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オラブリス洗口用顆粒11%

販売名
オラブリス洗口用顆粒11%
薬価
11%1g 0.00円
製造メーカー
ジーシー昭和薬品

添付文書情報2024年02月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の歯科口腔用薬
一般名
フッ化ナトリウム顆粒
規制区分
  • 特生
  • 特承
  • 覚原

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効能・効果
齲蝕の予防。
用法・用量
〈毎日法〉
通常フッ化ナトリウムとして0.05~0.1%溶液5~10mLを用い、1日1回食後又は就寝前に洗口する。
〈週1回法〉
通常フッ化ナトリウムとして0.2%溶液5~10mLを用い、週1回食後又は就寝前に洗口する。
〈洗口方法〉
薬液を口に含み、約30秒間薬液が十分に歯面にゆきわたるように含み洗いさせる。次に薬液を十分に吐き出させる。
1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めるが、通常未就学児で5mL、学童以上で7~10mLが適当である。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 洗口液の調製法
本剤は易溶性顆粒であり、水を加えて軽くふりまぜることにより容易に溶解して微かにピンク色の洗口液となる。
7.1.1. 洗口液の調製
1). 本剤1包1.5g、毎日法(水の量300mL)の場合:洗口液のフッ化ナトリウム濃度0.055%、フッ化物イオン濃度約250ppm、1mL中のフッ化ナトリウム量0.55mg。
2). 本剤1包1.5g、毎日法(水の量167mL)の場合:洗口液のフッ化ナトリウム濃度0.099%、フッ化物イオン濃度約450ppm、1mL中のフッ化ナトリウム量0.99mg。
3). 本剤1包1.5g、週1回法(水の量83mL)の場合:洗口液のフッ化ナトリウム濃度0.199%、フッ化物イオン濃度約900ppm、1mL中のフッ化ナトリウム量1.99mg。
4). 本剤1包6g、週1回法(水の量332mL)の場合:洗口液のフッ化ナトリウム濃度0.199%、フッ化物イオン濃度約900ppm、1mL中のフッ化ナトリウム量1.99mg。
特定の背景を有する患者に関する注意
歯科医師の指導により使用すること。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
過敏症:(頻度不明)蕁麻疹、発疹、湿疹、腫脹、発赤、ピリピリ感。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
適用上の注意
14.1. 薬剤調製時の注意14.1.1. オラブリス洗口用顆粒11%の溶解・洗口液の保存にはプラスチック製容器を使用すること(ガラス製品はフッ化物によって腐食する)。
14.2. 薬剤交付時の注意14.2.1. 使用に際しては間違いなく洗口ができることを確認してから使用させる(洗口ができない場合には、水で洗口を練習させる)。飲み込むおそれのある幼・小児には使用しないこと。
14.2.2. 飲み込まないようよく指導すること。
14.2.3. 顆粒のままでは劇薬であるので、必ず洗口液をつくり使用するよう指導すること。また、指定した使用量を守るよう指導すること。
14.2.4. 使用方法(洗口液の作り方、洗口方法)については十分に保護者に対して説明し、家庭での幼・小児の洗口は保護者の監督下で行わせること。
14.2.5. 洗口の方法(1). 調製した洗口液から1回量を量り取る。
(2). 口に含み、約30秒間洗口液が十分に歯面にゆきわたるように、口を閉じ頬を動かす「ブクブクうがい」を行う(添付文書の洗口図参照)。
(3). 洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行う(添付文書の洗口図参照)。
14.2.6. 洗口時の注意(1). 洗口の前には、歯をみがくか、水で口をすすぐこと。
(2). 洗口液1回の量は一度で口に含むこととし、口に含めなかった洗口液は捨てること。
(3). 洗口後の洗口液は十分に吐き出すこと。
(4). 洗口後30分間はうがいや飲食物をとらないようにすること。
14.2.7. 洗口液は使用後すぐにフタを閉めること。
14.2.8. 洗口液は出来るだけ清潔ですずしい所に保管する。
14.2.9. 本剤及びその洗口液は子供の手の届かない所に保管すること。
14.2.10. 洗口液の外観に変化が見られた場合には、その洗口液は捨て、よく洗った容器に新しい洗口液を作ること。
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18.1 作用機序
フッ化物洗口法の効果として(1)再石灰化の促進(2)エナメル質の結晶性の向上及びフルオロアパタイトの形成による歯質向上(3)歯垢中微生物の酸産生の抑制があげられている。口腔内のフッ化物イオンの存在は、再石灰化反応の促進源となり、その結果生成される結晶は元のハイドロキシアパタイトに比較して脱灰しにくくなる。またフッ化物イオンは、歯垢中の細菌の活性を阻害することにより有機酸産生を抑制し、さらに水素イオンの歯質表面や結晶内部への侵襲を防護する作用があることから、う蝕予防の効果を示すとされている。
18.2 エナメル質へのフッ化物イオンの取り込み量
ヒト矯正抜去小臼歯を用い、オラブリス洗口用顆粒11%にてフッ化物イオン濃度を250ppm、又は450ppmとした洗口液のエナメル質へのフッ化物イオンの取り込み量を測定した。
→図表を見る(PDF)

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