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ビルベイ顆粒200μg

販売名
ビルベイ顆粒200μg
薬価
200μg1個 29705.10円
製造メーカー
IPSEN

添付文書情報2025年09月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の肝臓疾患用剤
一般名
オデビキシバット水和物顆粒
規制区分
  • 特生
  • 特承
  • 覚原
禁忌
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
効能・効果
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症に伴うそう痒。
(効能又は効果に関連する注意)
ABCB11遺伝子変異を有する患者のうち、胆汁酸塩排出ポンプ蛋白質(BSEP)の機能を完全に喪失する変異を有する患者では、本剤の効果は期待できない。
用法・用量
通常、オデビキシバットとして40μg/kgを1日1回朝食時に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、120μg/kgを1日1回に増量することができるが、1日最高用量として7200μgを超えないこと。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤によるそう痒の改善や血清中胆汁酸濃度の低下は緩徐に認められることがあるため、増量の判断は投与開始3ヵ月以降とし、忍容性に問題がない場合に行うこと。また、本剤を6ヵ月間投与しても効果が認められない場合には、投与継続の是非を検討すること。
7.2. 体重別の1日投与量は次を参考にすること。
1). 40μg/kg/日の場合:
①. 体重5.0kg以上7.5kg未満:1日投与量200μg。
②. 体重7.5kg以上12.5kg未満:1日投与量400μg。
③. 体重12.5kg以上17.5kg未満:1日投与量600μg。
④. 体重17.5kg以上25.5kg未満:1日投与量800μg。
⑤. 体重25.5kg以上35.5kg未満:1日投与量1200μg。
⑥. 体重35.5kg以上45.5kg未満:1日投与量1600μg。
⑦. 体重45.5kg以上55.5kg以下:1日投与量2000μg。
⑧. 体重55.5kg超:1日投与量2400μg。
2). 120μg/kg/日の場合:
①. 体重5.0kg以上7.5kg未満:1日投与量600μg。
②. 体重7.5kg以上12.5kg未満:1日投与量1200μg。
③. 体重12.5kg以上17.5kg未満:1日投与量1800μg。
④. 体重17.5kg以上25.5kg未満:1日投与量2400μg。
⑤. 体重25.5kg以上35.5kg未満:1日投与量3600μg。
⑥. 体重35.5kg以上45.5kg未満:1日投与量4800μg。
⑦. 体重45.5kg以上55.5kg以下:1日投与量6000μg。
⑧. 体重55.5kg超:1日投与量7200μg。
7.3. カプセルは容器であることから、カプセルごと投与せず、容器内の顆粒剤のみを全量投与すること〔14.1参照〕。
7.4. 本剤は、1日の最初の食事の際に飲食物とともに投与すること〔14.1参照〕。
生殖能を有する者
8.1. 肝機能検査値上昇がみられることがあるので、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。
8.2. 下痢があらわれることがあり、脱水症状を引き起こす可能性がある。本剤投与中に腹痛や下痢が持続し、他の原因が認められない場合は、減量又は投与の中断若しくは中止を考慮すること。下痢による脱水に注意し、異常が認められた場合には速やかに適切な処置を行うこと。
8.3. 脂溶性ビタミン減少がみられることがあるので、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に血中脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)濃度及びプロトロンビン時間国際標準比(PT-INR)を測定し、患者の状態を十分に観察し、必要に応じて脂溶性ビタミンの補充を考慮すること。
9.3.1. 重度肝機能障害患者(Child Pugh 分類C):患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること(血中濃度が上昇するおそれがあり、重度の肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない)。
妊娠する可能性のある女性:妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後5日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること〔9.5妊婦の項参照〕。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 肝胆道系障害:(10%以上)血中ビリルビン増加、ALT増加、(1%以上10%未満)肝腫大、AST増加。
2). 胃腸障害:(10%以上)下痢、嘔吐、腹痛。
3). 代謝および栄養障害:(10%以上)ビタミンD欠乏、(1%以上10%未満)ビタミンE欠乏。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験では生殖毒性が報告されている。妊娠ウサギに、ヒトの臨床曝露量の1.1倍以上の曝露量でオデビキシバットを投与された全用量群の胎仔7例(オデビキシバットに曝露された群の全胎仔の1.3%)に胎仔心血管系奇形(胎仔心室憩室、胎仔小心室及び胎仔大動脈弓拡張)が認められた)〔2.2、9.4生殖能を有する者の項参照〕。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒトにおける乳汁中への移行に関するデータはないが、動物実験(ラット)で、母動物へ投与後授乳された乳仔への曝露が認められている)。
小児等
体重5kg未満の小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
取扱い上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意次の使用方法を十分指導すること。
・ 投与直前にカプセル型容器を開けて、容器内の顆粒剤を飲食物とともに投与すること〔7.3、7.4参照〕。
・ カプセル型容器ごと服用しないこと〔7.3参照〕。
光を避けるため、ボトル開封後も元のボトルのまま保管すること。

