メコバラミンカプセル250μg「日新」
添付文書情報2023年12月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 末梢性神経障害。
- 用法・用量
- 通常、成人は1日6カプセル(メコバラミンとして1日1500μg)を3回に分けて経口投与する。ただし、年齢及び症状により適宜増減する。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 本剤投与で効果が認められない場合、月余にわたって漫然と使用すべきでない。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 消化器:(0.1~5%未満)食欲不振、悪心・嘔吐、下痢。
2). 過敏症:(0.1%未満)発疹。
発現頻度は製造販売後調査を含む。
- 小児等
- 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
本剤は光に不安定なので、PTP包装は外箱開封後、バラ包装はアルミ袋開封後、遮光して保存すること。
- その他の注意
- 15.2. 非臨床試験に基づく情報水銀及びその化合物を取り扱う職業従事者に長期にわたって大量に投与することは避けることが望ましい。
16.8 その他
メコバラミンカプセル250μg「日新」の生物学的同等性に関しては、メコラミンカプセル(昭和56年承認、販売名変更前製剤)の承認申請時添付資料により評価された。
18.1 作用機序
メコバラミンは生体内補酵素型ビタミンB12の1種で、ホモシステインからメチオニンを合成するメチル基転移反応に重要な役割を果たす。メチオニン合成反応を通じて貯蔵型葉酸の利用を促進すると共に、t‐RNAのメチル化など、核酸代謝にも関与する。ビタミンB12欠乏食で飼育したラットに14C‐標識体を投与すると、神経系のレシチン分画への14Cの取込み増加が見られる。また、ビタミンB12及び葉酸欠乏食で飼育したラットにおける神経細胞内核酸合成の促進や神経組織培養における神経線維の髄鞘形成の促進が報告されている。
- 一包可:不明
バラ包装
- 分割:可能
- 粉砕:可能
- 製造販売会社
- 日新製薬
- 販売会社
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