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ジャイパーカ錠50mg

販売名
ジャイパーカ錠50mg
識別コード
Lilly 50 6902
薬価
50mg1錠 10201.00円
製造メーカー
日本イーライリリー

添付文書情報2024年08月改定(第2版)

商品情報

薬効分類名
その他の抗悪性腫瘍用剤
一般名
ピルトブルチニブ錠
規制区分
  • 特生
  • 特承
  • 覚原
警告
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
禁忌
本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫。
用法・用量
通常、成人にはピルトブルチニブとして200mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2. 本剤投与により*グレード3以上の副作用が発現した場合には、ベースライン又はグレード1以下に回復するまで本剤を休薬し、また、次の目安を参考に用量調節すること[用量調節の目安;1)発現回数1回目の場合は回復後の再開時投与量200mg、2)発現回数2回目の場合は回復後の再開時投与量100mg、3)発現回数3回目の場合は回復後の再開時投与量50mg、4)発現回数4回目の場合は投与中止]。
*)グレードはNCI-CTCAE ver.5.0に準じる。
生殖能を有する者
8.1. 出血があらわれることがあり、外科的処置に伴って大量出血が生じる可能性があることから、本剤投与中に手術や侵襲的手技を実施する患者に対しては、術前術後の3~5日程度は本剤の投与中断を考慮すること〔11.1.2参照〕。
8.2. 骨髄抑制があらわれることがあるので、本剤投与に際しては定期的に血液検査を行うこと〔11.1.3参照〕。
妊娠する可能性のある女性:妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること〔9.5妊婦の項参照〕。
相互作用
本剤は、主にCYP3A4によって代謝され、CYP2C8、CYP2C19、CYP3A、P-gp及びBCRPの阻害作用を示す。
10.2. 併用注意:1). 強いCYP3A誘導剤又は中程度のCYP3A誘導剤(リファンピシン、カルバマゼピン、エファビレンツ等)〔16.7.1、16.7.2参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない又は弱い薬剤への代替を考慮すること(これらの薬剤がCYP3Aの代謝酵素を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。
2). CYP2C8の基質となる薬剤(レパグリニド、ピオグリタゾン、モンテルカスト等)〔16.7.3参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がCYP2C8を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
3). P-gpの基質となる薬剤(ジゴキシン、ダビガトランエテキシラート、エベロリムス等)〔16.7.4参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
4). BCRPの基質となる薬剤(ロスバスタチン、イマチニブ、サラゾスルファピリジン等)〔16.7.5参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
5). CYP2C19の基質となる薬剤(オメプラゾール、ジアゼパム、ランソプラゾール等)〔16.7.6参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がCYP2C19を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
6). CYP3Aの基質となる薬剤<経口剤>(ミダゾラム<経口剤>、トリアゾラム<経口剤>、ロミタピド<経口剤>等)〔16.7.7参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤が主に消化管におけるCYP3Aを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 感染症:肺炎(3.0%)等があらわれることがある。
11.1.2. 出血:消化管出血(0.6%)、頭蓋内出血(頻度不明)等の出血があらわれることがある〔8.1参照〕。
11.1.3. 骨髄抑制:好中球減少症(9.1%)、血小板減少症(7.9%)、貧血(6.1%)等があらわれることがある〔8.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 血液及びリンパ系障害:(5%未満)リンパ球増加症。
2). 胃腸障害:(10%以上)下痢、(5%未満)悪心、腹痛。
3). 一般・全身障害及び投与部位の状態:(10%以上)疲労、(5%未満)末梢性浮腫。
4). 感染及び寄生虫症:(5%未満)上気道感染、尿路感染。
5). 傷害、中毒及び処置合併症:(5~10%未満)挫傷。
6). 筋骨格系及び結合組織障害:(5%未満)関節痛。
7). 神経系障害:(5%未満)頭痛。
8). 腎及び尿路障害:(5%未満)血尿。
9). 呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(5%未満)鼻出血。
10). 皮膚及び皮下組織障害:(5%未満)発疹、点状出血。
11). 心臓障害:(5%未満)心房細動、心房粗動。
12). 血管障害:(5%未満)血腫。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。生殖発生毒性試験(ラット)において、器官形成期の妊娠ラットに本剤を投与したところ臨床曝露量*に相当する用量で胎仔体重減少、胚胎仔死亡及び催奇形性(腎臓欠損・腎臓形態異常・腎臓位置異常・腎臓小型化、尿管欠損、卵巣位置異常、子宮形態異常、胸骨分節形態異常)が認められている〔9.4生殖能を有する者、9.6授乳婦の項参照〕。
*)臨床推奨用量を投与時の定常状態のAUC。
授乳しないことが望ましい(本剤が乳汁に移行する可能性があり、乳児が乳汁を介して本剤を摂取した場合、乳児に重篤な副作用が発現するおそれがある)〔9.5妊婦の項参照〕。
小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
適用上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
その他の注意
15.1. 臨床使用に基づく情報臨床試験において、皮膚癌等の二次性悪性腫瘍が認められたとの報告がある。
15.2. 非臨床試験に基づく情報反復投与毒性試験(イヌ)において、臨床曝露量未満に相当する用量で角膜への影響(角膜混濁、角膜上皮単細胞壊死、角膜びらん、角膜潰瘍等)が認められている。

