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ニコランジル錠5mg「日医工」

後発医薬品
販売名
ニコランジル錠5mg「日医工」
識別コード
n 523
薬価
5mg1錠 6.10円
製造メーカー
日医工

添付文書情報2020年02月改定(第5版)

商品情報

薬効分類名
冠血管拡張剤
一般名
ニコランジル5mg錠
禁忌
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中(リオシグアト)の患者。
効能・効果
狭心症。
用法・用量
ニコランジルとして、通常、成人1日量15mgを3回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
1.重篤な肝障害のある患者[本剤投与中に肝機能検査値異常が現れることがある]。
2.緑内障の患者[眼圧を上昇させる恐れがある]。
3.高齢者。
重要な基本的注意
1.本剤の投与開始時には、硝酸・亜硝酸エステル系薬剤と同様に血管拡張作用による拍動性頭痛を起こすことがあるので、このような場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
2.本剤とホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィル)との併用又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を低下させることがあるので、本剤投与前にホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤を服用していないことを十分確認する。また、本剤投与中及び投与後においてホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤を服用しないよう十分注意する。
相互作用
併用禁忌:1.ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤(シルデナフィルクエン酸塩<バイアグラ、レバチオ>、バルデナフィル塩酸塩水和物<レビトラ>、タダラフィル<シアリス、アドシルカ、ザルティア>)[併用により、降圧作用が増強することがある(本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する)]。
2.グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤(リオシグアト<アデムパス>)[併用
により、降圧作用が増強することがある(本剤とグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤は、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する)]。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.重大な副作用(頻度不明)1).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).血小板減少:血小板減少が現れることがあるので、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
3).口内潰瘍、舌潰瘍、肛門潰瘍、消化管潰瘍:口内潰瘍、舌潰瘍、肛門潰瘍、消化管潰瘍が現れることがあるので、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行う。
1).循環器:(頻度不明)動悸、顔面紅潮、全身倦怠感、気分不良、胸痛、下肢むくみ、のぼせ感等。
2).精神神経系:(頻度不明)頭痛、*第3脳神経麻痺、*第6脳神経麻痺[*:副作用が現れた場合には投与を中止する]、眩暈、耳鳴、不眠、眠気、舌のしびれ、肩こり等。
3).過敏症:(頻度不明)発疹等[副作用が現れた場合には投与を中止する]。
4).消化器:(頻度不明)口内炎、悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、胃もたれ、胃部不快感、胃痛、腹痛、腹部膨満感、口角炎、口渇等。
5).肝臓:(頻度不明)ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇等。
6).血液:(頻度不明)血小板減少。
7).眼:(頻度不明)角膜潰瘍、*眼筋麻痺[*:副作用が現れた場合には投与を中止する]、複視。
8).生殖器:(頻度不明)性器潰瘍。
9).皮膚:(頻度不明)皮膚潰瘍。
10).その他:(頻度不明)血中カリウム増加、頚部痛。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下し、副作用が発現しやすいことが推定されるので、本剤投与の際には少量から投与するなど慎重に投与する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
小児等への投与
小児に対する安全性は確立していない。
取扱い上の注意
薬剤交付時:1.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
2.湿気を避けて涼しいところに保管するよう指導する。
安定性試験:本品につき加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)を行った結果、ニコランジル錠2.5mg「日医工」及びニコランジル錠5mg「日医工」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

1.生物学的同等性試験
ニコランジル錠2.5mg「日医工」及び標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(ニコランジルとして2.5mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中ニコランジル濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
また、ニコランジル錠5mg「日医工」及び標準製剤をそれぞれ1錠(ニコランジルとして5mg)投与した場合においても、同様に両剤の生物学的同等性が確認された。
<ニコランジル錠2.5mg「日医工」>
→図表を見る(PDF)


<ニコランジル錠5mg「日医工」>
→図表を見る(PDF)


血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
2.溶出挙動
ニコランジル錠5mg「日医工」は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたニコランジル錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

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ニトロ化合物に共通の作用を現す。即ち、分子内から一酸化窒素(NO)を遊離し、これが血管細胞内のグアニル酸シクラーゼを活性化し、細胞内cGMPを増量して血管平滑筋の弛緩を起こす。本薬はこれに加えて、ATP依存性K+チャネルを開口させる作用を有する。ニトロ化合物として太い冠動脈を拡張させると共に、ATP依存性K+チャネル開口作用により細い冠動脈をも拡張させる。

一包可:不明

バラ包装

分割:可能
粉砕:可能

粉砕後試験:判定不明

製造販売会社
日医工
販売会社
 

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