診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

クレマスチンドライシロップ0.1%「あゆみ」

後発医薬品
販売名
クレマスチンドライシロップ0.1%「あゆみ」
薬価
0.1%1g 7.40円
製造メーカー
あゆみ製薬

添付文書情報2024年02月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
その他の抗ヒスタミン剤
一般名
クレマスチンフマル酸塩シロップ用
規制区分
  • 特生
  • 特承
  • 覚原
禁忌
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.3. 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿障害が悪化するおそれがある]。
2.4. 狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞のある患者[抗コリン作用により消化管運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある]。
効能・効果
1). アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)。
2). アレルギー性鼻炎。
3). 感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽。
用法・用量
通常、成人はクレマスチンとして2mg(本剤として2g)を1日量とし、2回に分け、用時溶解して経口投与する。年齢、症状により、適宜増減する。
合併症・既往歴等のある患者
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること。
9.1.1. てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者:痙攣閾値を低下させることがある。
9.1.2. 開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
相互作用
10.2. 併用注意:1). 中枢神経抑制剤(鎮静剤、催眠剤等)、アルコール[中枢神経抑制作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
2). 抗コリン剤(アトロピン等)、MAO阻害剤[抗コリン作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること(作用を増強させるため)]。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 痙攣(頻度不明)、興奮(頻度不明):乳児、幼児では特に注意すること〔9.7小児等の項参照〕。
11.1.2. 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明):AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1%未満)発疹。
2). 精神神経系:(0.1%~5%未満)眠気、(0.1%未満)頭重、けん怠感、(頻度不明)浮動性めまい。
3). 消化器:(0.1%~5%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、(頻度不明)口渇。
4). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇。
高齢者
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳を避けさせること(母乳中へ移行することが報告されている)〔9.7小児等の項参照〕。
小児等
乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与すること(痙攣、興奮等の中枢神経症状があらわれることがある)〔9.6授乳婦の項、11.1.1参照〕。
適用上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意幼小児の手の届かない所に保管すること。

16.8 その他
クレマスチンドライシロップ0.1%「あゆみ」は日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたクレマスチンフマル酸塩ドライシロップの溶出挙動に適合していることが確認されている。

-

18.1 作用機序
H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、気管支平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激によるそう痒など)を抑制する。
18.2 薬理作用
18.2.1 クレマスチンは、ヒスタミンによるモルモット回腸の収縮を抑制し(in vitro)、ヒスタミンによる喘息誘発(モルモット)及び低血圧(ネコ)を抑制する。この作用は、いずれもクロルフェニラミンより強い。
18.2.2 健康成人において、ヒスタミン及びCompound 48/80の皮内投与による紅斑及び丘斑誘起に対するクレマスチンの抑制効果は投与後1.5時間であらわれ、11.5時間にわたり持続する。
18.2.3 抗ヒスタミン作用を示す用量では、鎮静作用(サル)、抗コリン作用(モルモット回腸、in vitro)、抗セロトニン作用(ラット子宮、in vitro)及び抗アドレナリン作用(イヌ)は弱い。

一包可:条件付可
分割:条件付可
粉砕:条件付可
製造販売会社
あゆみ製薬
販売会社
 

おくすりのQ&A

受付中回答3

ウルソ

主病名が肝硬変症
主病名以外に胆のう結石
ウルソ600mg処方 毎食後
特処56点は算定可能でしょうか?

薬価・添付文書 その他

受付中回答5

内服用ルゴール液の算定方法

内服用ルゴール液(ヨウ素83mg/ml)を院内で処方する際の点数と算定方法を教えてください

薬価・添付文書 その他

受付中回答3

併用投薬について

フロセミド注を持続点滴している患者に浮腫増悪の為アゾセミド内服を希望(本人が)
症状詳記行い、査定などは推測されますでしょうか?

薬価・添付文書 その他

解決済回答2

整腸剤の併用について

リアルダ、ミヤBMに今回からラックビー錠と、ビオフェルミン錠追加。...

薬価・添付文書 製品

解決済回答3

オメプラールとオメプラゾール

4月より後発品のオメプラゾールより、先発品のオメプラールの方が薬価が安くなるようですが、安い先発品を選ぶことにより保険請求に影響のある点数はありますか?

薬価・添付文書 その他

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。