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セファランチン末1%

販売名
セファランチン末1%
薬価
1%1g 43.50円
製造メーカー
メディサ新薬

添付文書情報2023年09月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の個々の器官系用医薬品
一般名
セファランチン末
禁忌
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
1). 放射線による白血球減少症。
2). 円形脱毛症・粃糠性脱毛症。
用法・用量
〈白血球減少症〉
通常成人には、タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日3~6mgを2~3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈脱毛症〉
通常成人には、タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日1.5~2mgを2~3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
合併症・既往歴等のある患者
本剤の注射剤において、ショックの報告があるので問診を十分に行うこと。
9.1.1. 薬物過敏症又はその既往歴のある患者。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):顔面潮紅、じんま疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹、皮疹、浮腫(顔面浮腫、手足浮腫)。
2). 消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢。
3). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇。
4). 内分泌:(頻度不明)月経異常。
5). その他:(頻度不明)頭痛、そう痒感、めまい。
高齢者
減量するなど慎重に投与すること(一般に生理機能が低下していることが多い)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳中の女性には治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている)。
小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

16.1 血中濃度
健康成人男子にセファランチン(タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド)として10~120mgを単回経口投与したときの血中濃度の推移は、10~60mg投与群では速やかに上昇し、Tmaxは1.1~2.5時間でCmaxに達した後、一相性に減少した。120mg投与群では、1.2±0.3時間のTmaxを示した後、二相性に減少した。

血中濃度パラメータ
→図表を見る(PDF)

16.5 排泄
健康成人男子におけるセファランチン(タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド)の尿中排泄を検討した。
投与後、48時間までの120mg単回投与の累積尿中排泄率は1.4±0.3%であった。

注)本剤の承認された用法及び用量
白血球減少症:1日3~6mgを2~3回に分けて食後経口投与する。
脱毛症:1日1.5~2mgを2~3回に分けて食後経口投与する。
いずれも年齢、症状により適宜増減する。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 放射線による白血球減少症に対する効果
放射線による白血球減少症264例に対する有効率は、「有効」以上で64.8%(171/264)、「やや有効」以上で83.3%(220/264)であった。
17.1.2 円形脱毛症・粃糠性脱毛症に対する効果
円形脱毛症・粃糠性脱毛症621例に対する有効率は、「有効」以上で53.3%(331/621)、「やや有効」以上で64.4%(400/621)であった。

18.1 作用機序
18.1.1 血液幹細胞増加作用(マウス)
本剤は放射線による造血機能障害に対し、血液幹細胞に働き、造血機能の回復を促進することが認められた。
18.1.2 抗アレルギー作用(in vitro)
本剤は抗原抗体反応による肥満細胞からのヒスタミンの遊離を抑制することが認められた。
18.1.3 副腎皮質ホルモン産生増強作用(ラット)
本剤は下垂体を介し、血中のACTHを上昇させることにより、副腎および血中のコルチコステロンの産生を高めることが認められた。
18.1.4 末梢循環改善作用(ウサギ)
本剤は末梢循環独自の周期的血管運動を損なうことなく、末梢血管の拡張並びに血流を促進し、末梢循環障害を改善することが認められた。

一包可:不明

バラ包装

分割:可能
粉砕:可能
製造販売会社
メディサ新薬
販売会社
 化研生薬

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