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カナマイシンカプセル250mg「明治」

販売名
カナマイシンカプセル250mg「明治」
識別コード
MS K-01 MS K-01
薬価
250mg1カプセル 40.00円
製造メーカー
MeijiSeikaファルマ

添付文書情報2023年04月改定(第1版)

商品情報

薬効分類名
アミノ糖系抗生物質製剤
一般名
カナマイシン一硫酸塩カプセル
禁忌
本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
感染性腸炎。
(効能又は効果に関連する注意)
「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
用法・用量
カナマイシンとして、通常成人1日2~4g(力価)を4回に分割経口投与する。小児には体重1kg当り50~100mg(力価)を4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
腎機能障害患者
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
9.1.1. 難聴のある患者:難聴が増悪するおそれがある。
9.1.2. 腸管潰瘍のある患者:腸管からの吸収が増加することがある。
9.1.3. 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者:観察を十分に行うこと(ビタミンK欠乏症状があらわれることがある)。
腎機能障害患者:腎障害が増悪するおそれがある。
相互作用
10.2. 併用注意:麻酔剤、筋弛緩剤(ベクロニウム臭化物、A型ボツリヌス毒素等)[呼吸抑制があらわれるおそれがあるので、呼吸抑制があらわれた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと(両薬剤ともに神経筋遮断作用
を有しており、併用によりその作用が増強される)]。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 神経系:(0.1%未満)難聴(連用時)。
2). 腎臓:(0.1%未満)腎障害(連用時)。
3). 消化器:(0.1~5%未満)食欲不振、悪心、下痢等の胃腸症状。
4). 過敏症:(5%以上又は頻度不明)過敏症状。
5). ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
高齢者
ビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。
授乳婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等
低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
適用上の注意
14.1. 薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

16.2 吸収
カナマイシンは経口投与によりほとんど吸収されず、患者に1日6g(力価)(1.5g(力価)×4回)を経口投与した場合の血清中濃度は2.0μg/mL以下であった。
16.5 排泄
患者に1日6g(力価)(1.5g(力価)×4回)を経口投与した場合、糞便中に高濃度に排泄され、24時間まで9.3~17.5mg/gの値を示した。

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18.1 作用機序
細菌のリボソームの30Sサブユニットに結合し、タンパク合成の開始反応を阻害することにより抗菌作用を示す。
18.2 in vitro抗菌作用
カナマイシンは、腸管感染症の原因菌である大腸菌、赤痢菌等に対して優れた抗菌作用を示した。

一包可:不可
分割:不可
粉砕:不明
製造販売会社
MeijiSeikaファルマ
販売会社
 

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