診療点数・診療報酬・レセプト・処方箋・薬価・添付文書のことを調べるならしろぼんねっと

ペグイントロン皮下注用50μg/0.5mL用

販売名
ペグイントロン皮下注用50μg/0.5mL用
薬価
50μg1瓶(溶解液付) 12192.00円
製造メーカー
MSD

添付文書情報2021年04月改定(第2版)

商品情報

薬効分類名
他に分類されない生物学的製剤
一般名
ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)注射用
規制区分
  • 特生
  • 特承
  • 覚原
警告
本剤の投与により間質性肺炎、自殺企図があらわれることがあるので、患者に対し副作用
発現の可能性について十分説明すること〔8.6、8.7、9.1.2、9.1.11、10.1、11.1.1、11.1.2参照〕。
禁忌
2.1. 本剤又は他のインターフェロン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. ワクチン等生物学的製剤に対して過敏症の既往歴のある患者。
2.3. 小柴胡湯投与中の患者〔10.1参照〕。
2.4. 自己免疫性肝炎の患者[自己免疫性肝炎が悪化することがある]。
2.5. 非代償性肝疾患の患者。
効能・効果
1). リバビリンとの併用による次のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善:
(1). 血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎患者におけるウイルス血症の改善。
(2). インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又はインターフェロン製剤単独療法後再燃した患者のC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善。
2). リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善。
3). 悪性黒色腫における術後補助療法。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤の使用に際しては、HCV RNAが陽性であることを確認、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、慢性肝炎又は代償性肝硬変であることを確認すること。なお、血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎に本剤を用いる場合、血中HCV RNA量がRT-PCR法で10の5乗IU/mL以上又はb-DNA法で1Meq./mL以上であることを確認すること。
5.2. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉C型代償性肝硬変患者に対するリバビリンとの併用による治療は、ウイルス血症の改善を目的としたものであり、肝硬変を治療するものではないため、本併用療法によりウイルス学的効果が得られた場合であっても、肝硬変に対する適切な処置を行うこと。
5.3. 〈悪性黒色腫〉悪性黒色腫における術後補助療法の場合、ステージ3の患者に投与すること。
5.4. 〈悪性黒色腫〉「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
用法・用量
〈C型慢性肝炎〉
リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合
リバビリンと併用すること。
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.5μg/kgを週1回皮下投与する。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
〈C型代償性肝硬変〉
リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合
リバビリンと併用すること。
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.0μg/kgを週1回皮下投与する。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
〈悪性黒色腫〉
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として、8週目までは1回6μg/kgを週1回、9週目以降は1回3μg/kgを週1回、皮下投与する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤の単独投与時の国内における有効性・安全性は確立していない。
7.2. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤の投与に際しては、次記を参考に、患者の体重に応じて必要量を用いる。
[C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型慢性肝炎〉体重35~45kg:投与量60μg。
2). 〈C型慢性肝炎〉体重46~60kg:投与量80μg。
3). 〈C型慢性肝炎〉体重61~75kg:投与量100μg。
4). 〈C型慢性肝炎〉体重76~90kg:投与量120μg。
5). 〈C型慢性肝炎〉体重91~120kg:投与量150μg。
[C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型代償性肝硬変〉体重35~45kg:投与量40μg。
2). 〈C型代償性肝硬変〉体重46~60kg:投与量50μg。
3). 〈C型代償性肝硬変〉体重61~75kg:投与量70μg。
4). 〈C型代償性肝硬変〉体重76~90kg:投与量80μg。
5). 〈C型代償性肝硬変〉体重91~120kg:投与量100μg。
[液量あたりの投与量]
1). 液量0.1mL:投与量10μg。
2). 液量0.2mL:投与量20μg。
3). 液量0.3mL:投与量30μg。
4). 液量0.4mL:投与量40μg。
5). 液量0.5mL:投与量50μg。
7.3. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉通常、成人には、次記の用法・用量のリバビリンを経口投与する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
[C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型慢性肝炎〉患者の体重60kg以下:リバビリンの1日投与量600mg(朝食後200mg、夕食後400mg)。
2). 〈C型慢性肝炎〉患者の体重60kgを超え80kg以下:リバビリンの1日投与量800mg(朝食後400mg、夕食後400mg)。
3). 〈C型慢性肝炎〉患者の体重80kgを超える:リバビリンの1日投与量1000mg(朝食後400mg、夕食後600mg)。
[C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL以上、患者の体重60kg以下:リバビリンの1日投与量600mg(朝食後200mg、夕食後400mg)。
2). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL以上、患者の体重60kgを超え80kg以下:リバビリンの1日投与量800mg(朝食後400mg、夕食後400mg)。
3). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL以上、患者の体重80kgを超える:リバビリンの1日投与量1000mg(朝食後400mg、夕食後600mg)。
4). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL未満、患者の体重60kg以下:リバビリンの1日投与量400mg(朝食後200mg、夕食後200mg)。
5). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL未満、患者の体重60kgを超え80kg以下:リバビリンの1日投与量600mg(朝食後200mg、夕食後400mg)。
6). 〈C型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度14g/dL未満、患者の体重80kgを超える:リバビリンの1日投与量800mg(朝食後400mg、夕食後400mg)。
7.4. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤の投与期間は、臨床効果(HCV RNA、ALT等)及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定すること(特に好中球数、血小板数、ヘモグロビン濃度の推移に注意し、本剤又はリバビリンの減量あるいは中止基準に従うこと)〔11.1.3-11.1.6参照〕。
7.4.1. C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合
