シナール配合錠

添付文書情報2023年03月改定(第1版)
商品情報
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- 効能・効果
- 本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)、炎症後の色素沈着。
効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
- 用法・用量
- 通常、成人には1回1~3錠を1日1~3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
消化器:(頻度不明)胃不快感、悪心・嘔吐、下痢等。
- 小児等
- 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤調製時の注意14.1.1. アルカリ性薬剤、吸湿性薬剤との配合は避けること。
14.1.2. 配合時の粉砕は避けること。
14.2. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
20.1. アルミピロー包装開封後は、湿気を避けて保存すること。
16.1 血中濃度
健康成人男性1例にアスコルビン酸400mgを空腹時単回経口投与したとき、アスコルビン酸の血中濃度は投与1~2時間後におよそ1.4mg/dLの最大値を示し、その後漸減し、一定濃度となった。
16.5 排泄
健康成人女性2例にアスコルビン酸300mgを1日1回経口投与したとき、尿中総アスコルビン酸排泄量は4時間後に最高値を示し、9時間目にはほぼ投与前値に復した。
18.1 作用機序
メラニン色素の形成を抑制し、既成メラニン色素の還元を促進する。結合織の主成分であるコラーゲンの生成と保持に関与する。このほか、生体内の可逆的酸化還元作用に関与する。
18.2 皮膚機能に対するパントテン酸カルシウムの併用効果
モルモットを対象に、パントテン酸カルシウム併用時のアスコルビン酸の皮膚機能、特に皮膚毛細血管抵抗及び皮膚酸化還元能に及ぼす影響を検討した結果、アスコルビン酸単独に比し有意に増強された。
- 一包可:条件付可
アルカリ性薬剤、吸湿性薬剤との配合は避ける。
- 分割:条件付可
- 粉砕:条件付可
【添】配合時の粉砕は避ける。@【IF】パントテン酸カルシウムを上下層に、アスコルビン酸を中間層に配した3層錠である。
- 製造販売会社
- シオノギファーマ
- 販売会社
- 塩野義製薬
おくすりのQ&A
自費で接種された、風疹ワクチンが申請により
補助が受けれることになり、母子手帳記載以外に、予診票の控えがいるとのこと
保管中の予診票の控えを渡したら...
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