タチオン錠50mg

添付文書情報2024年09月改定(第2版)
商品情報
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- 効能・効果
- 1). 薬物中毒。
2). アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)。
3). 金属中毒。
4). 妊娠悪阻。
5). 妊娠高血圧症候群。
- 用法・用量
- 還元型グルタチオンとして、通常成人1回50~100mgを1日1~3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 特定の背景を有する患者に関する注意
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹等。
2). 消化器:(0.1%未満)食欲不振、悪心・嘔吐、胃痛等。
- 授乳婦
- 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
- 適用上の注意
- 14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
16.1 血中濃度
ラットの胃内又は空腸に35S‐glutathione(35S‐GSH)を直接投与すると、35S‐GSHは小腸より速やかに吸収され、門脈血中にはほとんどがGSHのままの型で吸収される。また、血中でGSHは速やかに血清蛋白と結合し、その約70~80%が蛋白と結合している。
16.4 代謝
経口投与1時間後の尿中未変化体及び代謝産物の比率は未変化体、Cystein、GSSG及びその他の代謝物がそれぞれ14.3%、33.0%、11.5%及び41.2%であった。
16.5 排泄
ラットに35S‐GSHを経口投与したとき、24時間までの尿中排泄率は18.3~38.8%であり、糞中には1.18%排泄された。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
国内で実施された臨床試験成績の概要は次記のとおりである。
→図表を見る(PDF)
18.1 作用機序
グルタチオンの生物学的な活性は、作用機構の面からSH基の酸化還元反応が関与する反応と、酸化還元反応とは無関係に関与する反応とに大別され、後者は、助酵素的な役割を果たす反応、メルカプツール酸の生成及びその他の解毒機構への関与、SH酵素又はその他の細胞成分の保護あるいは活性化、細胞分裂・細胞の増殖等における何らかの役割を果たすとされている。
18.2 薬理作用
グルタチオンは、ラットのメチル水銀中毒、ヒトの鉛中毒、ヒトの有機燐剤中毒、マウス及びラットの亜硫酸ガス中毒を改善する。
- 一包可:不明
無包装状態試験:変化なし
- 分割:可能
- 粉砕:可能
粉砕後試験:規格内変化のみ
- 製造販売会社
- 長生堂製薬
- 販売会社
- 日本ジェネリック
おくすりのQ&A
自費で接種された、風疹ワクチンが申請により
補助が受けれることになり、母子手帳記載以外に、予診票の控えがいるとのこと
保管中の予診票の控えを渡したら...
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