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
外国人健康成人にオデビキシバット0.1、0.3、1、3及び10mgを単回経口投与したとき、3mgを投与した6例中2例、10mgを投与した6例中5例で定量可能な血漿中薬物濃度[定量下限=0.05ng/mL]が認められた。10mgを投与したときのCmax及びAUC0-tの幾何平均値[幾何変動係数(CV%)]はそれぞれ0.16ng/mL(85.6%)及び0.58ng・h/mL(39.0%)であり、Tmaxの中央値は4.04時間であった。
日本人健康成人にオデビキシバット3mgを単回経口投与したとき、投与後1.5~8時間で血漿中薬物濃度は6例中5例に検出された。Cmax及びAUC0-lastの平均値(標準偏差)はそれぞれ0.06385(0.03223)ng/mL及び0.29(0.10)h・ng/mLであり、Tmaxの中央値は6.000時間であった。
16.1.2 反復投与
外国人健康成人にオデビキシバット1若しくは3mgを1日1回、又は1.5mgを1日2回7日間反復経口投与したとき、3mgを1日1回及び1.5mgを1日2回の投与において定量可能な血漿中濃度が認められた。血漿中濃度が0.1ng/mLを超えた被験者は認められなかった。日本人健康成人にオデビキシバット3mgを1日1回7日間反復経口投与したとき、投与後1~8時間で血漿中薬物濃度は6例中6例に検出された。Cmax及びAUC0-lastの平均値(標準偏差)はそれぞれ0.07080(0.01465)ng/mL、0.23(0.19)h・ng/mLであり、Tmaxの中央値は3.500時間であった。
16.2 吸収
16.2.1 投与方法の影響
高脂肪食(800~1,000キロカロリーで食事の総カロリー量の約50%が脂肪)とカプセル剤の同時投与は、カプセル剤の空腹時の投与と比較してCmaxが約72%、AUC0-24が約62%低下した。オデビキシバットの顆粒剤をアップルソースに振りかけた場合、カプセル剤の空腹時投与と比較して、Cmaxが約39%、AUC0-24が約36%低下した(外国人データ)。
16.2.2 バイオアベイラビリティ
オデビキシバットは経口投与後ほとんど吸収されない。ヒトにおける絶対的バイオアベイラビリティのデータはない。最高血漿濃度(Cmax)は1~5時間以内に達する。小児患者(年齢0.8~16.0歳、体重5.6~55.2kg)のトラフ値は、40μg/kg/日及び120μg/kg/日の患者の83%及び80%の検体で検出限界以下であった。
母集団薬物動態解析から推定された小児進行性家族性肝内胆汁うっ滞症患者における40μg/kg/日及び120μg/kg/日の投与量のCmaxの値はそれぞれ0.211ng/mL及び0.623ng/mLであり、AUC値はそれぞれ2.26ng・h/mL及び5.99ng・h/mLであった(外国人データ)。
16.3 分布
オデビキシバットは、ヒト血漿蛋白に99%以上結合する。母集団薬物動態解析から、海外第III相試験に組み入れられた小児進行性家族性肝内胆汁うっ滞症患者に40μg/kg/日及び120μg/kg/日を投与したときの見かけの分布容積(V/F)は、それぞれ614L及び799Lと推定された。患者の体重を70kgとした場合のV/Fは2510Lと予測される(外国人データ)。
16.4 代謝
ヒト肝細胞における代謝割合は、8.2~22.6%であった。
16.5 排泄
健康成人に放射性標識したオデビキシバット3000μgを単回経口投与した場合、糞便中に投与量の82.9%、尿中に0.002%未満が排泄された。糞中の97%以上が未変化体として排泄された(外国人データ)。
母集団薬物動態解析から、海外第III相試験に組み入れられた小児進行性家族性肝内胆汁うっ滞症患者に40μg/kg/日及び120μg/kg/日を投与したときの見かけの総クリアランス(CL/F)は、それぞれ398L/hr及び438L/hrと推定された。患者の体重を70kgとした場合のCL/Fは2180L/hrと予測され、半減期の平均値は約2.5時間である(外国人データ)。
16.7 薬物相互作用
16.7.1 エチニルエストラジオール、レボノルゲストレル
健康女性被験者(25例)にオデビキシバット3mgと経口避妊薬(エチニルエストラジオール(EE)0.03mg/レボノルゲストレル(LVN)0.15mg)を単回併用投与したとき、オデビキシバット併用時の非併用時に対するEEのAUC0-infは83%、LVNのAUC0-infは88%であった(外国人データ)。
16.7.2 ミダゾラム
健康被験者(20例)を対象にオデビキシバット7.2mgにミダゾラム2mgを単回併用投与したとき、オデビキシバット併用時の非併用時に対するミダゾラムのAUC0-infは72%、1-OHミダゾラムのAUC0-infは86%であった(外国人データ)。
16.7.3 イトラコナゾール
健康被験者(21例)にイトラコナゾール200mgとオデビキシバット7.2mgを単回併用投与したとき、イトラコナゾール併用時の非併用時に対するオデビキシバットのAUC0-infは151%であった(外国人データ)。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内第III相試験
非盲検第III相試験において、日本人進行性家族性肝内胆汁うっ滞症患者(体重5kg超)にオデビキシバット40μg/kgを1日1回12週間、12週以降は安全性に問題がない場合120μg/kgを1日1回、24週以降は40μg/kg又は120μg/kg(最大7200μg)を1日1回経口投与した。
なお、同意取得時に生後6ヵ月以上18歳未満で、PFIC-1又はPFIC-2と診断されている患者をコホート1(2例)、コホート1に該当しない生後3ヵ月以上のPFIC患者又はコホート1の組み入れ期間終了後の患者をコホート2(1例)とした。
主要評価項目は、ベースラインから24週時までに空腹時血清中胆汁酸濃度が70%以上低下又は24週時に70μmol/L以下に到達した患者の割合、及び24週間における患者レベルでの痒み評価が改善した割合とした。
ベースラインから24週時までに空腹時血清中胆汁酸濃度が70%以上低下又は24週時に70μmol/L以下に到達した患者の割合は、コホート1では50.0%(1/2例)、コホート2では0.0%(0/1例)であり、24週間における患者レベルでの痒み評価が改善した割合は、コホート1の2例は77.7%及び0.3%、コホート2の1例は77.4%であった。
コホート1及びコホート2で副作用は認められなかった(48週)。
17.1.2 海外第III相試験
無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験において、6ヵ月以上18歳以下かつ体重5kg超の進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC-1又はPFIC-2)患者(62例)を対象に、オデビキシバット40μg/kg、120μg/kg(最大7200μg)又はプラセボを1日1回24週間経口投与した。
主要評価項目は、24週時までに空腹時血清中胆汁酸濃度がベースラインから70%以上低下又は24週時に70μmol/L以下に達した患者の割合とした。24週間の投与期間にわたる観察者報告アウトカム(ObsRO)尺度に基づく患者レベルでの痒み評価が改善した割合を副次的評価項目とし、結果は次表のとおりであった。
→図表を見る(PDF)