(1). セログループ1で血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎[セログループ1(ジェノタイプ1(1a)又は2(1b))]患者における通常の投与期間は48週間であり、臨床試験の結果より、投与中止例では有効性が低下するため、減量・休薬などの処置により可能な限り48週間投与することが望ましい。なお、セログループ1で血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎の場合、24週間以上の投与で効果が認められない場合には投与の中止を考慮すること〔17.1.1参照〕。
(2). セログループ1で血中HCV RNA量が高値以外のC型慢性肝炎[セログループ1(ジェノタイプ1(1a)又は2(1b))]患者における通常の投与期間は24週間である〔17.1.2参照〕。
7.4.2. C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合、通常の投与期間は48週間である。なお、C型代償性肝硬変の場合、24週間以上の投与で効果が認められない場合には投与の中止を考慮すること〔17.1.3参照〕。
7.5. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤を48週を超えて投与した場合の安全性・有効性は確立していない。
7.6. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤とリバビリンの併用投与にあたっては、次の臨床検査値を確認することが望ましい〔8.2、8.11、9.1.1、9.1.3、11.1.3-11.1.6参照〕。
1). [C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]本剤とリバビリンの併用投与にあたっては、次の臨床検査値を確認することが望ましい:①白血球数の投与前値4000/mm3以上、②好中球数の投与前値1500/mm3以上、③血小板数の投与前値100000/mm3以上、④ヘモグロビン濃度の投与前値12g/dL以上。
2). [C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善]本剤とリバビリンの併用投与にあたっては、次の臨床検査値を確認することが望ましい:①好中球数の投与前値1500/mm3以上、②血小板数の投与前値70000/mm3以上、③ヘモグロビン濃度の投与前値12g/dL以上。
7.7. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉投与開始前のヘモグロビン濃度が14g/dL未満、投与開始前の好中球数2000/mm3未満あるいは投与開始前の血小板数120000/mm3未満の患者、高齢者及び女性では減量を要する頻度が高くなる傾向が認められているので、投与開始から2週間は原則入院させること〔8.2、8.11、9.1.1、9.8高齢者の項参照〕。
7.8. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤とリバビリンの併用投与中は、定期的に血液学的検査を実施し、白血球数、好中球数、血小板数又はヘモグロビン濃度の低下が認められた場合には、次を参考に本剤又はリバビリンの用量を変更すること〔8.2、8.11、11.1.3-11.1.6参照〕。
[C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、白血球数1500/mm3未満:リバビリン;変更なし/本剤;半量に減量。
2). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、白血球数1000/mm3未満:リバビリン;中止/本剤;中止。
3). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、好中球数750/mm3未満:リバビリン;変更なし/本剤;半量に減量。
4). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、好中球数500/mm3未満:リバビリン;中止/本剤;中止。
5). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、血小板数80000/mm3未満:リバビリン;変更なし/本剤;半量に減量。
6). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、血小板数50000/mm3未満:リバビリン;中止/本剤;中止。
7). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度10g/dL未満(心疾患又はその既往なし):リバビリン;減量(600mg/日→400mg/日、800mg/日→600mg/日、1000mg/日→600mg/日)/本剤;変更なし。
8). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度8.5g/dL未満(心疾患又はその既往なし):リバビリン;中止/本剤;中止。
9). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度10g/dL未満、又は投与中に投与前値に比べヘモグロビン濃度2g/dL以上の減少が4週間持続(心疾患又はその既往あり):リバビリン;減量(600mg/日→400mg/日、800mg/日→600mg/日、1000mg/日→600mg/日)/本剤;変更なし。
10). 〈C型慢性肝炎〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度8.5g/dL未満、又は減量後4週間経過してもヘモグロビン濃度12g/dL未満(心疾患又はその既往あり):リバビリン;中止/本剤;中止。
[C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善]
1). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、好中球数750/mm3未満:リバビリン;変更なし/本剤;半量に減量。
2). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、好中球数500/mm3未満:リバビリン;中止/本剤;中止。
3). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、血小板数50000/mm3未満:リバビリン;変更なし/本剤;半量に減量。
4). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、血小板数35000/mm3未満:リバビリン;中止/本剤;中止。
5). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度10g/dL未満(投与開始前のHb濃度が14g/dL以上のC型代償性肝硬変):リバビリン;減量(600mg/日→400mg/日、800mg/日→600mg/日、1000mg/日→600mg/日)/本剤;変更なし。
6). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度8.5g/dL未満(投与開始前のHb濃度が14g/dL以上のC型代償性肝硬変):リバビリン;中止/本剤;中止。
7). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度10g/dL未満(投与開始前のHb濃度が14g/dL未満のC型代償性肝硬変):リバビリン;減量(400mg/日→200mg/日、600mg/日→400mg/日、800mg/日→400mg/日)/本剤;変更なし。
8). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、ヘモグロビン濃度8.5g/dL未満(投与開始前のHb濃度が14g/dL未満のC型代償性肝硬変):リバビリン;中止/本剤;中止。
9). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、心疾患又はその既往がある患者に投与する場合には、Hb濃度が10g/dL以上であっても投与前に比べHb濃度2g/dL以上の減少が4週間持続する場合はリバビリンの減量を考慮すること〔9.1.4参照〕。
10). 〈C型代償性肝硬変〉リバビリンの併用投与中、心疾患又はその既往がある患者に投与する場合には、Hb濃度が8.5g/dL以上であっても減量後4週間経過してもHb濃度12g/dL未満の場合には投与中止を考慮すること〔9.1.4参照〕。
7.9. 〈悪性黒色腫〉本剤の投与に際しては、次記を参考に、患者の体重に応じて必要量を用いる。
[体重あたりの投与量]
1). 〈悪性黒色腫〉体重25~35kg:投与量(6μg/kgの場合)180μg、(3μg/kgの場合)90μg、(2μg/kgの場合)60μg、(1μg/kgの場合)30μg。
2). 〈悪性黒色腫〉体重36~45kg:投与量(6μg/kgの場合)240μg、(3μg/kgの場合)120μg、(2μg/kgの場合)80μg、(1μg/kgの場合)40μg。
3). 〈悪性黒色腫〉体重46~55kg:投与量(6μg/kgの場合)300μg、(3μg/kgの場合)150μg、(2μg/kgの場合)100μg、(1μg/kgの場合)50μg。