16.1 血中濃度
日本人の再発又は難治性のB細胞性悪性腫瘍患者3例に本剤200mgを1日1回反復経口投与したときの初回投与後(投与開始1日目)及び定常状態(投与開始8日目)での血漿中濃度推移及び薬物動態パラメータは次のとおりであった。
図1)本剤200mgを1日1回反復経口投与したときの初回投与及び定常状態での血漿中濃度推移(平均値±標準偏差)

表1)本剤200mgを1日1回反復経口投与したときの初回投与及び定常状態での薬物動態パラメータ(幾何平均値及び変動係数%)
→図表を見る(PDF)

健康成人及び血液悪性腫瘍患者の両方において、tmaxはおよそ2時間であり、AUCの増加は線形を示し、定常状態にはおよそ5日で達した。また、血液悪性腫瘍患者においてAUCに基づく累積係数[幾何平均値(変動係数%)]は1.63(26.7%)であった(外国人データ)。
16.2 吸収
16.2.1 絶対的バイオアベイラビリティ
健康成人5例に本剤200mgを単回経口投与したときのピルトブルチニブの絶対的バイオアベイラビリティは85.5%であった(外国人データ)。
16.2.2 食事の影響
健康成人20例に本剤200mgを高脂肪食摂取後に単回経口投与したとき、空腹時投与に対する食後投与におけるピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比はそれぞれ0.929及び0.775であった(外国人データ)。
16.3 分布
平均血液/血漿濃度比は0.79であった。ヒト血漿蛋白結合率は96%であり、0.5~50μmol/Lの濃度範囲で濃度依存性は認められなかった(in vitro)。
16.4 代謝
ピルトブルチニブは主にCYP3A4により不活性代謝物に代謝される(in vitro)。健康成人4例に[14C]‐ピルトブルチニブ約200mgを単回経口投与したとき、投与96時間後までの血漿中には主に未変化体が検出された(血漿中総放射能に対する割合は86.7%)(外国人データ)。
16.5 排泄
健康成人に[14C]‐ピルトブルチニブ200mgを単回経口投与したとき、投与量の37%(未変化体として18%)が糞便中に排泄され、57%(未変化体として10%)が尿中に排泄された(外国人データ)。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎機能障害患者
本剤200mgを単回経口投与したとき、腎機能正常被験者(8例)に対する重度の腎機能障害患者(8例)の非結合形ピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.34及び0.825であった(外国人データ)。なお、透析患者における薬物動態は検討していない。
16.6.2 肝機能障害患者
本剤200mgを単回経口投与したとき、肝機能正常被験者(14例)に対する軽度の肝機能障害患者(8例)の非結合形ピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.16及び1.39であった。肝機能正常被験者(14例)に対する中等度の肝機能障害患者(8例)の非結合形ピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ0.956及び1.11であった。
肝機能正常被験者(14例)に対する重度の肝機能障害患者(6例)の非結合形ピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.05及び1.00であった(外国人データ)。
16.7 薬物相互作用
16.7.1 リファンピシン
健康成人12例にリファンピシン(強いCYP3A誘導剤)600mgを1日1回反復経口投与し、本剤200mgを単回経口投与したとき、本剤単独投与時に対するリファンピシン併用投与時のピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ0.293及び0.576であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.2 エファビレンツ、ボセンタン、モダフィニル
生理学的薬物動態モデルに基づいたシミュレーションにおいて、本剤(200mgを1日1回反復経口投与)単独投与時に対する①エファビレンツ、②ボセンタン及び③モダフィニル(それぞれ600mgを1日1回反復経口投与、125mgを1日2回反復経口投与及び400mgを1日1回反復経口投与)(中程度のCYP3A誘導剤)併用投与時のピルトブルチニブのAUCtau及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ①0.51及び0.67、②0.73及び0.80並びに③0.80及び0.86と推定された。[10.2参照]
16.7.3 レパグリニド
健康成人16例に本剤200mgを1日1回反復経口投与し、レパグリニド(CYP2C8の基質)0.5mgを単回経口投与したとき、レパグリニド単独投与時に対する本剤併用投与時のレパグリニドのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ2.30及び1.98であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.4 ジゴキシン
健康成人16例に本剤200mgとジゴキシン(P‐gpの基質)0.25mgを併用して1日1回反復経口投与したとき、ジゴキシン単独投与時に対する本剤併用投与時のジゴキシンのAUCtau及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.35及び1.55であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.5 ロスバスタチン
健康成人31例に本剤200mgを1日1回反復経口投与し、ロスバスタチン(BCRPの基質)20mgを単回経口投与したとき、ロスバスタチン単独投与時に対する本剤併用投与時のロスバスタチンのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ2.40及び2.46であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.6 オメプラゾール、カフェイン、S‐ワルファリン
