ハイデルマートクリーム2%
添付文書情報2023年05月改定(第1版)
商品情報
-
- 効能・効果
- 1). 湿疹。
2). 皮膚掻痒症。
3). 神経皮膚炎。
- 用法・用量
- 通常、症状により適量を1日数回患部に塗布または塗擦する。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)皮膚刺激感。
- 取扱い上の注意
- 空気中に長時間放置すると変色することがある。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
〈デルマクリンクリーム1%〉
17.1.1 国内臨床試験
各種皮膚疾患に対する一般臨床試験(303例)の有効率は次のとおりである。
→図表を見る(PDF)
〈デルマクリンA軟膏1%〉
17.1.2 国内臨床試験
顔面皮膚炎に対する一般臨床試験
軽症から軽微の顔面皮膚炎患者31例を対象に、デルマクリンA軟膏1%の有効性を検討した結果、落屑、皮膚乾燥、掻痒に対して改善効果が認められた。
18.1 作用機序
グリチルレチン酸は、ホスホリパーゼA2阻害作用ならびに肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用を有し、これらにより、湿疹、皮膚掻痒症、神経皮膚炎に対し抗炎症作用を示すと考えられる。
18.2 薬理作用
18.2.1 抗炎症作用
(1)グリチルレチン酸は、TPA誘導によるマウスの耳介浮腫を抑制する。
(2)ハイデルマートクリーム2%は、DNFB誘導によるマウスの耳介腫脹を抑制する。
18.2.2 肥満細胞脱顆粒抑制作用
グリチルレチン酸は、ラットの肥満細胞を用いたin vitroの実験系において、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制する。
18.2.3 ホスホリパーゼA2阻害作用
グリチルレチン酸は、in vitroの実験系において、アラキドン酸代謝系の初発酵素である炎症性ホスホリパーゼA2の酵素活性を選択的に阻害する。
18.2.4 鎮痒作用
グリチルレチン酸は、サブスタンスP、PAR‐2アゴニストによるマウス掻痒行動を抑制するとともに、サブスタンスPによるLTB4産生を抑制する。
- 製造販売会社
- 摩耶堂製薬
- 販売会社
- ミヤリサン製薬
おくすりのQ&A
保険審査の内容で恐縮ですが、先日の業界紙において、「社会保険診療報酬支払基金は31日、高血圧症に対して初回から第一選択薬として「配合剤」を投与することは、...
Cost of Concerta (methylphenidate)?
I am curious to find the cost of a month's supply of methylphenidate for ADHD...
わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!
このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。