レベニン散
添付文書情報2024年02月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 次記抗生物質投与時、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善:ペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ナリジクス酸。
- 用法・用量
- 通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 取扱い上の注意
- アルミ袋開封後は湿気を避けて保存すること。
16.5 排泄
健常人にレベニン散を3日間経口投与し、糞便中の耐性乳酸菌数を測定した結果、耐性乳酸菌は投与後2日目より糞便中に認められ、耐性乳酸菌の菌数は3日目に最大となり、7日目ではほとんど認められなかった。
レベニン散服用者の糞便中の耐性乳酸菌数
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内一般臨床試験
急性下痢を主訴とする生後1か月より10歳までの患児に抗生物質とレベニン散を同時に経口投与したところ、排便回数の減少と便性の改善が認められ、感冒性下痢症で14例中11例(78.6%)、急性胃腸炎による下痢症8例中3例、肺炎による下痢症3例中2例で有効以上(著明、有効、無効の3段階で評価)を示した。副作用は認められなかった。
18.1 作用機序
耐性乳酸菌は抗菌剤存在下においても生育し、乳酸等を腸内で産生し、腸内菌叢の正常化をはかり、整腸作用をあらわす。
18.2 抗菌剤含有培地での増殖性
本剤の耐性乳酸菌は各種抗菌剤に耐性を有し、抗菌剤含有培地においても増殖した(in vitro)。
18.3 病原菌増殖抑制作用
本剤の耐性乳酸菌を各種病原菌(クロストリジウム・ディフィシル、シュードモナス・エルジノーサ、カンジダ・アルビカンス及びカンピロバクター・ジェジュニ)と各々混合培養した結果、それぞれの病原菌の増殖を抑制した(in vitro)。
18.4 耐性の非伝達性
大腸菌、黄色ブドウ球菌との混合培養試験において、本剤耐性乳酸菌の薬剤耐性の伝達は認められなかった(in vitro)。
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
- 製造販売会社
- わかもと製薬
- 販売会社
おくすりのQ&A
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