ソルマルト輸液

販売名
ソルマルト輸液
薬価
500mL1袋 245.00円
製造メーカー
テルモ
添付文書情報2023年06月改定(第1版)
商品情報
薬効分類名
その他の血液代用剤
一般名
酢酸維持液(1)
- 禁忌
- 2.1. 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある]。
2.2. 高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症、低カルシウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある]。
2.3. 高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高マグネシウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある]。
- 効能・効果
- 経口摂取不能または不充分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギー補給。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤を投与する場合には、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。
- 用法・用量
- 通常、成人には1回500~1000mLを徐々に静脈内に点滴注入する。投与速度は通常成人ではマルトース水和物として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
- 腎機能障害患者
- 9.1.1. 心不全の患者:循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
9.1.2. 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者:水分、電解質等の排泄が障害されているため、症状が悪化するおそれがある。
腎機能障害患者:水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 重大な副作用
- 11.1. 重大な副作用
11.1.1. アナフィラキシーショック(頻度不明):呼吸困難、血圧低下、頻脈、蕁麻疹、潮紅等の症状が認められた場合には投与を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。
2). 大量・急速投与:(頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症。
- 高齢者
- 投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
- 授乳婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
- 小児等
- 低出生体重児、新生児、乳児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 全般的な注意14.1.1. 使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.1.2. 注射針や輸液セットのびん針は、ゴム栓の刻印部(○印)に垂直にゆっくりと刺すこと(斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある)、また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。
14.2. 薬剤調製時の注意薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。
14.3. 薬剤投与時の注意14.3.1. 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと(輸液セット内に空気が流入するおそれがある)。
14.3.2. 容器の目盛りは目安として使用すること。
14.3.3. 残液は使用しないこと。
20.1. 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.2. 包装袋より取り出したまま保管すると、薬液が蒸散する可能性があるので、速やかに使用するか包装袋に戻し封をすること。
20.3. 次の場合には使用しないこと。
・ 包装袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合には使用しないこと。
・ 容器から薬液が漏れている場合には使用しないこと。
・ 性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。
・ ゴム栓部のシールがはがれている場合には使用しないこと。
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18.1 作用機序
本剤は水分、電解質及びエネルギーの補給効果を示す。
- 製造販売会社
- テルモ
- 販売会社
おくすりのQ&A
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自費で接種された、風疹ワクチンが申請により
補助が受けれることになり、母子手帳記載以外に、予診票の控えがいるとのこと
保管中の予診票の控えを渡したら...
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