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ロキソプロフェンNaテープ50mg「ユートク」

後発医薬品
販売名
ロキソプロフェンNaテープ50mg「ユートク」
薬価
7cm×10cm1枚 12.30円
製造メーカー
祐徳薬品

添付文書情報2024年03月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
一般名
ロキソプロフェンナトリウム(50mg)7cm×10cm貼付剤
禁忌
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発することがある]〔9.1.1参照〕。
効能・効果
次記疾患並びに症状の消炎・鎮痛:変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹・外傷後の疼痛。
用法・用量
1日1回、患部に貼付する。
合併症・既往歴等のある患者
8.1. 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
8.2. 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。
9.1.1. 気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>の患者:病態を悪化させることがある〔2.2参照〕。
9.1.2. 皮膚感染症のある患者:感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に使用すること(皮膚の感染症を不顕性化するおそれがある)。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシー(血圧低下、蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難等)があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 皮膚:(1~3%未満)皮膚そう痒、紅斑、接触性皮膚炎、皮疹、(頻度不明)皮下出血、皮膚刺激、皮膚色素沈着、皮膚水疱、皮膚腫脹。
2). 消化器:(0.5~1%未満)胃不快感、(0.5%未満)上腹部痛、下痢・軟便。
3). 肝臓:(0.5~1%未満)AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇。
4). その他:(頻度不明)浮腫。
ロキソプロフェンナトリウム水和物パップ剤100mgの承認時までの臨床試験結果をもとに頻度を算出した。
高齢者
65歳以上の高齢者に使用する場合は、貼付部の皮膚の状態に注意すること(ロキソプロフェンナトリウム水和物パップ剤100mg及びテープ剤50mg・100mgの製造販売後調査の結果、65歳以上の高齢者での副作用の発現率(3.7%、1738例中65例)は、65歳未満(1.7%、1300例中22例)と比較して有意に高い(主な副作用が貼付部皮膚症状であった))。
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。また、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤投与時の注意14.1.1. 損傷皮膚及び粘膜に使用しないこと。
14.1.2. 湿疹又は発疹の部位に使用しないこと。
内袋開封後はチャックを閉めて保存すること。

16.2 吸収
16.2.1 生物学的同等性試験
ロキソプロフェンNaテープ50mg「ユートク」及びロキソニンテープ50mgについて、健康成人男性の背部に8及び24時間貼付したときの角層中ロキソプロフェン量を測定した。得られた両製剤の角層中ロキソプロフェン量の平均値の差の90%信頼区間は、いずれの製剤適用時間においても判定基準であるlog(0.70)~log(1.43)の範囲内であり、両製剤の生物学的同等性が確認された。
→図表を見る(PDF)

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内一般臨床試験
ロキソプロフェンNaテープ100mg「ユートク」の一般臨床試験成績は次のとおりであった。全症例105例中、報告された副作用は5例(4.8%)8件であり、その症状は発赤3件、湿疹2件、そう痒感2件、接触性皮膚炎1件であった。
→図表を見る(PDF)

18.1 作用機序
ロキソプロフェンナトリウム水和物は、プロドラッグであり、活性代謝物のトランスOH体が酸性非ステロイド性抗炎症薬としての作用を示す。すなわち、プロスタグランジン生合成の律速酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用を現す。構成型COX(COX‐1)と誘導型COX(COX‐2)に対する選択性はない。
18.2 抗炎症作用
本剤は急性炎症モデルであるカラゲニン誘発足浮腫抑制試験(ラット)、慢性炎症モデルであるアジュバント関節炎腫脹抑制試験(ラット)のいずれにおいても基剤群に対して有意な抗炎症作用を示した。
18.3 鎮痛作用
本剤はイースト誘発炎症足疼痛抑制試験(ラット)において基剤群に対して有意な鎮痛作用を示した。

製造販売会社
祐徳薬品
販売会社
 

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コメント例文

エンレストのレセプトコメントの例文があれば教えていただけないでしょうか。

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