させる。また、アデノシン受容体拮抗薬であり、A1、A2A受容体に拮抗して神経伝達物質遊離を脱抑制する。
18.2 中枢神経系への作用
カフェインは、大脳皮質及び延髄中枢の興奮を起こす。常用量で覚せい、不穏、精神緊張を生じ、知覚及び運動機能を高める。また、脳細動脈に作用して収縮させ脳血流量を減少させる。
- 一包可:条件付可
配合変化に関する情報あり
- 分割:条件付可
- 粉砕:条件付可
- 製造販売会社
- ヴィアトリス・ヘルスケア
- 販売会社
- ヴィアトリス製薬
おくすりのQ&A
受付中回答2
受付中回答3
解決済回答3
受付中回答3
自費で接種された、風疹ワクチンが申請により
補助が受けれることになり、母子手帳記載以外に、予診票の控えがいるとのこと
保管中の予診票の控えを渡したら...
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。