4). 〈悪性黒色腫〉体重56~65kg:投与量(6μg/kgの場合)360μg、(3μg/kgの場合)180μg、(2μg/kgの場合)120μg、(1μg/kgの場合)60μg。
5). 〈悪性黒色腫〉体重66~75kg:投与量(6μg/kgの場合)420μg、(3μg/kgの場合)210μg、(2μg/kgの場合)140μg、(1μg/kgの場合)70μg。
6). 〈悪性黒色腫〉体重76~85kg:投与量(6μg/kgの場合)480μg、(3μg/kgの場合)240μg、(2μg/kgの場合)160μg、(1μg/kgの場合)80μg。
7). 〈悪性黒色腫〉体重86~95kg:投与量(6μg/kgの場合)540μg、(3μg/kgの場合)270μg、(2μg/kgの場合)180μg、(1μg/kgの場合)90μg。
8). 〈悪性黒色腫〉体重96~105kg:投与量(6μg/kgの場合)600μg、(3μg/kgの場合)300μg、(2μg/kgの場合)200μg、(1μg/kgの場合)100μg。
[液量あたりの投与量]
1). 液量0.1mL:投与量10μg。
2). 液量0.2mL:投与量20μg。
3). 液量0.3mL:投与量30μg。
4). 液量0.4mL:投与量40μg。
5). 液量0.5mL:投与量50μg。
7.10. 〈悪性黒色腫〉本剤投与により副作用が発現した場合には、次の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。休薬後に投与を再開する場合には、次の目安を参考に減量すること〔8.2、8.7、8.10、11.1.2-11.1.7、11.1.21参照〕。
[休薬、減量及び中止基準]
1). 〈悪性黒色腫〉好中球数500/mm3未満の場合:500/mm3以上になるまで本剤の投与を休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を1段階下げる。
2). 〈悪性黒色腫〉血小板数50000/mm3未満の場合:50000/mm3以上になるまで本剤の投与を休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を1段階下げる。
3). 〈悪性黒色腫〉ECOG PS2以上の場合:1以下になるまで本剤の投与を休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を1段階下げる。
4). 非血液毒性:
①. 〈悪性黒色腫〉*非血液毒性<Grade3>の場合:Grade1以下になるまで本剤の投与を休薬し、本剤の投与を再開する場合、投与量を1段階下げる。
②. 〈悪性黒色腫〉*非血液毒性<Grade4>の場合:本剤の投与を中止する。
5). 〈悪性黒色腫〉精神神経障害<高度障害>が発現した場合:本剤の投与を中止する。
6). 〈悪性黒色腫〉網膜症が発現又は網膜症悪化した場合:本剤の投与を中止する。
ECOG PS:Eastern Cooperative Oncology Group performance status。
*)CTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events)version4.0に準じる。
[用量調節の目安]
1). 〈悪性黒色腫〉1~8週目の投与:
①. 〈悪性黒色腫〉通常投与量:6μg/kg。
②. 〈悪性黒色腫〉1段階減量:3μg/kg。
③. 〈悪性黒色腫〉2段階減量:2μg/kg。
④. 〈悪性黒色腫〉3段階減量:1μg/kg。
⑤. 〈悪性黒色腫〉4段階減量:中止。
2). 〈悪性黒色腫〉9週目以降の投与※:
①. 〈悪性黒色腫〉通常投与量:3μg/kg。
②. 〈悪性黒色腫〉1段階減量:2μg/kg。
③. 〈悪性黒色腫〉2段階減量:1μg/kg。
④. 〈悪性黒色腫〉3段階減量:中止。
※)悪性黒色腫で1~8週目に減量した場合、減量した投与量を9週目の開始投与量とする。
7.11. 〈悪性黒色腫〉他の抗悪性腫瘍剤との併用について有効性及び安全性は確立していない。
7.12. 〈悪性黒色腫〉臨床試験で設定された投与期間等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で投与すること。
生殖能を有する者
8.1. 〈効能共通〉本剤の投与初期において、一般に発熱がみられる(その程度は個人差が著しいが、高熱を呈する場合もあるので、電解質を含む水分補給等、発熱に対してあらかじめ十分配慮すること)。
8.2. 〈効能共通〉骨髄機能抑制、肝機能障害、甲状腺機能障害等があらわれることがあるので、投与開始前及び投与中は定期的に臨床検査を行うこと〔7.6-7.8、7.10、8.11、9.1.3、9.1.5、9.1.6、9.3.1、11.1.3-11.1.6、11.1.8、11.1.9、11.1.11、11.1.12参照〕。
8.3. 〈効能共通〉本剤は週1回投与であり持続的な体内動態を示すため、重大な副作用の項に記載した症状があらわれた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。
8.4. 〈効能共通〉過敏症等の反応を予測するため十分な問診を行うとともに、あらかじめ本剤によるプリック試験又は皮内反応試験を行うことが望ましい。
8.5. 〈効能共通〉めまい、錯乱、傾眠、疲労を発現することがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転、機械の操作になるべく従事させないよう注意すること〔11.1.7参照〕。
8.6. 〈効能共通〉間質性肺炎があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状に十分に注意すること。間質性肺炎の既往歴のある患者に使用するにあたっては、特に定期的に聴診、胸部X線等の検査を行うなど、十分に注意すること。また、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には直ちに連絡するよう患者に対し注意を与えること〔1.警告の項、9.1.11、11.1.1参照〕。
8.7. 〈効能共通〉抑うつ、自殺企図をはじめ、躁状態、攻撃的行動、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等の精神神経症状発現の可能性について患者及びその家族に十分理解させ、これらの症状があらわれた場合には直ちに連絡するよう注意を与えること〔1.警告の項、7.10、9.1.2、11.1.2参照〕。
8.8. 〈効能共通〉溶血性尿毒症症候群、血栓性血小板減少性紫斑病があらわれることがあるので、定期的に血液検査(血小板数、赤血球数、末梢血液像等)及び腎機能検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11.1.9参照〕。
8.9. 〈効能共通〉狭心症、心筋症、心不全、心筋梗塞があらわれることがあるので、定期的に心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと〔9.1.4、11.1.14参照〕。
8.10. 〈効能共通〉網膜症があらわれることがあるので、定期的に眼底検査を行うなど観察を十分に行うこと。また、視力低下、視野中の暗点が出現した場合は速やかに医師の診察を受けるよう患者を指導すること〔7.10、11.1.21参照〕。
8.11. 〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉ヘモグロビン濃度、白血球数、好中球数及び血小板数の検査は投与前及び投与開始後8週間は毎週、その後は4週間に1度実施し、また、生化学的検査は4週間に1度、甲状腺機能検査は12週間に1度実施すること。特にC型代償性肝硬変においては、C型慢性肝炎と比べ、血球系低下が多く認められるおそれがあるので、十分注意すること〔7.6-7.8、8.2、9.1.1、9.1.3、9.1.5、9.1.6、9.3.1、11.1.3-11.1.6、11.1.8、11.1.9、11.1.11、11.1.12参照〕。
8.12. 〈悪性黒色腫〉悪性黒色腫における術後補助療法の場合、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
9.1.1. C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変の場合、投与開始前のヘモグロビン濃度が14g/dL未満、投与開始前の好中球数2000/mm3未満あるいは投与開始前の血小板数120000/mm3未満の患者及び女性:減量を要する頻度が高くなる傾向が認められている〔7.6、7.7、8.11参照〕。
9.1.2. 中枢・精神神経障害又はその既往歴のある患者:中枢・精神神経症状が悪化又は再燃することがある〔1.警告の項、8.7、11.1.2参照〕。
9.1.3. 高度白血球減少、高度好中球減少又は高度血小板減少のある患者:白血球減少、好中球減少又は血小板減少が更に悪化することがあり、感染症又は出血傾向を来しやすい〔7.6、8.2、8.11、11.1.4-11.1.6参照〕。
9.1.4. 心疾患又はその既往歴のある患者:心疾患が悪化することがある〔7.8、8.9、11.1.14、11.1.15参照〕。
9.1.5. 自己免疫疾患<自己免疫性肝炎を除く>の患者又は自己免疫疾患<自己免疫性肝炎を除く>素因のある患者:疾患が悪化又は顕性化することがある〔8.2、8.11、11.1.8参照〕。