健康成人16例に本剤200mgを1日1回反復経口投与し、オメプラゾール(CYP2C19の基質)40mg、カフェイン(CYP1A2の基質)200mg、及びS‐ワルファリン(CYP2C9の基質)10mg(ワルファリンとして)をカクテル基質として単回経口投与したとき、カクテル基質単独投与時に対する本剤併用投与時の①オメプラゾール、②カフェイン及び③S‐ワルファリンのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ①1.56及び1.49、②0.940及び0.986並びに③1.11及び1.02であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.7 ミダゾラム
健康成人15例に本剤200mgを1日1回反復経口投与し、ミダゾラム(CYP3Aの基質)0.5mgを単回経口投与したとき、ミダゾラム単独投与時に対する本剤併用投与時のミダゾラムのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.70及び1.58であった。ミダゾラム0.25mgを単回静脈内投与したとき、ミダゾラム単独投与時に対する本剤併用投与時のミダゾラムのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.12及び0.993であった(外国人データ)。[10.2参照]
16.7.8 その他
(1)健康成人10例にオメプラゾール(プロトンポンプ阻害剤)40mgを1日1回反復経口投与し、本剤200mgを空腹時に単回経口投与したとき、本剤単独投与時に対するオメプラゾール併用投与時のピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.11及び1.01であった(外国人データ)。
(2)健康成人12例にイトラコナゾール(強いCYP3A阻害剤)200mgを1日1回反復経口投与し、本剤200mgを単回経口投与したとき、本剤単独投与時に対するイトラコナゾール併用投与時のピルトブルチニブのAUCinf及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ1.49及び1.04であった(外国人データ)。
(3)健康成人12例にリファンピシン(P‐gp阻害剤)600mgを1日1回単回経口投与し、本剤200mgを単回経口投与したとき、本剤単独投与時に対するリファンピシン併用投与時のピルトブルチニブのAUC24h及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ0.968及び0.929であった(外国人データ)。
(4)生理学的薬物動態モデルに基づいたシミュレーションにおいて、本剤(200mgを1日1回反復経口投与)単独投与時に対するモダフィニル(200mg1日1回反復経口投与)(弱いCYP3A誘導剤)併用投与時のピルトブルチニブのAUCtau及びCmaxの幾何平均値の比は、それぞれ0.86及び0.90と推定された。
(5)ピルトブルチニブはBCRPの基質である(in vitro)。
(6)ピルトブルチニブはCYP2B6及びCYP2D6を阻害し、CYP2B6を誘導する(in vitro)。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国際共同第I/II相試験(BRUIN‐18001試験)
他の共有結合型のBTK阻害剤(イブルチニブ等)に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫患者に本剤200mg注1)を1日1回経口投与した。主要な有効性解析対象65例注2)における、主要評価項目である中央判定による奏効率は56.9%(95%信頼区間:44.0-69.2)であった。また、日本人患者8例注3)における奏効率は50.0%(95%信頼区間:15.7-84.3)であった。なお、他の共有結合型のBTK阻害剤を含む前治療歴を有する芽球様細胞性マントル細胞リンパ腫患者15例における奏効率は46.7%(95%信頼区間:21.3-73.4)であった。
安全性評価対象となった164例注1)、注4)中104例(63.4%)に副作用が認められた。主な副作用は、疲労(22.0%)、下痢(12.2%)、挫傷(9.8%)、呼吸困難(9.1%)、筋肉痛(8.5%)、血小板数減少(6.7%)、貧血(6.1%)、咳嗽(6.1%)であった。
注1)本剤の開始用量が200mg以外の患者を含む。
注2)他の共有結合型のBTK阻害剤を含む前治療歴を有する非芽球様細胞性マントル細胞リンパ腫患者のうち、投与開始順に65例までが主要な有効性解析対象とされた。
注3)他の共有結合型のBTK阻害剤を含む前治療歴を有する非芽球様細胞性マントル細胞リンパ腫の日本人患者のうち、投与開始順に8例までが有効性解析対象とされた。
注4)本剤単独投与を1回以上受けたすべてのマントル細胞リンパ腫患者

18.1 作用機序
ピルトブルチニブは、B細胞に発現するB細胞受容体の下流シグナル伝達分子であるブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)に対する阻害作用を有する低分子化合物である。ピルトブルチニブは、野生型BTK及び共有結合型のBTK阻害剤に対して耐性となるC481変異を有するBTKに非共有結合し、BTKのキナーゼ活性を可逆的に阻害することにより、B細胞性腫瘍の増殖を抑制すると考えられている。
18.2 抗腫瘍作用
ピルトブルチニブは、ヒトマントル細胞リンパ腫由来REC‐1細胞株を皮下移植したヌードマウス及びC481S変異を有するBTKを発現させたヒトびまん性大細胞型B細胞リンパ腫由来TMD8細胞株を皮下移植した重症複合免疫不全マウス等において、腫瘍増殖抑制作用を示した。

一包可:不可

抗悪性腫瘍剤

分割:不可
粉砕:不明

抗悪性腫瘍剤

製造販売会社
日本イーライリリー
販売会社
日本新薬 

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