エンペシド腟錠100mg

添付文書情報2023年08月改定(第1版)
商品情報
- 禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- カンジダに起因する腟炎及びカンジダに起因する外陰腟炎。
- 用法・用量
- 1日1回1錠を、腟深部に挿入する。一般に6日間継続使用するが、必要に応じ使用期間を延長する。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 腟:(0.1~5%未満)局所熱感、刺激感、発赤・紅斑、(頻度不明)そう痒、疼痛。
2). 皮膚:(頻度不明)発疹。
- 妊婦
- 妊婦<3ヵ月以内>又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
- 適用上の注意
- 14.1. 薬剤投与時の注意腟にのみ使用し、経口投与しないこと。
16.1 血中濃度
健康成人5例、患者5例に1日1回1錠(100mg)を7日間経腟投与し、投与中及び投与終了後7日目に血中濃度を測定した場合、いずれの時点においても測定限界(0.006μg/mL)以下である。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
二重盲検比較試験を含めて、総計852例について実施された臨床試験の概要は次のとおりである。
カンジダに起因する腟炎では533例中472例88.6%、外陰腟炎では239例中211例88.3%の有効率を示している。また二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められている。
18.1 作用機序
クロトリマゾールは真菌細胞の細胞膜、核膜等の膜系構造のリン脂質分子に特異的親和性を持って結合し、その透過性を変化させ、抗真菌作用を示す。
18.2 抗真菌作用
クロトリマゾールはCandida属、Torulopsis属の腟真菌症の病原真菌に優れた抗真菌作用を有する(in vitro)。
- 製造販売会社
- バイエル薬品
- 販売会社
おくすりのQ&A
当該製品の添付文書では、効能又は効果として、『次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症』と記載されています。...
添付文書内の「有効性安全性」の正確な意味を教えてください。どのような条件ならば有効性があるとするのか、安全性があるというのかをその基準を教えて欲しいのです
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