9.1.6. 甲状腺機能異常又はその既往歴のある患者:甲状腺機能異常が悪化することがある〔8.2、8.11、11.1.8参照〕。
9.1.7. アレルギー素因のある患者。
9.1.8. 高血圧症の患者:脳血管障害が起こるおそれがある〔11.1.18、11.1.19参照〕。
9.1.9. 糖尿病又はその既往歴、家族歴のある患者、耐糖能障害のある患者:糖尿病が悪化又は発症するおそれがある〔11.1.10参照〕。
9.1.10. 痙攣発作のある患者:他のインターフェロン製剤で、症状が悪化することが報告されている〔11.1.7参照〕。
9.1.11. 間質性肺炎の既往歴のある患者:間質性肺炎が増悪又は再発することがある〔1.警告の項、8.6、11.1.1参照〕。
9.2.1. 〈効能共通〉慢性腎不全又はクレアチニンクリアランスが50mL/分以下の腎機能障害のある患者:本剤の血中濃度が上昇することがある〔16.6.1参照〕。
9.2.2. 〈悪性黒色腫〉中等度以上の腎機能障害患者:本剤の血中濃度が上昇するとの報告があるため、開始投与量を含めて減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること〔16.6.1参照〕。
9.3.1. 重篤な肝障害のある患者:肝障害が悪化するおそれがある〔8.2、8.11、11.1.11参照〕。
〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉生殖能を有する者:本剤は、リバビリンと併用するため、リバビリンの添付文書「1.警告」の避妊に関する注意について、その指示を徹底すること。
相互作用
ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)はCYP1A2及びCYP2D6を阻害する〔16.7.1参照〕。
10.1. 併用禁忌:小柴胡湯<ツムラ小柴胡湯、クラシエ小柴胡湯等>〔1.警告の項、2.3、11.1.1参照〕[他のインターフェロン アルファ製剤との併用で間質性肺炎が報告されている(作用機序は不明であるが、間質性肺炎の発現例には小柴胡湯との併用例が多い)]。
10.2. 併用注意:1). CYP1A2の基質(テオフィリン、チザニジン等)[CYP1A2の基質と併用する場合、これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある(本剤のCYP1A2阻害作用によりこれらの薬剤の代謝が抑制される)]。
2). CYP2D6の基質(メトプロロール、アミトリプチリン等)[CYP2D6の基質と併用する場合、これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある(本剤のCYP2D6阻害作用によりこれらの薬剤の代謝が抑制される)]。
3). アンチピリン、ワルファリン[他のインターフェロン製剤との併用で併用薬剤の血中濃度が高まることが報告されているので注意すること(肝臓での各種医薬品の代謝を抑制することがある)]。
4). ジドブジン[他のインターフェロン製剤との併用で骨髄機能抑制作用が増強され、他のインターフェロン製剤との併用で白血球減少等の血球減少が増悪することがある(作用機序は不明であるが、ともに骨髄機能抑制作用を有するためと考えられている)]。
5). 免疫抑制療法[移植患者(腎移植・骨髄移植等)における他のインターフェロン製剤との併用で免疫抑制療法の効果が弱まることがある(移植片に対する拒絶反応が誘発されると考えられている)]。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。頻度はC型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変の効能・効果(リバビリン併用)における頻度である。
重大な副作用
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 間質性肺炎(1%未満)、肺線維症、肺水腫(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状、また、胸部X線異常があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと〔1.警告の項、8.6、9.1.11、10.1参照〕。
11.1.2. 抑うつ・うつ病(5~10%未満)、自殺企図、躁状態(1%未満)、攻撃的行動(頻度不明):抑うつ、自殺企図があらわれることがあり、また、躁状態、攻撃的行動があらわれ、他害行為に至ることがあるので、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等があらわれた場合には投与を中止するなど、投与継続の可否について慎重に検討すること(また、これらの症状が認められた場合には、投与終了後も観察を継続することが望ましい)〔1.警告の項、7.10、8.7、9.1.2参照〕。
11.1.3. 貧血[赤血球減少<250万/mm3未満>(1~5%未満)、ヘモグロビン減少<8g/dL未満>(1%未満)、ヘモグロビン減少<8以上9.5g/dL未満>(10%以上)、ヘモグロビン減少<9.5以上11g/dL未満>(10%以上)]〔7.4、7.6、7.8、7.10、8.2、8.11参照〕。
11.1.4. 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少<2000/mm3未満>(10%以上)、顆粒球減少<1000/mm3未満>(61.9%)〔7.4、7.6、7.8、7.10、8.2、8.11、9.1.3参照〕。
11.1.5. 血小板減少<50000/mm3未満>(1~5%未満)〔7.4、7.6、7.8、7.10、8.2、8.11、9.1.3参照〕。
11.1.6. 再生不良性貧血、汎血球減少(頻度不明):骨髄機能の抑制による再生不良性貧血の発現を含む高度血球減少が報告されている〔7.4、7.6、7.8、7.10、8.2、8.11、9.1.3参照〕。
11.1.7. 意識障害、失神(1~5%未満)、見当識障害、難聴(1%未満)、痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想、昏迷、統合失調症様症状、認知症様症状(特に高齢者)、興奮(頻度不明)〔7.10、8.5、9.1.10参照〕。
11.1.8. 自己免疫現象(頻度不明):自己免疫現象によると思われる症状・徴候[甲状腺機能異常増悪又は甲状腺機能異常の発症、肝炎増悪又は肝炎の発症、溶血性貧血増悪又は溶血性貧血の発症、特発性血小板減少性紫斑病増悪(ITP増悪)又は特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の発症、潰瘍性大腸炎増悪又は潰瘍性大腸炎の発症、関節リウマチ増悪又は関節リウマチの発症、乾癬増悪又は乾癬の発症、全身性エリテマトーデス増悪又は全身性エリテマトーデスの発症、血管炎増悪又は血管炎の発症、フォークト・小柳・原田病増悪又はフォークト・小柳・原田病の発症、糖尿病<1型>増悪又は糖尿病<1型>の発症等]があらわれることがある〔8.2、8.11、9.1.5、9.1.6参照〕。
11.1.9. 溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)(頻度不明):血小板減少、貧血、腎不全を主徴とする溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)があらわれることがある〔8.2、8.8、8.11参照〕。
11.1.10. 糖尿病(1型糖尿病及び2型糖尿病)(1%未満):糖尿病増悪又は発症することがあり、糖尿病性ケトアシドーシス、昏睡に至ることがある〔9.1.9参照〕。
11.1.11. 重篤な肝障害(1%未満):黄疸や著しいトランスアミナーゼ上昇を伴う肝障害があらわれた場合には速やかに投与を中止し、適切な処置を行うこと〔8.2、8.11、9.3.1参照〕。
11.1.12. 急性腎障害等の重篤な腎障害(頻度不明)〔8.2、8.11参照〕。
11.1.13. ショック(頻度不明):不快感、口内異常、ぜん鳴、眩暈、便意、発汗、血圧下降等があらわれた場合には投与を直ちに中止すること。
11.1.14. 心筋症、心不全、心筋梗塞、狭心症(頻度不明)〔8.9、9.1.4参照〕。
11.1.15. 不整脈(1~5%未満):心室性不整脈、高度房室ブロック、洞停止、高度徐脈、心房細動等があらわれることがある〔9.1.4参照〕。
11.1.16. 消化管出血(下血、血便等)(1~5%未満)、消化性潰瘍、小腸潰瘍、虚血性大腸炎(1%未満)。
11.1.17. 呼吸困難(10%以上)、喀痰増加(5~10%未満)。
11.1.18. 脳出血(1%未満)〔9.1.8参照〕。
11.1.19. 脳梗塞(1%未満)〔9.1.8参照〕。
11.1.20. 敗血症(1%未満):易感染性となり、感染症及び感染症増悪を誘発し敗血症に至ることがある。
11.1.21. 網膜症(1~5%未満):網膜症があらわれることがあるので、網膜出血、軟性白斑及び糖尿病網膜症増悪に注意すること〔7.10、8.10参照〕。
11.1.22. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。
