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ジラゼプ塩酸塩錠50mg「日医工」

後発医薬品
販売名
ジラゼプ塩酸塩錠50mg「日医工」
識別コード
n SU50
薬価
50mg1錠 5.90円
製造メーカー
日医工

添付文書情報2023年10月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
冠血管拡張剤
一般名
ジラゼプ塩酸塩50mg錠

-

効能・効果
1). 狭心症、その他の虚血性心疾患<心筋梗塞を除く>。
2). 次記疾患における尿蛋白減少:腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症における尿蛋白減少〉腎機能障害が軽度~中等度(クレアチニン・クリアランスとして50mL/min以上)のIgA腎症における尿蛋白減少の目的にのみ使用すること。
5.2. 〈腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症における尿蛋白減少〉適切な病型診断(腎生検、あるいは血尿、尿蛋白、腎機能等多面的な検査に基づく臨床診断)のもとで使用を開始し、経過を見ながら投与開始後6ヵ月を目標として、尿蛋白・腎機能等を定期的に検査し以後の投薬継続の可否を検討する。腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症における尿蛋白減少で、病態の急速な進展がみられる場合には中止又は他の療法を考慮するなど適切な処置をとること。腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症における尿蛋白減少の場合、尿蛋白減少が認められ、投薬継続が必要な場合は、以後定期的に尿蛋白・腎機能等を測定しながら投薬すること。
用法・用量
〈狭心症、その他の虚血性心疾患(心筋梗塞を除く)〉
1回ジラゼプ塩酸塩水和物として50mgを1日3回経口投与する。
年齢及び症状により適宜増減する。
〈腎機能障害軽度~中等度のIgA腎症における尿蛋白減少〉
1回ジラゼプ塩酸塩水和物として100mgを1日3回経口投与する。
年齢及び症状により適宜増減する。
肝機能障害患者
9.3.1. 重篤な肝機能障害のある患者:副作用として一過性ALT上昇が報告されているため、肝機能障害を悪化させるおそれがある。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、頭重感、(0.1%未満)めまい、ふらつき、不眠、いらいら感、眠気。
2). 循環器:(0.1%未満)動悸、頻脈、熱感、顔面潮紅感、胸部圧迫感、胸部違和感、起立性低血圧。
3). 消化器:(0.1%未満)悪心・嘔吐、便秘、腹痛、下痢、軟便、食欲不振、口渇。
4). 過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒感、紅斑。
5). 肝臓:(0.1%未満)一過性ALT上昇。
6). 血液:(0.1%未満)白血球増多。
7). 感覚器:(0.1%未満)苦味感。
8). その他:(0.1%未満)易疲労感、喉頭部息づまり感、発汗、手指の張る感じ、肩こり。
発現頻度は、申請時~1994年7月までの集計に基づく。
高齢者
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないことが望ましい。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット:静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
適用上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

16.1 血中濃度
16.1.1 生物学的同等性試験
(1)ジラゼプ塩酸塩錠50mg「日医工」
ジラゼプ塩酸塩錠50mg「日医工」及びコメリアンコーワ錠50を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(ジラゼプ塩酸塩水和物として50mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血中ジラゼプ濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
表 薬物動態パラメータ
→図表を見る(PDF)


血中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
(2)ジラゼプ塩酸塩錠100mg「日医工」
ジラゼプ塩酸塩錠100mg「日医工」及びコメリアンコーワ錠50を、クロスオーバー法によりジラゼプ塩酸塩水和物として100mg健康成人男子に絶食単回経口投与して血中ジラゼプ濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
表 薬物動態パラメータ
→図表を見る(PDF)


血中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

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18.1 作用機序
冠血管拡張薬と呼ばれ、作用機序は複雑であるが、アデノシン増強作用が重視されている。すなわち、虚血心筋から遊離されるアデノシンの細胞内への再取込みを阻害することにより、アデノシンの血管拡張作用を増強して冠拡張作用を現す。

一包可:不明

無包装状態試験:規格内変化のみ

分割:可能
粉砕:可能

粉砕後試験:判定不明

製造販売会社
日医工
販売会社
 

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