副作用発現率は本剤40μg/kg群で30.4%(7/23例)、120μg/kg群で36.8%(7/19例)であった。主な副作用は40μg/kg群で血中ビリルビン増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、及び下痢が各8.7%(各2/23例)、120μg/kg群で血中ビリルビン増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、及び下痢が各10.5%(各2/19例)であった。
17.1.3 海外第III相継続投与試験
非盲検第III相継続投与試験において、海外第III相試験から移行した進行性家族性肝内胆汁うっ滞症患者(コホート1:56例(海外第III相試験でオデビキシバット群37例、プラセボ群19例))、及び年齢不問かつ体重5kg以上で、血清中胆汁酸濃度の上昇及び胆汁うっ滞性そう痒を伴う進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(病型不問)患者(コホート2:60例)を対象に、オデビキシバット40μg/kg又は120μg/kgを1日1回72週間経口投与した。
主要評価項目は、72週時の空腹時血清中胆汁酸濃度のベースラインからの変化とした。72週時までの投与期間における観察者報告アウトカム(ObsRO)尺度に基づく患者レベルでの痒み評価が改善した割合を副次的評価項目とし、結果は次表のとおりであった。
→図表を見る(PDF)

副作用発現率は38.8%(45/116例)であった。主な副作用は下痢12.1%(14/116例)、血中ビリルビン増加10.3%(12/116例)、及びアラニンアミノトランスフェラーゼ増加6.0%(7/116例)であった。

18.1 作用機序
オデビキシバットは、回腸胆汁酸トランスポーター(IBAT)の可逆的かつ強力な選択的阻害剤である。遠位回腸に局所的に作用して、胆汁酸(主に胆汁酸塩の形態)の再取り込みを減少させ、結腸を通過する胆汁酸のクリアランスを増加させ、血清中の胆汁酸濃度を低下させる。

一包可:不可

光を避けるため、ボトル開封後も元のボトルのまま保管する。

分割:不可
粉砕:不可

投与直前にカプセル型容器を開けて、容器内の顆粒剤を飲食物とともに投与する。@光を避けるため、ボトル開封後も元のボトルのまま保管する。

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IPSEN
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