11.1.23. 横紋筋融解症(頻度不明):脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 全身症状:(5%以上)発熱(94.9%)、倦怠感(91.4%)、悪寒、(5%未満)インフルエンザ様症状。
2). 精神・神経系:(5%以上)頭痛(86.5%)、不眠(58.5%)、めまい、易刺激性、耳鳴、(5%未満)異常感、気力低下、健忘、耳閉、不安、眠気、知覚過敏・知覚減退、聴覚過敏、片頭痛、感情不安定、気分不快、感情鈍麻、神経過敏、構語障害、注意力障害、(頻度不明)激越。
3). 血液:(5%以上)リンパ球数減少(94.4%)、白血球数減少(94.6%)、好中球数減少(87.4%)、ヘモグロビン減少(85.9%)、赤血球数減少(80.9%)、ヘマトクリット減少(79.0%)、網状赤血球数増多(67.9%)、血小板数減少(51.2%)、貧血、リンパ球数増多、好酸球数増多、好中球数増多、好塩基球数増多、単球数増多、網状赤血球数減少、(5%未満)赤血球数増多、白血球数増多。
4). 肝臓:(5%以上)AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、(5%未満)黄疸、脂肪肝、胆石症、胆嚢ポリープ、Al-P上昇、AFP増加、PIVKA2上昇、4型コラーゲン値上昇、(頻度不明)ZTT上昇。
5). 腎臓:(5%未満)血尿、排尿障害、蛋白尿、BUN上昇・クレアチニン上昇、腎結石、膀胱炎、頻尿。
6). 循環器:(5%以上)胸痛、血圧上昇、潮紅、頻脈、浮腫(四肢浮腫・顔面浮腫)、(5%未満)末梢性虚血、血圧低下、蒼白、(頻度不明)血管浮腫、房室ブロック。
7). 消化器:(5%以上)食欲不振(75.6%)、悪心・嘔吐、腹痛、胃不快感、下痢、口渇、口内炎・口唇炎、歯髄炎・歯周炎・歯肉炎、消化不良、腹部不快感、腹部膨満感、便秘、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇、(5%未満)胃炎、腸炎、腸管機能異常、排便障害、痔核、鼓腸放屁、口腔内不快感、歯異常、歯痛、齲歯、おくび、口内乾燥、舌炎、肛門周囲炎、嚥下障害、逆流性食道炎、消化管ポリープ、食道静脈瘤、(頻度不明)*膵炎[*:腹痛、血清アミラーゼ値上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと]。
8). 皮膚:(5%以上)脱毛(61.9%)、発疹(50.7%)、皮膚そう痒、皮膚白癬、紅斑、湿疹、皮膚乾燥、(5%未満)皮膚潰瘍、皮膚炎、紫斑、接触性皮膚炎、蕁麻疹、皮膚過角化、爪異常、多形紅斑、落屑、ざ瘡、汗疱、(頻度不明)光線過敏症、皮膚刺激、毛質異常、皮膚水疱。
9). 神経・筋:(5%以上)関節痛(69.4%)、筋肉痛(64.7%)、感覚異常、筋痙直、背部痛・腰部痛、(5%未満)ニューロパシー、振戦、筋硬直、関節炎、頚部痛、腫脹、神経痛、肋骨痛、疼痛、四肢痛、無力症、四肢不快感、麻痺(四肢麻痺・顔面麻痺)、筋力低下、重感、(頻度不明)CK上昇。
10). 呼吸器:(5%以上)上気道炎、咳嗽、鼻出血、鼻漏、(5%未満)肺炎、咽頭紅斑、咽頭腫脹、扁桃炎、気管支炎、鼻炎、副鼻腔炎、鼻乾燥、鼻閉、鼻道刺激感、嗄声、くしゃみ、あくび、血痰、(頻度不明)肺浸潤、胸水。
11). 眼:(5%以上)網膜出血、網膜滲出物、角膜炎・結膜炎、霧視、(5%未満)網膜動脈閉塞・網膜静脈閉塞、網膜裂孔、視野欠損、眼瞼炎、眼瞼紅斑、眼瞼浮腫、視覚異常、視力低下、硝子体浮遊物、麦粒腫、羞明、眼充血、眼異和感、眼そう痒症、眼精疲労、眼痛、(頻度不明)視力喪失、網膜白斑、黄斑浮腫、乳頭浮腫、視神経炎、流涙。
12). 投与部位:(5%以上)注射部位反応(紅斑、そう痒、発疹、疼痛)、(5%未満)注射部位反応(腫脹、炎症、硬結、出血、皮膚炎、熱感、色素沈着、潰瘍)、(頻度不明)注射部位反応(壊死)。
13). その他:(5%以上)甲状腺機能異常、CRP上昇、感染症、味覚障害、体重減少、疲労、多汗、ヒアルロン酸増加、高トリグリセライド血症、高尿酸血症、電解質異常(カリウム異常、ナトリウム異常、クロール異常、カルシウム異常、リン異常等)、(5%未満)リンパ節炎、帯状疱疹、単純疱疹、血中コレステロール増加、高蛋白血症、低アルブミン血症、処置後局所反応、創傷治癒遅延、中耳炎、外耳炎、耳痛、嗅覚異常、月経異常、前立腺炎、冷汗、花粉症、低蛋白血症、血中コレステロール減少、不正出血、脱水、膿瘍、*悪性リンパ腫、*食道癌[*:国内臨床試験において発現が認められているが、因果関係が明確なものではない]、ヘモグロビンA1c減少、脾腫、腟炎、高血糖、(頻度不明)サルコイドーシス、自己抗体産生、性欲減退、鉄代謝障害、尿糖、勃起障害、痛風、腹水、※膀胱癌、※大腸癌[※:インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)とリバビリンの併用において発現が認められているが、因果関係が明確なものではない]。
高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与し、必要に応じて減量、休薬、投与中止等の適切な処置を行うこと(C型慢性肝炎を対象とした国内臨床試験において、C型慢性肝炎の高齢者では、高度臨床検査値異常等の発現頻度及び減量を要する頻度が高くなる傾向が認められている)〔7.7参照〕。
インターフェロン アルファ-2b製剤は承認整理済である。
授乳婦
〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤はリバビリンと併用するため、次の点に注意すること:C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変で妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(妊娠アカゲザルにインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の750、1500、3000万国際単位/kg/日を投与したところ、1500万国際単位/kg/日以上で流産の有意な増加が認められており、ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)においても同様に流産の可能性が否定できないためで、リバビリンにおいて、動物試験で催奇形性作用(ラット及びウサギ:1mg/kg/日)及び胚・胎仔致死作用(ラット:10mg/kg/日)が認められている)。
〈悪性黒色腫〉悪性黒色腫で妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(妊娠アカゲザルにインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の750、1500、3000万国際単位/kg/日を投与したところ、1500万国際単位/kg/日以上で流産の有意な増加が認められており、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)においても同様に流産の可能性が否定できないため)。
〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉本剤はリバビリンと併用するため、次の点に注意すること:C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変の場合、授乳を避けること(インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)及びリバビリンの動物試験(ラット)で乳汁中への移行が認められている)。
〈悪性黒色腫〉悪性黒色腫の場合、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の動物試験(ラット)で乳汁中への移行が認められている)。
小児等
小児等に対する臨床試験は実施していない。
適用上の注意
14.1. 薬剤調製時の注意14.1.1. 添付の日本薬局方「注射用水」0.7mLを泡立てないように添加し、澄明になるまで静かに円を描くように回して十分に溶解させ(振り混ぜないこと)、しばらく静置して消泡した後、必要量を抜き取ること。1バイアルあたり投与できる最大の液量は0.5mLである。なお、本剤を添付の日本薬局方「注射用水」0.7mLに溶解したとき、溶解液0.5mL中に表示量のペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)を含有する。
14.1.2. 用時調製し、溶解後は速やかに使用すること(なお、やむを得ず保存を必要とする場合でも2~8℃で保存し、24時間以内に使用し、また残液は廃棄すること)。
14.1.3. 凍結乾燥製剤と溶解液を混和した際、溶液が変色していたり、浮遊物がある場合には使用しないこと。
14.2. 薬剤投与時の注意14.2.1. 皮下注射のみに使用すること。
14.2.2. 注射部位は上腕・大腿・腹部・臀部等の皮下とする。注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位そう痒等)が報告されているので、同一部位への反復注射は行わないこと。
14.2.3. 注射針を刺入したとき激痛を訴えたり、血液の逆流を見た場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
その他の注意
15.1. 臨床使用に基づく情報本剤に対する中和抗体が出現することがある(海外臨床試験)。

