カナマイシンカプセル250mg「明治」

販売名
カナマイシンカプセル250mg「明治」
識別コード
MS K-01 MS K-01
薬価
250mg1カプセル 40.00円
製造メーカー
MeijiSeikaファルマ
添付文書情報2018年03月改定(第4版)
商品情報
薬効分類名
アミノ糖系抗生物質製剤
一般名
カナマイシン一硫酸塩カプセル
- 禁忌
- 本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 感染性腸炎。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
感染性腸炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。
- 用法・用量
- カナマイシンとして、1日2~4g(力価)を4回に分割経口投与する。小児には体重1kg当り50~100mg(力価)を4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
- 慎重投与
- 1.腎障害のある患者[腎障害が増悪する恐れがある]。
2.難聴のある患者[難聴が増悪する恐れがある]。
3.腸管潰瘍のある患者[腸管からの吸収が増加することがある]。
4.高齢者。
5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
- 相互作用
- 併用注意:麻酔剤、筋弛緩剤(ツボクラリン、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物、トルペリゾン、A型ボツリヌス毒素等)[呼吸抑制が現れる恐れがあるので、呼吸抑制が現れた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行う(両薬剤ともに神経筋遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強される)]。
- 副作用
- 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献、自発報告等を参考に集計した(再審査対象外)。
- 1.神経系:(0.1%未満)難聴(連用時)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する]。
2.腎臓:(0.1%未満)腎障害(連用時)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する]。
3.消化器:(0.1~5%未満)食欲不振、悪心、下痢等の胃腸症状。
4.過敏症:(5%以上又は頻度不明)過敏症状[症状が現れた場合には、投与を中止する]。
5.ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
- 高齢者への投与
- 高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがあるので、慎重に投与する。
- 適用上の注意
- 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
吸収・排泄
カナマイシンは経口投与によりほとんど吸収されず、患者に1日6g(力価)(1.5g(力価)×4回)を経口投与した場合の血清中濃度は2.0μg/mL以下であった。また糞便中には高濃度に排泄され、24時間まで9.3~17.5mg/gの値を示した。
-
in vitro抗菌作用
カナマイシンは、腸管感染症の原因菌である大腸菌、赤痢菌等に対して優れた抗菌作用を示した。
- 一包可:不可
- 分割:不可
- 粉砕:不明
- 製造販売会社
- MeijiSeikaファルマ
- 販売会社
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