ウロカルン錠225mg

添付文書情報2020年02月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 腎結石・尿管結石の排出促進。
- 用法・用量
- 通常1回2錠、1日3回経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 皮膚:(頻度不明)発疹、発赤、皮膚そう痒、蕁麻疹。
2). 消化器:(0.1~5%未満)胃部不快感、胃部膨満感、胃腸障害、(頻度不明)下痢。
発現頻度はカプセル剤の使用成績調査を含む。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
アルミピローの開封後は湿気を避けて保管すること。また、瓶包装は使用後、蓋をしっかり閉めて保管すること。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内二重盲検比較試験
二重盲検比較試験において結石の排出と下降を有効としたときの有効率は79.2%(42/53例)であった。
副作用発現頻度は、薬剤投与群で35.8%(19/53例)であった。主な副作用は、胃腸障害17.0%(9/53例)、口渇15.1%(8/53例)、便秘11.3%(6/53例)であった。
17.1.2 国内一般臨床試験
一般臨床試験において、効果判定が行われた963例について、結石の排出と下降を有効としたときの有効率は、次表のとおりである。
排石促進効果
→図表を見る(PDF)
18.1 作用機序
本剤は、結石発育抑制作用及び溶解作用を有し、抗炎症作用、利尿作用とともに腎結石・尿管結石に対する排出促進効果を示すと考えられる。
18.2 結石の発育抑制作用及び溶解作用
燐酸石灰結石をウラジロガシエキス含有尿で灌流するとき、溶解作用が認められる(in vitro)。
また、動物実験では、ウラジロガシエキスの経口投与は、結石の発育抑制作用及び溶解作用を示す(ラット)。
18.3 抗炎症作用
足蹠浮腫(ラット)、血管透過性の亢進(ウサギ)及び胸膜炎(ラット)を抑制する。
18.4 利尿作用
一過性の尿量増加を示す(ウサギ、尿路結石患者)。
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
味は苦い
- 製造販売会社
- 日本新薬
- 販売会社
おくすりのQ&A
当該製品の添付文書では、効能又は効果として、『次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症』と記載されています。...
添付文書内の「有効性安全性」の正確な意味を教えてください。どのような条件ならば有効性があるとするのか、安全性があるというのかをその基準を教えて欲しいのです
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