ペグインターフェロン アルファ‐2b(遺伝子組換え)(以下:PEG‐IFN α‐2b)は、インターフェロン アルファ‐2b(遺伝子組換え)(以下:IFN α‐2b)を平均分子量約12,000の直鎖ポリエチレングリコール(PEG)で修飾した高分子医薬品である(分子量約32,000)。PEG‐IFN α‐2bの生物活性は分子内のIFN α‐2b部分に由来している。また、IFN α‐2bと比較して、PEG修飾によって代謝及び排泄が抑制されるため、生体内での保持時間が長く持続的な体内動態を示す特性を有している。
16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男性(1群6例)に本剤の0.5、0.7、1.0、1.5又は2.0μg/kg注)を単回皮下投与したとき、血清中濃度のtmaxは投与後22~37時間、消失半減期は28~37時間であり、それぞれIFN α‐2bの4~9倍及び6~7倍に遅延又は延長していた。また、PEG‐IFN α‐2bの平均滞留時間(MRT)はIFN α‐2bの6~8倍に延長し、見かけの全身クリアランス(CL/F)は約1/10に低下していた。Cmax及びAUC0-tは用量に比例して上昇し、体内動態の線形性が認められた。
16.1.2 反復投与
〈C型慢性肝炎〉
C型慢性肝炎患者(15例)に本剤の1.5μg/kgを、リバビリン400mg(800mg/日)の1日2回経口投与との併用により、週1回48週間反復皮下投与したときの血清中濃度推移及び薬物動態パラメータを添付文書の図と次の表に示した。血清中濃度は反復投与開始後8週目までにほぼ定常状態に到達し、AUC0-168hrに基づく累積係数は1.12であった。
表1 C型慢性肝炎患者における反復投与時の薬物動態パラメータ
→図表を見る(PDF)

