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ペキロンクリーム0.5%

販売名
ペキロンクリーム0.5%
薬価
0.5%1g 24.70円
製造メーカー
テイカ製薬

添付文書情報2024年07月改定(第2版)

商品情報

薬効分類名
その他の寄生性皮ふ疾患用剤
一般名
アモロルフィン塩酸塩クリーム
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
次記の皮膚真菌症の治療。
1). 白癬:足白癬、手白癬、体部白癬、股部白癬。
2). 皮膚カンジダ症:皮膚カンジダ症の指間びらん症、皮膚カンジダ症の間擦疹(乳児寄生菌性紅斑を含む)、皮膚カンジダ症の爪囲炎。
3). 癜風。
用法・用量
1日1回患部に塗布する。
特定の背景を有する患者に関する注意
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
皮膚:(0.1~5%未満)皮膚局所刺激感、接触皮膚炎、発赤、皮膚そう痒、紅斑、(0.1%未満)皮膚糜爛、皮膚疼痛。
発現頻度は使用成績調査の結果を含む。
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
適用上の注意
14.1. 薬剤投与時の注意14.1.1. 投与部位:眼科用として角膜・結膜には使用しないこと。

16.1 血中濃度
16.1.1 単回塗布試験
健康成人男性5名の背部(15×20cm)にアモロルフィン塩酸塩1%クリーム3g(アモロルフィンとして30mg注))を塗布したとき、塗布後48時間までのいずれの測定時においても、すべての被験者で血清中にはアモロルフィンは検出されなかった。
16.1.2 反復塗布試験
健康成人男性5名の背部(15×20cm)にアモロルフィン塩酸塩1%クリーム1g(アモロルフィンとして10mg注))を朝、夕の2回、7日間塗布したとき、投与期間中および最終投与後2日目まで、すべての被験者で血清中にはアモロルフィンは検出されなかった。
16.3 分布
ラットの背部皮膚面に3H‐アモロルフィン塩酸塩0.5%クリーム100mgを単回塗布したとき、塗布後24時間で角質層から基底層に至る表皮及び真皮、皮下組織への浸透、拡散が認められた。
16.5 排泄
16.5.1 単回塗布試験
健康成人男性5名の背部(15×20cm)にアモロルフィン塩酸塩1%クリーム3g(アモロルフィンとして30mg注))を塗布したとき、塗布後48時間までのいずれの測定時においても、すべての被験者で尿中にはアモロルフィンは検出されなかった。
16.5.2 反復塗布試験
健康成人男性5名の背部(15×20cm)にアモロルフィン塩酸塩1%クリーム1g(アモロルフィンとして10mg注))を朝、夕の2回、7日間塗布したとき、投与期間中および最終投与後1日目において、すべての被験者で尿中にはアモロルフィンは検出されなかった。
注)本剤の承認された濃度は0.5%である。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
皮膚真菌症患者を対象に二重盲検比較試験を含む総計1,109例について実施された1日1回塗布による臨床試験の概要は次のとおりであった。
→図表を見る(PDF)

17.3 その他
17.3.1 皮膚刺激性試験
パッチテスト研究班の基準に基づき、健康成人男性でアモロルフィン塩酸塩0.5%クリーム及び基剤を用いた単純パッチテスト及び光パッチテストの結果では、皮膚刺激性は認められず、再感作試験でも陰性であった。

18.1 作用機序
アモロルフィン塩酸塩は、真菌のエルゴステロール生合成経路上のΔ14‐レダクターゼ反応及びΔ8‐Δ7‐イソメラーゼ反応の2つの段階を選択的に阻害することにより、細胞膜の構造、機能を障害し抗真菌活性が発現される。
18.2 抗真菌作用
18.2.1 アモロルフィン塩酸塩は皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、酵母類(Candida属)、黒色真菌(Fonsecaea compactum等)及び癜風菌(Malassezia furfur)に強い抗真菌作用を有した(in vitro)。
18.2.2 表在性皮膚真菌症の患者から分離された真菌の臨床分離株に対するMIC(最小発育阻止濃度)は次のとおりである。
→図表を見る(PDF)

18.2.3 アモロルフィン塩酸塩はT.mentagrophytesに対して0.001μg/mLの濃度で、またC.albicansでは1μg/mLの濃度で殺真菌作用を示した(in vitro)。
18.3 実験的白癬治療効果
T.mentagrophytesによるモルモット実験的白癬モデルにアモロルフィン塩酸塩0.5%クリーム0.3gを感染後5日目から1日1回14日間局所塗布した場合、無処置対照群では症状の増悪が認められるが、処置群では優れた治療効果を示した。
18.4 作用持続性
感染防御試験において、モルモットの背部皮膚面にアモロルフィン塩酸塩0.5%クリーム0.3gを1回塗布し、24、48、72時間後にT.mentagrophytesを接種した実験では、塗布72時間経過後においても優れた作用持続性が認められた。

製造販売会社
テイカ製薬
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コメント例文

エンレストのレセプトコメントの例文があれば教えていただけないでしょうか。

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