アスコルビン酸注500mg「NP」
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販売名
アスコルビン酸注500mg「NP」
薬価
500mg1管 84.00円
製造メーカー
ニプロ
添付文書情報2016年04月改定(第2版)
商品情報
薬効分類名
ビタミンC剤
一般名
アスコルビン酸注射液
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- 効能・効果
- 1.ビタミンC欠乏症の予防及び治療(壊血病、メルレル・バロー病)。
2.ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時等)。
3.次記疾患のうち、ビタミンC欠乏又はビタミンC代謝障害が関与すると推定される場合(但し、ビタミンC欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない):毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿等)、薬物中毒、副腎皮質機能障害、骨折時の骨基質形成・骨折時の骨癒合促進、肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着、光線過敏性皮膚炎。
- 用法・用量
- アスコルビン酸として、1日50~2000mgを1~数回に分けて静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 取扱い上の注意
- 1.投与経路:1).経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用する。また、投与経路は静脈内注射を原則とする。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与に切り替える。
2).静脈内注射にのみ使用する。
2.静脈内投与時:静脈内注射により、血管痛が現れることがあるので、投与速度はできるだけ遅くする。
3.アンプルカット時:本剤は、ワンポイントカットアンプルを使用しているので、アンプル頭部のマークを上にして反対側(下の方向)に軽く力を加えてカットする。なお、アンプルカット時の異物混入を避けるため、首部の周りをエタノール綿等で清拭する。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[冷所、2年6カ月間]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、アスコルビン酸注500mg「NP」は通常の市場流通下において2年6カ月間安定であることが確認された。
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ビタミンCである。代表的な欠乏症が壊血病であり、出血傾向の増大、骨・歯牙の発育遅延、抗体産生能や創傷治癒能の低下等を起こす。本薬の投与はこれらの疾患や症状に効果があるが、生理的意義や作用は十分明らかではない。コラーゲン生成への関与、毛細血管抵抗性の増強や血液凝固時間の短縮等による出血傾向の改善、副腎皮質機能への関与(ストレス反応の防止)、メラニン色素生成の抑制等が報告されている。
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