図1 C型慢性肝炎患者における反復投与時の血清中濃度推移

〈悪性黒色腫〉
悪性黒色腫患者(9例)に本剤の6μg/kgを週1回8週間反復皮下投与したときの血清中濃度推移及び薬物動態パラメータを添付文書の図と次の表に示した。AUC0-168hrに基づく累積係数は1.78であった。
表2 悪性黒色腫患者における反復投与時の薬物動態パラメータ
→図表を見る(PDF)

図2 悪性黒色腫患者における反復投与時の血清中濃度推移

16.3 分布
ラットに125I‐PEG‐IFN α‐2b又は125I‐IFN α‐2bを単回皮下投与したとき、放射能は脳を除く各組織に広範に分布し、腎臓における放射能濃度が最も高かった。125I‐IFN α‐2b投与では投与後1~4時間に最高濃度を示し、24時間にはほとんど放射能が消失していたのに対して、125I‐PEG‐IFN α‐2b投与での最高濃度は4~24時間に認められ、その後の消失も緩慢であり、72時間においても放射能が認められた。
16.4 代謝
PEG‐IFN α‐2bのヒト血清中存在形態についてゲルろ過クロマトグラフィにより検討した結果、PEG‐IFN α‐2b画分、IFN α‐2b画分及び両者の中間分子量に相当する画分のいずれにおいても、抗IFN α‐2b抗体反応性薬物及び抗ウイルス活性の存在が認められた。
16.5 排泄
カニクイザルに125I‐PEG‐IFN α‐2bを単回皮下投与したときの放射能の主排泄経路は腎排泄であり、投与後168時間までに放射能の約93%が尿中に回収されたが、尿中放射能の大部分は低分子量のペプチド、アミノ酸又は遊離の125Iであった。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎機能障害患者
腎機能障害患者(13例)に本剤の1.0μg/kgを単回皮下投与したときの薬物動態パラメータを次表に示した。中等度腎障害患者(CLcr:30~49mL/min)及び高度腎障害患者(CLcr:10~29mL/min)において、腎障害の程度に応じたCmax及びAUC0-tの上昇、t1/2の延長並びにCL/Fの低下が認められた(外国人データ)。[9.2参照]
表3 腎機能障害患者における薬物動態パラメータ(1.0μg/kg)
→図表を見る(PDF)

また、腎機能障害患者(12例)に本剤の4.5μg/kg注)を単回皮下投与したときの薬物動態パラメータを次表に示した。中等度腎障害患者(CLcr:30~50mL/min)及び高度腎障害患者(CLcr:<30mL/min)において、腎障害の程度に応じたCmax及びAUC0-tの上昇、t1/2の延長並びにCL/Fの低下が認められた(外国人データ)。[9.2参照]
表4 腎機能障害患者における薬物動態パラメータ(4.5μg/kg)
→図表を見る(PDF)

血液透析依存の腎障害患者(6例、CLcr:<15mL/min)に本剤1.0μg/kgを単回皮下投与後12~16時間に血液透析を行ったとき、血液透析を行わない場合と比較して、血清中濃度に明らかな変化は認められず、PEG‐IFN α‐2bは血液透析によってほとんど除去されないことが確認された(外国人データ)。
16.6.2 高齢者
高齢者(18例、65~80歳)に本剤の1.0μg/kgを単回皮下投与したとき、血清中濃度のCmax及びAUC0-tは、非高齢者(6例、20~45歳)とほぼ同様の値を示し、年齢層の違いによる一定の変動傾向は認められなかった。tmaxは高齢者において僅かに遅延したが有意な変化ではなく、また、t1/2、CL/F及びVd/Fについても年齢層の違いによる一定の変動傾向を認めなかった(外国人データ)。
16.7 薬物相互作用
16.7.1 薬物代謝酵素系への影響
健康成人(13例)を対象に、各CYP分子種(CYP1A2、2C9、2D6及び3A4)の基質となる薬剤を用いて、本剤(3μg/kg注))が各CYP基質の薬物動態に及ぼす影響を検討した結果を次表に示した(外国人データ)。
表5 本剤の併用薬への影響
→図表を見る(PDF)

16.7.2 リバビリン併用の影響
C型慢性肝炎患者(72例)に本剤の0.35、0.7又は1.4μg/kg注)を、単独又はリバビリン(1日2回経口投与:投与量600~1,200mg/日)との併用により、週1回4週間反復皮下投与したとき、本剤の血清中濃度及びリバビリンの血漿中濃度ともに併用による影響はみられず、薬物動態学的相互作用は認められなかった(外国人データ)。
注)本剤の承認された用法・用量は、C型慢性肝炎においては1回1.5μg/kg、C型代償性肝硬変においては1回1.0μg/kg、悪性黒色腫の術後補助療法では1回6μg/kg(1~8週目)及び1回3μg/kg(9週目以降)を週1回皮下投与である。

17.1 有効性及び安全性に関する試験
〈C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変〉
17.1.1 C型慢性肝炎患者(ジェノタイプ1かつ高ウイルス量)における本剤とリバビリン併用(48週間投与)での国内第III相試験
ジェノタイプ1かつ高ウイルス量(RT‐PCR法:10の5乗IU/mL以上)のC型慢性肝炎患者を対象として、本剤とリバビリンの48週間併用投与群とIFN α‐2bとリバビリンの48週間併用投与群(以下:対照群)とのオープンラベル並行群間比較試験を実施した。その結果、投与終了後24週目のHCV RNA陰性化率(ウイルス血症改善度)は、対照群が44.8%(113/252)であったのに対し、本剤とリバビリンの併用投与群は47.6%(121/254)であり、対照群に劣らないことが証明された。
表1 C型慢性肝炎患者(ジェノタイプ1かつ高ウイルス量)におけるIFN前治療効果別HCV RNA陰性化率
→図表を見る(PDF)

254例全例に副作用が認められた。主な副作用は、発熱(96.1%)、倦怠感(95.3%)、頭痛(91.7%)、食欲不振(83.9%)、関節痛(77.6%)等であり、臨床検査値の異常は、リンパ球数減少(96.5%)、白血球数減少(96.5%)、好中球数減少(88.2%)、ヘモグロビン減少(86.6%)、赤血球数減少(80.3%)等であった。
17.1.2 C型慢性肝炎患者(「ジェノタイプ1かつ高ウイルス量」以外)における本剤とリバビリン併用(24週間投与)での国内第III相試験
「ジェノタイプ1かつ高ウイルス量(RT‐PCR法:10の5乗IU/mL以上)」以外のC型慢性肝炎患者を対象として、同様に本剤とリバビリンの24週間併用投与群とIFN α‐2bとリバビリンの24週間併用投与群(以下:対照群)とのオープンラベル並行群間比較試験を実施した。その結果、投与終了後24週目のHCV RNA陰性化率(ウイルス血症改善度)は、対照群が77%(47/61)であったのに対し、本剤とリバビリンの併用投与群は87%(55/63)であり、対照群に劣らないことが証明された。
表2 C型慢性肝炎患者(「ジェノタイプ1かつ高ウイルス量」以外)におけるIFN前治療効果別HCV RNA陰性化率
→図表を見る(PDF)

