診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

ケトチフェンカプセル1mg「YD」

後発医薬品
販売名
ケトチフェンカプセル1mg「YD」
識別コード
YD 385
薬価
1mg1カプセル 5.90円
製造メーカー
陽進堂

添付文書情報2017年08月改定(第2版)

商品情報

薬効分類名
その他のアレルギー用薬
一般名
ケトチフェンフマル酸塩1mgカプセル
禁忌
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.てんかん又はその既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
効能・効果
1.気管支喘息。
2.アレルギー性鼻炎。
3.湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症。
用法・用量
ケトチフェンとして1回1mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
てんかんを除く痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある]。
重要な基本的注意
1.気管支喘息に用いる場合、本剤はすでに起こっている発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことを患者に十分説明しておく必要がある。
2.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
3.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。
相互作用
併用注意:1.中枢神経抑制剤(鎮静剤、催眠剤等)、抗ヒスタミン剤[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがある(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
2.アルコール[眠気、精神運動機能低下等を起こすことがあるので、アルコール性飲料の摂取を制限する(いずれも中枢神経抑制作用を有するため)]。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.重大な副作用
1).痙攣、興奮(いずれも頻度不明):痙攣、興奮が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(乳児、幼児では特に注意する)。
2).肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)1).泌尿器:頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等の膀胱炎様症状[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).過敏症:発疹、蕁麻疹、浮腫、多形紅斑[このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).精神神経系:眠気、倦怠感、口渇、眩暈、ふらつき、頭痛、味覚異常、しびれ感、*一過性意識消失[*:このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う]、易刺激性、不眠、神経過敏、鎮静。
4).消化器:悪心、腹痛、下痢、嘔吐、胃部不快感、食欲不振、便秘、口内炎。
5).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇。
6).その他:体重増加、鼻出血、ほてり、動悸、月経異常。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
小児等への投与
乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与する[痙攣、興奮等の中枢神経症状が現れることがある]。
取扱い上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
1.保管方法:防湿。
2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ケトチフェンカプセル1mg「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

(1)生物学的同等性試験
ケトチフェンカプセル1mg「YD」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(ケトチフェンとして1mg)、健康成人男子16名に絶食単回経口投与して血漿中非抱合型ケトチフェン濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
→図表を見る(PDF)


血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
(2)溶出挙動
ケトチフェンカプセル1mg「YD」は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたフマル酸ケトチフェンカプセルの溶出規格に適合していることが確認されている。

-
-
一包可:不可
分割:不可
粉砕:不明
製造販売会社
陽進堂
販売会社
 

おくすりのQ&A

解決済回答5

リンデロンV軟膏 10g

刺虫症の病名いけますか⁉️

薬価・添付文書 製品

解決済回答7

アンプルの計算について

アンプルの計算の仕方は(例として)0.5A使っていても1Aとして算定と習っているのですが、たまに0.5Aのままなどで算定してる時があり、それの違いが知りた...

薬価・添付文書 

受付中回答5

ウルソ

主病名が肝硬変症
主病名以外に胆のう結石
ウルソ600mg処方 毎食後
特処56点は算定可能でしょうか?

薬価・添付文書 その他

受付中回答5

内服用ルゴール液の算定方法

内服用ルゴール液(ヨウ素83mg/ml)を院内で処方する際の点数と算定方法を教えてください

薬価・添付文書 その他

受付中回答3

併用投薬について

フロセミド注を持続点滴している患者に浮腫増悪の為アゾセミド内服を希望(本人が)
症状詳記行い、査定などは推測されますでしょうか?

薬価・添付文書 その他

わからないことがあったら、
気軽にすぐ質問しよう!

質問する

このコミュニティは、各種法令・通達が実務の現場で実際にはどう運用されているのか情報共有に使われることもあります。解釈に幅があるものや、関係機関や担当者によって対応が異なる可能性のあることを、唯一の正解であるかのように断言するのはお控えください。「しろぼんねっと」編集部は、投稿者の了承を得ることなく回答や質問を削除する場合があります。