診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

クリンダマイシンゲル1%「NIG」

後発医薬品
販売名
クリンダマイシンゲル1%「NIG」
薬価
1%1g 12.90円
製造メーカー
日医工岐阜工場

添付文書情報2022年06月改定(第4版)

商品情報

薬効分類名
外用抗生物質製剤
一般名
クリンダマイシンリン酸エステル1%ゲル
禁忌
本剤の成分又はリンコマイシン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
ざ瘡<化膿性炎症を伴うもの>。
用法・用量
本品の適量を1日2回、洗顔後、患部に塗布する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤を塗布する面積は治療上必要最小限にとどめる。
2.本剤の使用にあたっては、4週間で効果が認められない場合には使用を中止する。また、炎症性皮疹が消失した場合には継続使用しない。
3.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめる。
慎重投与
1.抗生物質に関連した下痢又は抗生物質に関連した大腸炎の既往歴のある患者[偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎が現れる恐れがある]。
2.アトピー性体質の患者[重症の即時型アレルギー反応が現れる恐れがある]。
相互作用
併用注意:1.エリスロマイシン[併用しても本剤の効果が現れないと考えられる(細菌のリボソーム50S Subunitへの親和性が本剤より高い)]。
2.末梢性筋弛緩剤(スキサメトニウム塩化物水和物、ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物等)[筋弛緩作用が増強される(本剤は神経筋遮断作用を有する)]。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.重大な副作用(頻度不明)偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎:偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が報告されているので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに使用を中止し、輸液、バンコマイシンの経口投与等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)1).皮膚:皮膚つっぱり感、皮膚パリパリ感、グラム陰性菌毛嚢炎、脂性肌。
2).過敏症:そう痒、発赤[発赤の誘発又は発赤悪化]、蕁麻疹、刺激感、ヒリヒリ感、接触皮膚炎。
3).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、ウロビリノーゲン陽性。
4).その他:白血球増加、血小板増加、総コレステロール低下、尿蛋白、尿糖、消化器障害。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳婦:授乳中の婦人には使用しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には授乳を避けさせる[皮膚外用に用いたときの母乳中への移行は不明である]。
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
取扱い上の注意
投与経路:皮膚外用剤として用法・用量にしたがって使用し、眼科用として使用しない。
安定性試験結果の概要:長期保存試験(25℃、1年9カ月)の結果、クリンダマイシンゲル1%「NIG」は通常の市場流通下において1年9カ月間安定であることが確認された。
-
-

1.作用機序
クリンダマイシンリン酸エステルは、生体内でエステラーゼによる加水分解を受け、活性型のクリンダマイシンとなり抗菌力を発揮する。作用機序は細菌細胞のたん白合成阻害である。Propionibacterium acnes(P.acnes)に対する強力な抗菌活性が認められている。また、抗炎症作用を示すことも報告されている。
2.生物学的同等性試験
実験的熱創傷における、P.acnes又はStaphylococcus epidermidisによるマウス皮膚感染症モデル(1群10匹)に対して、クリンダマイシンゲル1%「NIG」と標準製剤[ゲル剤、10mg(力価)/1g]を1日1回0.2g塗布したところ、両剤の生物学的同等性が確認された。

製造販売会社
日医工岐阜工場
販売会社
武田薬品 日医工

おくすりのQ&A

受付中回答3

ウルソ

主病名が肝硬変症
主病名以外に胆のう結石
ウルソ600mg処方 毎食後
特処56点は算定可能でしょうか?

薬価・添付文書 その他

受付中回答5

内服用ルゴール液の算定方法

内服用ルゴール液(ヨウ素83mg/ml)を院内で処方する際の点数と算定方法を教えてください

薬価・添付文書 その他

受付中回答3

併用投薬について

フロセミド注を持続点滴している患者に浮腫増悪の為アゾセミド内服を希望(本人が)
症状詳記行い、査定などは推測されますでしょうか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答2

整腸剤の併用について

リアルダ、ミヤBMに今回からラックビー錠と、ビオフェルミン錠追加。...

薬価・添付文書 製品

解決済回答3

オメプラールとオメプラゾール

4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?

薬価・添付文書 その他

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。