63例全例に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、発熱(93.7%)、倦怠感(92.1%)、頭痛(82.5%)、関節痛(74.6%)食欲不振(73.0%)等であり、臨床検査値の異常は、リンパ球数減少(96.8%)、白血球数減少(92.1%)、好中球数減少(81.0%)、ヘモグロビン減少(77.8%)、赤血球数減少(74.6%)等であった。
17.1.3 C型代償性肝硬変患者における本剤とリバビリン併用(48週間投与)での国内第III相試験
C型代償性肝硬変患者を対象として、本剤とリバビリンの48週間併用投与によるオープンラベル試験を実施した。その結果、投与終了後24週目のHCV RNA陰性化率(ウイルス血症改善度)は、40.2%(41/102)であった。
表3 C型代償性肝硬変患者におけるジェノタイプ及びウイルス量別HCV RNA陰性化率*1
→図表を見る(PDF)

C型代償性肝硬変を対象とした国内臨床試験におけるリバビリンとの併用において、ペグインターフェロン アルファ‐2b(遺伝子組換え)1.0μg/kgで投与が開始された102例全例に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、発熱(93.1%)、倦怠感(88.2%)、頭痛(80.4%)等であり、臨床検査値の異常は、白血球数減少(91.2%)、ヘモグロビン減少(89.2%)、リンパ球数減少(87.3%)、好中球数減少(85.3%)、赤血球数減少(84.3%)、ヘマトクリット減少(80.4%)、血小板数減少(63.7%)等であった。
〈悪性黒色腫〉
17.1.4 海外第III相試験(EORTC18991試験)
原発巣の切除後84日以内及びリンパ節切除後70日以内のステージIIIの悪性黒色腫患者1,256例を対象として、本剤*1による術後補助療法群(以下:本剤投与群)(627例)と経過観察群(629例)を比較した。本剤投与群では、導入期として本剤6μg/kgを週1回8週間投与した後、維持期として本剤3μg/kgを週1回投与し、画像評価に基づく遠隔転移の出現*2又は治験中止基準に合致しない限り最長5年間投与することとされた。その結果、本剤投与群において、無遠隔転移生存期間及び全生存期間の延長は示されなかったものの、無再発生存期間の延長が示された。
*1:本試験では、50μg/0.5mL用、100μg/0.5mL用及び150μg/0.5mL用バイアルとの生物学的同等性が示されていない300μg/0.5mL用及び600μg/0.5mL用バイアルが主に使用された。
*2:局所再発又は所属リンパ節転移が認められた場合でも、遠隔転移の出現が認められるまで本剤の投与が継続可能とされた。
表4 悪性黒色腫患者における有効性成績(EORTC18991試験)
→図表を見る(PDF)

ステージIIIの悪性黒色腫を対象とした海外臨床試験において、安全性評価の対象となった608例全例に有害事象注)が認められた。主な有害事象は、疲労(94%)、発熱(75%)、頭痛(70%)、食欲不振(69%)、筋肉痛(68%)、悪心(64%)、悪寒(63%)、注射部位反応(62%)、うつ病(59%)、関節痛(51%)等であった。
注)本試験では有害事象と本剤の因果関係に関する情報を収集しなかったため、副作用は集計されていない。

18.1 作用機序
IFN α‐2bと同様にI型IFN受容体に結合し、IFN誘導遺伝子の発現を増強した。PEG‐IFN α‐2bの蛋白質部分の構造、各種生物活性及び作用機序がIFN α‐2bと類似していたことから、PEG‐IFN α‐2bの生物活性はその蛋白質部分であるIFN α‐2bに由来することが確認された。悪性黒色腫患者での効果の発現機序については不明である。
18.2 抗ウイルス作用
ヒト肝細胞癌由来細胞株Huh7細胞におけるHCVサブゲノムレプリコンの複製を阻害し、その時のIC50値は28pg/mLであった。また、HCVの近縁ウイルスであるウシウイルス性下痢症ウイルスに対して抗ウイルス作用を示し、その時のIC50値は130pg/mLであり、リバビリンと併用することにより、抗ウイルス作用が増強した。脳心筋炎ウイルスにおける抗ウイルス作用の比活性(蛋白質量あたりの活性)は、IFN α‐2bの約28%であった。
18.3 腫瘍細胞増殖抑制作用
PEG‐IFN α‐2bは、ヒトバーキットリンパ腫由来細胞株Daudi細胞及びヒト悪性黒色腫由来細胞株WM9細胞に対してIFN α‐2bと同様に腫瘍細胞増殖抑制作用を示した。
18.4 免疫系への作用
抗ウイルス作用に関与する宿主免疫機能である、主要組織適合抗原複合体クラスI抗原の発現、ナチュラルキラー活性及びリンホカイン活性化キラー活性に対してIFN α‐2bと同様に増強作用を示した。

製造販売会社
MSD
販売会社
 

おくすりのQ&A

解決済回答1

エスポー皮下用24000シリンジの算定について質問させて下さい

手術前に自己血貯血をする患者さんがいます。 2回に分けてする予定で、1回目400cc、2回目400cc、トータル800ccする予定となっています。...

薬価・添付文書  その他

解決済回答2

ジャヌビアについて

気管支喘息発作で入院し、ステロイド(ソル・メドロール)を投与中、血糖が高いとステロイド性の耐糖能異常にてジャヌビア錠を処方されています。...

薬価・添付文書  製品

解決済回答2

チャンピックスについて

投与期間は12週間となっていますが、入院中に投与された場合には、ニコチン依存症管理料の算定期間には含まれないため薬剤料の算定のみできるのでしょうか...

薬価・添付文書  製品

解決済回答2

アセチルシステイン内用液の残薬の請求について

例えば蒸留水20mL1Aの添付文書には「残薬は決して使用しないこと」とされており、仮に0.5A使用したとしても1A分として請求し、レセプトには(使用量...

薬価・添付文書  その他

解決済回答1

ネキシウムの適応について

ネキシウムの適応症に質問します。
胃食道逆流症は適応でしょうか?

薬価・添付文書  その他

10分調べても分からないことは、
しろぼんねっとで質問!

質問する

すべての方が気持ちよくご利用になれるよう、第三者に不快感を与える行為(誹謗中傷、暴言、宣伝行為など)、回答の強要、個人情報の公開(ご自身の情報であっても公開することはご遠慮ください)、特定ユーザーとの個人的なやり取りはやめましょう。これらの行為が見つかった場合は、投稿者の了承を得ることなく投稿を削除する場合があります。